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見つつ書く

先日の『ファンタスティック・プラネット』のあとこれも見ーやされたのと個人的に興味があったので、『砂漠でサーモン・フィッシング』と『プリデスティネーション』と『オッドトーマス』と『レッド・ライト』を見つつ小説を書いていました。二窓+テレビモニタ+ワード+延長という極限スタイルです。わたしゃ映画評論家でも自称する気なのか。まあシベリア超特急的な小説を書いてはいるけれど。

これは完全なる偶然ですけど、原作つきの映画が多いですね。
『砂漠で~』は映画を見ていた深夜に地上波でやってただけですが、実に英国面あふれる笑っていいのかドキドキしちゃうコメディでした。マジ英国。原作は『イエメンで鮭釣りを』ですが、土地柄を考えればなにを冗談にしてるのか分かりますよね。ハハ、ブリティッシュジョーク。

『プリデスティネーション』はハインラインの『輪廻の蛇』の映画で、どこをどう切り取ってもネタバレるのでマジ難しいです。あらすじとしては完全なる半陰陽として生まれた捨て子ちゃんが超絶能力高いんだけどハチャメチャに運が悪くて男性を選ばざるをえなくなったんだけど実はそれは云々かんぬん。
まぁでもね、古典SFでストーリーがいいのはもちろんとして、とりあえず8分から15分くらいまでのバーでの主人公の会話が、1970年という設定込みで気持ちクサいものの超絶オシャレなので、そこ見て気に入ったら最初からぜんぶ見てって感じです。

『オッド・トーマス』は私がごく個人的にアメリカのラノベ王と呼んでいるクーンツ原作で、幽霊が見えちゃうティーン・エイジャーが犯人を捕まえるお話。ひたすら内面を語りながら進行する青春映画風味のアクションコメディホラーなので、もう完全にラノベ。ヒロインの設定からしてもう。ミステリー調ではあるんですけど、なんかこう勢いで誤魔化していく感じでした。たぶん明日には忘れてます。

ほいで『レッド・ライト』はめっちゃ面白いじゃ――クソがぁ!! って感じでした。というかこれ、シガニー・ウィバーとロバト・デニ郎が出てて主人公はハリウッドが誇るガチ陰キャアイルランド俳優にしてオッペンハイマーやったキリアン・マーフィー! 俳優陣の情報が過多!
ストーリーとしてはいわゆる超能力とか心霊現象を暴くシガニーとキリアン物理学者が超能力者かもしれないデニーロに挑むお話。
途中までいいの! マジでいいの! でもオチ回りがマジでもうオイコラ手前ぇロドリゴ・コルテス! お前いっつも大事なところで陽気なスペイン人性を発揮して雑にやるよな! そこ直せよ! 私にもブーメランだけどさ! という感じです。
いやでもほんと、オチ回り以外はとてもよいんです。よいんですからオチ手前ぇロドリ(ループ)

そんななかちゃんと小説を書いているんだから私はえらいと思う。
さ、次は第一次世界大戦後のハンガリーが舞台とかいうド・ニッチ映画『ポスト・モーテム』(ハンガリー産)と過激派環境テロリストスナイパーが主人公とかいうデンマーク映画『孤高のスナイパー』となんだこのチャンネル!?


明日のラッキー思いつきフレーズ
『最近ファッション誌をよく読むんだけどさ、何とか感が多すぎてこっちの頭の中まで抜け感でてくるし、透け感が強まってフワフワ感でてくる感ある感?』

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