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#匿名短編バトルきみのロボット編 お疲れ様でした

 BGM: Alan Walker ft.Gavin James - Tired

 この度は皆さん、「#匿名短編バトルきみのロボット編」お疲れ様でした。[TiER] で参加しておりました丘灯秋峯です。
終了から大分遅ればせながらですが、感想を。

 多忙な時期なのもあり、なかなか他作品を読みに行く暇がなかったのですが、逆に4月10日という大分滑り込み参加にも関わらず、PV52、応援3をいただいたという事実に感謝するばかりです。いい機会と思い皆さんの短編を作者名と照会してゆっくり読んでいきたいな、と思っています。

 何よりも面白かったのは、「あ、これタイトルからしてあの人かあの人を意識してんだな」とか、「これ渋い題材だけどあの人っぽいな、意外だわ」という、匿名コンという場を活かした楽しませ方をしている方々が多く見られて、Twitter内での盛り上がりを見るのが密かな楽しみだったこと。
 「TiER」という凝ったタイトルにしたのにTwitterの完全一致検索が機能してなくてエゴサーチに苦戦する中、読んでくださった方の反応、弱点指摘がすごく嬉しかったが、ファボリツすると確実に作者バレして萎えるだろうで出来ない苦しみも味わえました。そして今しにいこうにも探せない。どうなってんだあの検索機能。

 もしまた機会があるなら上位を目指し初動から参加したいなと思うのですが、それにはやはり書き手読み手の方々に認知だけでもされるようにしなければな、難しいな......と思うばかりです。



 話は変わりますが拙作「[TiER]」、様々なモチーフやパロディを混入しているのですが、お判りになられるでしょうか。と言うよりも私自身ロボットものは好きですがかなりライトなのでどうしてもパロディになってしまう上、一日で構想して書いたクオリティなのでお叱りを受ける出来だったと回想する。

 世界観的には、私が大好きなFPSゲーム「Titanfall 2」に影響を受けています。固有名詞が多くて読みにくい、と言う指摘がありましたが、あの自然と固有名詞が会話内に差し込まれ、ストーリーを進めるうちに自然と身について行く構造がすごく憧れです。
 やはり短編だと固有名詞を差し込もうにも理解していただく隙がないのだな、と身をもって理解できた。そこがやはり反省点の一つ。

 挿入したモチーフの一つめが「Titanfall 2」。
 二つめは、ノルウェー出身の作曲家アラン・ウォーカーの楽曲です。具体的に列挙すると「Faded」「Alone」など。あの歌詞からインスピレーションを受けた、と言うよりそのまんまですね。
 主人公(...といっていいのかわかりませんが)のアラン・タニヤマ、イゼル・ホープスヴィル の名もそうですね。アラン・ウォーカー、ボーカルのイゼリンがモデルです。

 三つ目は、数学者 谷山豊と志村五郎です。
 彼らは、かの有名な数学の難問「フェルマーの最終定理」の証明の突破口の一つとなった「谷山・志村の定理(谷山・志村予想)」を考案した人物なのですが、その経緯がすごくドラマチック(に脚色され伝わっている)なのです。昔からフェルマーの最終定理と数学者たちの闘いをモチーフにした作品を書きたかったのですが、こう言う形でその一部を叶えられたようです。
 アラン・谷山。イゼル・ホープスヴィル(志村)......。 惜しむらくはもう少しこの二人の人生と、TiERに繋がるドラマを書きたかったのですがやはり2,500字という枠組みでは足りない。その中に収めようと努力したことはいい経験になりました。



 しばしば短編企画に参加すると、終盤で認知して一日か二日で構想執筆し顰蹙を買うのがいつもの流れであり、今回もそのスタイルを崩せなかったのが本当に惜しいです。また機会があれば、始動段階から参加しクオリティを高めた作品を投げつけたいものです。


P.S
 今回参加作の「[TiER]」に修正を加えたものを私の名義で投稿しております。そこまで変更点はないですがご覧になっていただければ幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883555330/episodes/1177354054885664671

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