伊藤　薫

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8作品

警視庁刑事・真壁仁シリーズ

　ただ犯人を捕らえる。それだけの信条を胸に秘め、地道な捜査に血道を上げる。その姿からあぶりだされるのは、刑事たる執念と矜持。警視庁捜査一課刑事・真壁仁の活躍をストイックに描く迫力の警察小説集。

※時系列は以下の通りになっています。
　新宿巡査 → 沈黙の盲点 → 逆転の雨 → 梟の夜 → 相克のペルソナ
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作者のおすすめ順
#1

新宿巡査Ⅰ／
伊藤　薫

　警視庁巡査を拝命した真壁仁は晴れて新人警官の一員となった。ところが警察学校の教官から「ふざけるな」と一喝を食らったことで、ヤクザや外国人ら魑魅魍魎が集う巨大繁華街ー歌舞伎町を抱…
「逃げたぞ！」歌舞伎町で苦闘する若き警察官の肖像ー。
伊藤　薫
#2

新宿巡査Ⅱ／
伊藤　薫

　新人警官の真壁仁は歌舞伎町交番に配属された。地域課の一員として、同僚たちと日本で一番多忙な交番で研鑽の日々を送る。
交番警官たちの日々
伊藤　薫
#3

新宿巡査Ⅲ／
伊藤　薫

　歌舞伎町交番に配属された真壁仁は夜間の巡回中に、不審なワゴン車を発見する。車内で女性が眠っている。その女性に、どこかで見覚えがあった真壁だったが...
「真壁、まだ終わってない。戻ろう」
伊藤　薫
#4

新宿巡査Ⅳ／
伊藤　薫

　新宿西署の真壁仁は上司から、同署に配属されたあるキャリアの醜聞を聞かされる。醜聞の処理をまかされた真壁だったが、過去に補導した中学生の失踪事件が絡み、事態は大きく動き出していく。
エリートの心奥に直面した若き警官が見たものとはー。
伊藤　薫
書き出しがいい
tsutsumi
#5

沈黙の盲点／
伊藤　薫

　事件の始まりは、上野南署にかかってきた1本のタレコミ電話だった。マンションで発生した小学生の墜落事故が、実は「殺人」だったというのだ。犯人として名指しされた小学生の父親は心臓発…
「あなた、自殺する気だったんじゃないですか？」
伊藤　薫
地に足のついたリアリズム警察小説
久保田弥代
#6

逆転の雨／
伊藤　薫

　上野公園で老人の変死体が発見された。遺体の状況に不審を覚えた上野南署の刑事、真壁仁は特捜本部の線とは別に、独自にある線を追い始める。雨の日の東京を舞台に、真壁のもっとも長い一日…
若き刑事のもっとも長い一日が始まるー。
伊藤　薫
いわゆる本格ミステリーって奴ですかね。かなり重厚です。
@makityann
#7

梟の夜／
伊藤　薫

　雪が降りしきる深夜未明、池袋の東京芸術劇場で、京都から東京に出張中の中年男性の変死体が発見される。被害者は鼻と頬骨を噛みちぎられていた。警視庁捜査一課に配属された真壁仁は殺人犯…
  • 残酷描写有り
冬の東京。都会の闇と対峙する警視庁の若き刑事。
伊藤　薫
謎の変死体――冬の東京を舞台に描かれた上質な警察ドラマ
式丞 凛
#8

相克のペルソナ／
伊藤　薫

　警視庁捜査一課の刑事・真壁仁は同僚の清宮祐希から奇妙な相談を受ける。女子高生に声をかけられ、同級生が人を殺したと打ち明けられたという。真壁は清宮に声をかけた女子高生とその同級生…
殺人を告白した少女の心奥に、若き刑事が迫る―。
伊藤　薫