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投稿漫画『 46本のインスツゥルメンツ 』、表紙画像

昨日に続き、表紙( 『 扉 』と言います )の画像をUP致します。

表紙が見開きの作品は、当時では、あまり見かけませんでした。 ストーリーのページ数が減るので、編集から「 待った 」が掛かるのです。 この作品を描いた時点ではプロではないので、アマチュアとしては、かなり大胆な挑戦ですよね。 今から思えば、ある意味、無謀な挑戦だったかもしれませんが、私的には、手塚 治虫先生の教えである「 アマチュアである以上、自由に表現せよ。 自分のテーマを表現する手段の選択においては、それまでの慣習に従うな 」と言う教義に従ったまでですので、何の躊躇もなく描いていました。(笑)

画像、真ん中にある『 シミ 』は、その後、同人誌にも掲載した為、貼り合わせて反射原稿とした『 名残り 』です。
拙作『 萌黄色の五線譜 』にも出て来た記述で、セロハンテープで楽譜を修正すると粘着成分がシミ出し、未来の後輩たちが読めなくなる、てのがありましたよね? まさに、それです。 セロハンテープで留めた跡です。(笑)

画像の中央上部に、矢印と寸法が書いてありますが、コマ落としの場合、作者が『 見せたい 』作画部分を、印刷所に指摘する為、寸法を入れます。 180、とありますが、少年誌の原稿サイズが180( 横幅 )で、見栄えを良くする為、実際には少し縮小して印刷されます。

後日、他の作品の選考結果も調べてみますね。

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