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電車に揺られても、心は揺れないよ

時々忘れちゃうけど、私たちは会社の所属じゃない。
上長に注意されたりすると間違ってしまったって思うと、自分の所属があたかも会社であると錯覚してしまうけれど、私たちの本当の所属は愛しい恋人であって、大切な家族であることを絶対に忘れてはならない。
会社で注意されることは会社の方針から逸脱してしまったからで、それは隷属を促すものではないということ。
心理の誤作動により、人は深刻に考えてしまうこともあるけれど、私たちひとりひとりの所属は愛しい恋人であり、大切な家族であることを忘れてはならない。忘れないように注意深く自分を意識付けなければならない。

会社だけが世界にならないように。世界は広く美しく面白いものにあふれている。趣味なんかなくてもいい、仕事が趣味ならそれは素晴らしいこと。だって所属を忘れないことに一役買ってくれるから。私たちの所属は愛しい恋人や大切な家族。仕事は趣味、本業は恋人や家族であることをきちんと意識づけをしなければならない。
誰にも負けないプロフェッショナルな部分をだれもが持つべき。
私?私は彼を愛すること、彼の恋人としては世界的な権威であり続けるつもり。それが誰にも負けないプロフェッショナルな部分であり、私のアイデンティティ。

出勤の電車で思うのは今日の仕事のこと、そして愛しい彼のこと。
帰宅の電車で思うのはただただ彼のこと。
電車に揺られても私の心はいつも彼と共にある。

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