昨日になりますが、SF短編「終わる世界で眠る灰」を掲載しました。
こちら、2020年にノベルアップ＋で掲載していた作品で、900文字あまり加筆修正したものとなっています。
元は長編作品（投稿サイト未公開）の前日譚というか、エピソード0 といったサイドストーリーでした。
遠い未来、終わりゆく世界で暮らす兄と妹が、アンデット（ゾンビ）の脅威に抵抗しながら生き抜く物語で、兄妹が生まれる百年余り前に何があったのか……という、発端の一部が「終わる世界で眠る灰」になります。
ですから、元の長編とキャラは被らないのですが、同一の世界観の物語となっています。
この長編の方を、半年ぐらい時間をかけて全面改稿したうえで、公開したいかな……と思っています。
二年半ほど前に書いた小説ですが、今回カクヨムに投稿するにあたって読み直して、うん、私こういうの好きだよね（笑）と改めて思いました。
ことごとく流行りからずれてるよねぇ（笑）
どこか薄暗くて物悲しくて、でも最後まであきらめない。願いを求めて前に進み続けるという。
そんな物語ですが公開して一晩たって、うーん、これはもう一つ、別視点の話もあった方がいいな……と思った次第です。
いちおう作品としては「完結」のボタンを押してしまいましたが、もしかすると……いや、たぶん、もう一話分くらい追加するかもしれません。
その時はまた改めて、お知らせしたく思います。