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正しい中世の黒パンが硬い理由

黒パンが硬い理由としてよく酵母が挙げられていますがそれは間違いで、ライ麦パンという保存に適した黒いパンを一週間以上保管すると硬くなり(実際は1日で大分硬くなるらしい)、そのまま長期間保存できるため一般的に硬いパンが使われているそうです。

黒パンが硬くなる理由:
知りたい!ハイジの黒パンと白パン https://camelia.co.jp/magazine/life/97
※スイスはヨーロッパの構成国の一つ


パンが硬いのは他にも理由があって、
中世では小麦は高級品で、グルテンをあまり含んでいないライ麦や大麦がパンの原料として使われています。グルテンをあまり含まないためライ麦は黒くて硬いパン、大麦は白くて硬いパンになるようです。

どの種類のパンにも酵母が使われているため、酵母がない世界=パンが存在しない世界となります。

詳しくは:
wikipediaの中世料理の記事



それから補足として、米が存在しなかったり家畜の餌扱いされている作品をよく見かけますが、中世での米は輸入で手に入る高級品です。これも上記の記事に書かれていました。



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