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『令嬢イリナ・アドラーの~』完結しました&次作について

完結して二週間ほど経ってしまいましたが、あとがき的なものを書くといっていたので……。
思いつくままに長文を書いてるので、お時間ある方どうぞ!
後半は次作(かも?)について書いてます。


今回は最初は本当に5万字くらいの軽く読める、溺愛でざまぁものに挑戦しようというのが始まりでした。
浮気した婚約者の元に行ってアワアワさせ、しかし反撃されるんだけど実は本人じゃないので、でさらにひっくり返す!というざっくり構想です。

同時に冒頭の列車の出会いシーンは最初から浮かんでいて、そこから設定詰めているうちにいろいろ盛ったり削ったり足したり引いたりするうちに、長くなりました。なりすぎました。
たぶん、削れる余分なとこいっぱいある……と思ったんですけど、そこも含めて投稿してみれるのがWeb小説のいいところなのかなあとも思います。(数か月おいて見直したら、思い切り大ナタ振りたくなっているかもしれない)

最初の五万字くらい構想から外れていった時点で、細かいスパンで何か謎を出す形にしようと目標を立てて進めてたんですが、そのせいで若干最初に盛りすぎた感もあります(笑)
イリナも周りも隠していることがいろいろあって、それが明かされながら話が進み、殺人未遂が起こり……で話が進みます。が、書きながら、事件部分をもっと探偵ものっぽくしてもよかったのかなとか迷いました。入学試練設定すぱっと切っちゃって、セイレンの街に滞在中に起こるアレコレという感じで……とか。

ノアについて。イリナの元に来た経緯とかイリナへの忠誠心はどこから来ているのかとか設定はあったんですけど、尺的に出せませんでした。いつか出すかもしれないです。

溺愛について。どうもいざとなればヒロインはヒーロー救える強さがある!っていう図が好きなせいなのと、今回はイリナそれどこじゃない状況、ということで甘々溺愛とはちょっと違ったかも。少なくとも受けとるイリナ側に余裕がありませんでしたね。
もともと恋愛メインより、サスペンス部分とか冒険部分をメインに恋愛をスパイスとして入れたいと思って書くことが多いです。(恋愛ものも好きなんですけど、普通に読んで満足しちゃいがちなタイプ。例えば仕事で書けと言われたら書くけど、趣味だと後回し、みたいな。なので嫌いとか絶対書きたくないとかではないです)
割とシリアスな問題が進行中にしがちなので、それも原因の一つですね。



……とか言ってるんですけど、事件追いながらちゃんとヒロインを(一方的に)イチャイチャ(?)溺愛してる現代舞台の妖ものファンタジー中編(短編かも?)を1つ書きました。
もとは一度くらい逆ハーレムものに挑戦しようと思ったのが始まりです。どっちかというと、自分は逆ハーレムよりカップルがそれぞれ存在するほうが好みなんですけど(当て馬とか、仲間や友人として好かれてるのは別)、そんな自分が書いたらどうなるのかなーと。

まあ、予想通り王道に逆ハーはできてないです。
やるなら徹底的に逆ハーさせよう!と思った結果(?)、事情により半強制的に支配者にならざるを得なかったヒロインと妖的なやつたち、溺愛されてるぽいけど気を抜いたら喰われるんじゃないか?いやでもそこに信頼もたしかにある……よね?な逆ハーになりました。王道主人公ぽい平和な無自覚愛され逆ハーヒロインはライバルポジへいきました。
上記のキャラ達が探偵して事件を追う、アウトローが悪人制裁しちゃうような現代ファンタジー、やりとりはコメディっぽさ多めたまにシリアス、という感じです。キャラを楽しむ軽い読み物です。

ただ、ここまで書いててなんですが、カクヨムでの公開は迷い中です。あまりに深く考えずさくさく書いたのと、逆ハー描写等、他の作品と雰囲気違うのがなんだか妙な気恥ずかしさがあり……。
(超超ひっそりと別サイトで試験的に公開中です。もしご興味ある方いたらエブリスタで「ミステリー 溺愛 逆ハー 」で検索してみてください。miyazakiです)


あとは、軽いタッチのミステリーものを一つ執筆中です。異世界舞台に、婚約破棄された夜に超絶美形の奴隷を買ってしまった令嬢と奴隷のバディもの。お仕事ものでもあるライト・ミステリ(殺人事件起こります)。こっちは何もなければカクヨムに投稿したいなーと思ってます。
けどもしかしたら、先に「その事件の~」の続編にかかるかもしれません。



という感じで、あとがきと(自分を追い立てるための)次作予告でした。
よろしくお願いします。

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