というわけで、カクヨムコン6にて特別賞とComicWalkerマンガ賞を受賞した作品『追放王子』が書籍化辞退になった経緯と心境を近況ノートにまとめました。
長々とお目汚しですいません。
昔の話ではありますが、色々と差し障りがあるといけないので、限定にしてあります。
興味のある方はお読み下さい。
担当した編集者の名誉のために申し上げますと、他の作家さんからは『良い』『アイデアを出してくれるので助かる』と好評価されています。
ただ、私が彼のアイデアを拒否した時に、『自主制作じゃないんだから、言うことを聞け!』とKADOKAWAという大組織をバックに『発注者と下請け』の関係で居丈高に振る舞い、作品をコントロールしようとしたことは本当に嫌でした。
また、『あなたの思い違い』『あなたの勘違い』と打ち合わせたことを全て反故にし、その責任を作者にかぶせようとしたことで編集者への信用はゼロになりました。
私の作品に手を突っ込んでグチャグチャにして、責任を私に負わせたことを今でも根に持っています。
なので、当該編集者のメールアドレスはブロックしていますし、KADOKAWAのAレーベルはお取引しないブラックリストに入れてあります。
最初にコミカライズの声を掛けてくれたX社と取引するべきだったなと、今でも自分の決断に後悔しています。
書籍化用に作った主人公アンジェロが南へ追放されるアイデアは、
↓
没落貴族
https://kakuyomu.jp/works/16817330664145150974で使っています。
KADOKAWAのAレーベルの出版辞退をしてから、『追放王子』は他社からお声掛かりはありませんでしたので、もう『追放王子』の商業化はよいかなと。
追放王子はウェブで完結させアマゾンのKDPでやろうかなと最近は考えています。
と長々書いてしまいましたが、色々思い出し、精神的に不安定になった原因――芦原先生が自殺されたセクシー田中さん事件は、色々と考えさせられてしまいます。
小学館はもっと早くセクシー田中さんを休載する判断をして、芦原先生の心身を休ませてあげれば良かったのになと、後出しのタラレバですが考えてしまいます。
また、問題になった芦原先生のブログは、小学館や編集部からプレスリリースとして出した方が良かったと思うのです。
芦原先生を矢面に立たせた編集者の判断は悪かったと思います。
結果、芦原先生は冷たい一月の水に身を投げて亡くなられたのです。
小学館の社長、編集長、編集者は辞表を出してもらいたいと思います。
人が一人死ぬという回復不能な事件が起ったのに、責任者である社長や編集長、当事者である編集者は、昨日と同じように仕事をすることが許されるのでしょうか?
私はおかしいと思います。
下手をうったらケジメをつけるものでしょう。
目と耳を塞ぎ、口だけ開いて自己弁護し、逃げ回るつもりなのでしょうか。
潔く腹を切ってもらいたいです。