犀川ようさんが主催の自主企画『第一回 さいかわ卯月賞』にて、特別賞をいただきました。
今回のテーマは『春』。テーマに沿った二千字以上四千字程度までの「新作短編小説」が対象です。
さいかわ卯月賞に応募したのは『はるの風』。
平安時代初期を舞台にした、若き日の小野篁の物語です。
時代小説という読む人を選ぶジャンル、しかもさらに読む人を選ぶ平安時代という舞台で書いたにもかかわらず、特別賞をいただけたこと、本当に嬉しいです。
本作品は、普段連載で書いている小野篁の物語スピンオフでした。普段の連載を読んでいただいている方にはもちろんのこと、まったく読んでいない人にも楽しんでもらえるよう、また平安時代という独特な文化を理解していただけるよう、さらにいえば春に関する物事をこれでもかと詰め込んで書いた作品です。
もう、色々と語っている場合じゃないですね。未読の方、ぜひお読みください。
そして、犀川さん、ありがとうございました！
はるの風
https://kakuyomu.jp/works/16818093075228086703