こんばんは。インフルエンザの予防接種跡が痛い飯田です。注射苦手で倒れるんで寝て打ってもらいました。
掲題、『バイバイ、マイハッカー』完結しました!
総文字数75,869字。9月からの連載で2ヶ月ちょいくらい続きましたね。
コンセプトとしては「女子高生版、ダイ・ハード」。ブルース・ウィリスを浜辺美波がやりました的な(あの子はもう女子高生やるの厳しいか……)
せっかくなので制作秘話。
本作を書くに当たってハッキングについて勉強しました。とはいえ作中でガッツリハッキングシーンを書くつもりはあまりなかったので、さわりのところだけ。『ホワイトハッカー入門』という本でお勉強。ネットワークセキュリティについてかなり細かく学べました。
このところ小学生の頃に読んだ『デルトラ・クエスト』を読み直すのにハマってまして、あの手の作品って手持ちのアイテムや武器をチラッとリスト風に出したりすることがあるんですよね。あとゲームなんかでもアイテムを手に入れると「◯◯を手に入れた!」みたいな表示あったりするじゃないですか。あれをイメージして作中の演出入れました(何のことかは読んで確かめてみてくださいな)。
Twitterですずめさんともチラッと話しましたが、本作は「若い男女だけど恋愛感なし」を目指したところもあり、コレキヨと英美里はあんな感じになりました。そもそもカレンもいるしね。
モデルにした『ダイ・ハード』が3あたりからバディものっぽくなるので、最初から英美里の「相棒」的なキャラが出ることは確定。人数は書きながら何となく決めました。
完結後すぐにレビューもいただきまして、感謝感激でございます。しかもねー、尊敬してる方からもらうと尚のこと嬉しい。はぁ、もう一生ついていきます。
さてさて話題その2!
カクコンについてです。
Twitterでは「無理して出るな」と言われたので無理に出る気は毛頭ないのですが、手持ちで3万字くらい書いてるのがありまして、これ転がしたらもしかして1月末までに10万いくかな? という気がしてます。
――今年のカクコンはホラミスではいかないと言ったな。あれは嘘だ。
結局ホラミスっぽくなりそうなんですよね……まぁでも、今年はエンタメ総合で遊びたいのでホラー部門には行かないようにします。あっちは母数少ないから勝ちやすいんですけどね。まぁでも楽しめそうな方に。エンタメ総合でご一緒する皆さん楽しみにしてます!
あらすじだけ書いておきましょうかね。
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「禍魔(まがつま)の仮面」という古の呪物が見つかった――そんな報告を受け、僕、飯田太朗は一路現地である軽井沢へ。
果たして禍魔の仮面が見つかったという大海村へ行く途中、乗っていたバスが事故に遭い、僕は軽井沢の山中にある孤立した村、吾妻村(あがつまむら)にたどり着く。
かつてのキリスト教宣教師が作ったとされる村。時計塔や城壁など、異国情緒あふれるこの村は五日後に「カーニバル」を迎えるのだという。
そんな村の時計塔の中で、僕は禍魔の仮面をかぶった子鬼と出会う。
子鬼は告げる。
――探して。トモダチ、探して。
地元に根付く子鬼伝説とは? トモダチとは? カーニバルとは? そして、禍魔の仮面とは?
異国民俗学風ミステリー、開幕。
*
先ほども書きました通り、無理に出るつもりはないので本作が軌道に乗らなければ出ません。そこはあしからず。
12月半ばの時点でどうするか決めましょうかね。それまでは公開せずに様子見ます。
なので!
12月14日から(始められたら)スタートとします!
他にも書きたいものがたくさんあるから頑張らないとね。
これからもよろしくお願いします。