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自主企画「Let's 海外/旅する貴方を追いかけて」を終えて

昨日はバレンタインでしたね。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私はある方からチョコレートやパンを沢山頂きまして、お腹いっぱい幸せいっぱいの一日を過ごしました。ありがたいことです♡
後はバレンタインがテーマの短編を投稿出来れば最高だったんですけどね……。実は月曜日から体調を崩し、暇さえあれば寝ていたものですから、間に合いませんでした。嫌になっちゃうな。
まあ気にせず、完成したタイミングで公開しようと思います。
「恋はシュールなDestiny」の読者さま、待っていてくださいね。これはバジルちゃんのちょっぴりビターな特別編になる予定です。


話は変わりますが、先月久々に立ち上げた自主企画「Let's 海外/旅する貴方を追いかけて……」が十二日に終了しました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16818023211779909801

「実在する海外の地域が舞台の旅物語 or エッセイ」というかなり厳しめの条件下で(私の説明が勘違いを誘ったのか一部「旅」とは関係のない作品も含まれますが)のべ十四作ものご参加を頂きました。皆さま本当にありがとうございます。
期間中は残念ながら数作にしか伺えませんでしたが、企画の記録は残りますので、今後の読書はなるべくここから……と考えております。
あきのなさまの「君に傘はいらない」や久納 一湖さまの「ニューヨーク一人旅」などかなり気になっておりますので、その内にお邪魔させて頂きますね。今しばらくお待ちください!

(あとこれは個人的なアホ話なので読み飛ばして頂いても構いませんが、実は敬愛する友人が本企画に「モロッコ一人旅」のエッセイで参加してくださるはずだったんですよ! でも仕事が忙しくなってしまったらしく「公開は後日別の場所で」ということになっちゃって……。あーあ、残念。もうご飯が一日三食しか喉を通らない←)


当初の予定では、以前の企画「英国へ愛を込めて」の時のように全作拝読後にノートにて全作紹介をさせて頂く予定でしたが、なかなか時間を取れず申し訳ありません!
☆「英国へ愛を込めて/参加作品紹介」
https://kakuyomu.jp/users/sherlockian-1/news/16817139558464589453

個人的にHOTだった作品を一つだけご紹介して、この企画を終えたいと思います。
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ズボラなイタリア生活雑記帖/橋本圭以さま
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892382492

(以下は私が寄せたレビュー文です)

目から鱗が落ちっぱなし。日本人がいかに色眼鏡でイタリアを見ていたかどうかがよく分かる、オモシロ情報いっぱいのエッセイです。えっ、イタリアってそういうトコロだったの?!
しかも著者橋本さまのユーモアセンスは抜群。「クッキーを焼いた話」は腹が捩れるほど笑ったし、「海外の100の質問」では淡々と語られる海外事情を「ふんふんふん、そうなのね〜」と真面目に受け止めて油断していたから、100個目のコメント部分に耐えられなかった。「もし僕が火なら」の話を読んだ時には、笑いで狂い死ぬと思った。なにその詩。すごい好き。
とにかくもう全編にユーモアの嵐が吹き荒れてます。だから読んで。読んでねみんな。

けれど、「マルタ旅行記①マルタに行こう」からはそれまでの雰囲気が嘘のように一変して、爽やかなバジル色の風が吹き抜けて行くような本当に美しい旅レポになる。
ああ……なんて素晴らしいんだろう。空港のざわめき、島で話される不思議な言葉、多彩な料理、海を渡るボート。旅の一挙手一投足が目に浮かぶようだ。私もいつかイタリアへ行きたい。飛行機に乗って、素敵なホテルに泊まって、街のレストランで美味しいアサリのスパゲッティを食べたい。

橋本さまのエッセイは何もかもが新鮮で楽しい。読むだけでポジティブ思考になれるくらい、明るくて賑やか。私の生きる世界はこんなにもユーモアに溢れていたのかと思うほど。
ずっと読んでいたいけど、ついに今日読み終わってしまった。あーあ、再び更新される日が待ち遠しい。
でも、日々の体験をこんなに面白くお書きになる方なら、物語の方もきっと凄いに違いない!私は「覚書《リコルディ》~フィレンツェ宝飾職人の事件簿~」など他作品もフォローしちゃいました。

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素敵なご縁をありがとうございました!

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