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よくわかる『IRIS//RAGNAROK(旧約・魔法使いの孫と終焉戦争)』 キャラクター編1

まだまだ暑い日が続きますね。台風3つ接近中とかマジか。椰子カナタです。

唐突ですが、自作について語りたくなったので語らせてください。
ネタバレを一切自重しませんが、逆にこれを読んで面白そうだと思って本編に手を伸ばしてもらえたらこれ幸い。
https://kakuyomu.jp/works/16817330649129227797

今回はキャラクター編ということで、まずは主人公たちを見ていきたいと思います。

・扇空寺京太(せんくうじ きょうた)
本作の主人公。若干十七歳にして、退魔師集団『扇空寺』の頭領を務める少年。

七歳のときに両親、十三歳のときに最愛の友人の死に立ち会っており、それがきっかけで頭領になったこともあって悲壮感が強い。

本当はもっとこう、茶目っ気があってもよかったんですが、それは新約でやることに。姫奈多にほっぺたはたかれて泣いちゃってからは、ちょっと新約っぽくなりましたね。こいつの素ってこんな感じなんだなぁって、書いてる側としても思いました。新約は自然体の京太が書きたくて書いてる部分が大きいかもしれません。

元々は作者が中学生のころに書いていたゲーム小説の主人公。その頃は退魔師とかやってない普通の子供でした。読書家の一面があり、特技はヨーヨーとかいう、今の彼からはちょっと想像付かないキャラでしたね。

旧約の前にはプロトタイプと言っていいバージョンが存在するんですが、その頃は結構今はない設定が盛々で、読書家を引き継いでいたり音楽と酒が好きだったり、空と付き合ってたり……うん、書ききれないな。よくこれだけ盛ってて書き切ったもんだ、プロトタイプ。

・織原鈴詠(おりはら すずな)
本作のメインヒロインの一人。享年十三歳。

双刃に殺されてからは、魂だけの存在として双刃の中にいた。のちに折れた『龍伽』の刀身を担うことに。本作では霊体=エーテルでできてるので、そのエーテルを刀身に変えるという力技。

元々は京太と同じゲーム小説でのメインヒロイン。作中で京太の恋人になる子で、キャラクター性はその頃から変化がないですね。もしかしたら作者にとっての理想像の一つなのかもしれません。なにがって、聞くなよ恥ずかしい。

プロトタイプの時点から双刃に殺される立場でしたが、かつてのメインヒロインが亡くなる展開というのは思いついた時にすげぇ鬼畜だと思いました。

・神埼空(かんざき そら)
本作のメインヒロインの一人。プロトタイプでは京太の恋人を務めていましたが、逆にそれが彼女のキャラクター性を狭めていたので、オミット。恭太との関係は友達以上恋人未満に留まる感じになりました。

まさか最終的に戦闘能力を持つとは作者も思ってなかった。それが水属性になるとも思ってなかった。空なのに。

それはともかく。プロトタイプではメインヒロインなのに目立たない子になってしまっていたので、旧約では本来の元気の良さを見せてもらうようにしました。新約はやり過ぎた。

・月島水輝(つきしま みずき)
京太の親友にして、本作のもう一人の主人公。

神代を生き残ったロキと、大魔法使いエレイシアの息子という超ハイスペックサラブレッド。よくよく考えたら半神半人な上に日本人ですらなかった。

彼も元々は京太や鈴詠と同じ作品の登場人物でした。彼もその頃からキャラクター性は変わってないですね。ただその頃から彼の父親は悪い人でしたが、まさかそれが今作でロキになるたぁ俺も思ってなかった。

実はその生まれや容姿のせいで、幼いころは友達が少なくて、だから友達である京太たちとの関係には人一倍こだわりがある様子。っていうのは本編では語る隙がなかったプチ情報。

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