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感動の種類

最近、あまり表立ってカクヨムで活動しておりませんでした。
何してたというと、紙の本読んでました。
十二国記。今回のお話は全4巻ですよ。多い。笑

いやでもその分量に見合う壮大なお話でした。
何度も泣いてしまった。ていうか最終巻の残り半分くらいから泣き通しで、文字が読めなかった。(´;ω;`)笑

小説で泣く事はありますが、こんなに泣き通しだったのは初めてかもしれません。
しかも悲しい…って感じよりも、何か熱いものがたぎって堪えきれず、って感じの涙が多かった。
いやー、面白かった。大満足です!!



こういう作品に出会えた時、本を読む楽しみを知っていて良かったなーと本当に思います。

私は芸術というものに触れるのが好きです。
芸術は感動を作るものですからね。

生の音楽を聞きに行ったりもします。
クラシックとかジャズとか。
コンサートっていうのは、ただ音源を聞くのとは違う高揚感がありますよね。
あの会場の空気がそうさせるのもあるんでしょうけど。

音楽の感動と小説を読んだ時の感動というのは種類が違うなぁ、と最近思いました。

音楽の感動は実に華やかです。
パッと目の前を鮮やかにして、世界の色を変えてしまいます。
余韻がぽわぽわと頭に残って、浮かれた人になってしまう。

小説の感動は実に静かです。
水が地面の下へ下へと浸っていくみたいです。
頭の中に芯が一本残って取れなくなるように、いつまでもあるシーンが居座り続ける。

私があまりに家に引きこもって本ばかり読んでるので、身内から心配(苦情か?)される事があります。
君はそんな人生で楽しいか?と。(辛辣だな)
いつも私は自身満々に、楽しい!(`・ω・´)って答えるんですけどね。笑

その人はフィクションの本を読まないんです。
小難しい参考書は山のように読むし、漫画やアニメは見るし、音楽も聞くんですけどね。
唯一、ノンフィクションの本だけ読まない。そういう習慣がなかったようです。
小説の感動だけは知らないんです。
まぁ慣れてないと苦行ですからね、読書って。笑

今この場にないものや、経験し得ない体験で感動出来るなんて、素晴らしくてありがたいなと思った日でした。(´ω`*)

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