• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

『勇者などどこにもいはしなかった』あとがき

くぅ~疲れました。
近況ノートってあとがきとか書くスペースでいいんでしょうか。

『勇者などどこにもいはしなかった』お読みいただきありがとうございます。
本作は10年ぐらい前に書いた小説をリメイクしたものです。
10年前の小説を読み返してみるとなかなか描写頑張ってるなあと凹まされる一方で、もっと上手に書ける自分も発見したり、積み重ねた歳月は無駄にはなっていないのだなあと嬉しくなりました。

リメイク前との大きな差異はアルテイアの存在にあります。
そう、アルテイアは存在しないキャラでした。
本作は破滅の物語ですが、リメイク前と同様に当然の破滅をただ描くだけでは
リメイクの意味がないのではないか?
と思い、あのようなラストになりました。
この結末は本作を書き始めた当初には想定していなかったものです。
やれるな、と急に気づいたので、放り投げっぱなしの伏線を回収してみました。
アルテイアのおかげですね。

『勇者などどこにもいはしなかった』は
もちろんLALのあのセリフが元ネタなのですが、このセリフを受けた展開は
考えてみれば、これしかないんですよね。

ところでライブアライブSwitch版が発売されましたね。
未プレイの方はこれを機会に触れてみてくれると嬉しいな(回し者?)
本作はライブアライブファンノベルでもあります。
セリフ、登場人物の名前、裏切りの末に人間が魔王と化す展開などは
ライブアライブと、あと魔王物語物語のオマージュとなっています。

オール:オルステッド
アルテイア:アリシア (Alethea)
オール・ディオス:オディオ

というわけですね。
賢明なライブアライブファンはとっくにお気づきでしょうが……
執筆のきっかけは単に勇者が死んでレベル下がったら小さくなったらエッチだな、みたいなやつなんですが終わってみたらただのLALファンノベルになるなんてびっくりですね。

シーユー

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する