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剛忠後継と隆信相続について

いつも愛読していただきましてありがとうございます。

今日(2021年11月1日)投稿分で、第4章が終わり、残すところあと数話になってまいりました。
そこで前もってお伝えしておきたい事があります。

今後描くことになる、剛忠後継と隆信相続について、拙作は通説とは違う展開を用意しています。 


通説(歴史書:九州治乱記や直茂公譜考補など)
天文十五年、剛忠死去により、水ヶ江家惣領に隆信が就任する
天文十七年、村中家当主、胤栄死去により、隆信が当主に就任し、本家と庶家を統一する


理由としては、鈴木(宮島)敦子氏の論文「龍造寺隆信の龍造寺家家督継承問題」における主張に、私が賛同しているから。
論文では、当時の史料や違う歴史書から、この二つの問題は、通説とは違う形で決着したことが述べられています。

読者の皆さんの中には、歴史に造詣が深く、「これは違う、デタラメだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、こうした事情をご理解いただいた上で、読み進めていただきますようお願い致します。

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