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その3、ひっそり完結したよ

えー。

その3がたった今書き終わりました。
執筆開始からちょうど一年。
公開から約10か月……ああ、長げぇ長げぇ。
文字数は9万文字くらいですか。これで9万?
ああ、長編って死ぬわ。

ちょっと作者としての所感を書き記してみると、全編通していえることは最初のプロットからかけ離れた結末を迎えましたね。
あの狂ってるやつはそのまま退場の予定だったんですけど、なんでエピローグにまで出張ってくるんだアイツ。

はあ、まったく。
おい、誰だ! 
事前にプロットをちゃんと書いた方がエタりづらいなんて書いたクソ野郎は!
書いててクソ面白くねぇんだよ! ストレスがたまるわボケ!
というより、プロット通りに書けるか!
その場で書いて降ってきた奴で書いた方が筆が進むんだよ!

――あ、過去の俺だ!
近況ノートにそんなの書いてある……

というわけで、最初のエピローグ前半はプロット通りに書かれた物、それ以降は続きのエピソードが頭に降ってきたときに書かれたものです。
圧倒的に前半の方が読みやすいでしょうね。でもあれで終わったらつまんないでしょ。
二回目の長いエピローグの書き方が面白いような気がする。
まあ、ちょっと書きすぎて一部分がリドルストーリー気味になってしまったけど。
ところどころめちゃくちゃに気に食わないところ……改稿をしたいところが多いんですが、最小限にとどめようと思います。
改稿の期間は一週間と決め、改稿をするときは通勤時間帯にする……軽ーい感じにするだけ。

トリック自体は当初の想起のまま。どんでん返し感は強いと思います。
性描写は、まあしょうがないでしょう。このトリックは使わざるを得ない感じでした。まあ別に強い性描写じゃないし、大丈夫でしょ、って思っていますが。
性描写ありってだけでクリックされないなら、その3は独立させないとなぁ、と考えてみたり、なかったり。

一番の問題は、まさかエピローグを二つ書いてしまったこと。中編同士を繋げているようなもんですよね。
なんでこうなったのか、……執筆中に『降りてきた』ものをノリで使って書いた結果ですねこれね。
で、風呂敷を包む頃合いで悩み、また『降りてくるまで』待ち……改稿しないと、と思って改稿していると、持病の完璧主義者が降臨してしまい、完結するまで時間が経って……。

で、エタりそうになる、と。
七割くらいの確率でまたエタってましたね。
あぶねー。


まあ、定番の言い訳を言うんだけど、昔の小説家、特に連載を持ってた推理作家の人もこんな感じだったみたいですよ?

とりあえず書き進めていって、
「うーん、なんて難解な事件なんだ……。どういったトリックなんだろう」
と思っている読者と同じように、作者も同様に、
「うーんなんて難解な事件なんだ……。どういったトリックなんだろう」
って書き進めていったみたい。

思いついたらそれをしれっと書けばいいし、思いつかなければ「今月号は休載させていただきます」とか書いてずるずる引き延ばし、最終手段はそのまま、ごめんねエンドなのがわんさかあるらしい。

まあプロでもエタってる奴なんてめっちゃいるしな……と思いつつ書いてました。遅くなってごめんね。



今年から転職して就職して働きながら書いてきましたが、もう正直な話、連休中しか書けないんですよね。


もう叙述トリックものはこりごり。
その4のプロットはあるにはあるが練りは足りないし、まだまだといったところ。今書いたら絶対にエタる自信があります。
それに、心労でもう、だめです。
普通の、伏線じゃなくて布石だけ打っといてさらっと回収するようなのを書きたい……。



話は変わって、
来年から労働時間が上がってしまうので、その前にちょっとしたエッセイとかを置き土産的に書いていこうと思います。
十月? 十一月? 
まあ、エッセイなら気軽にエタってもいいしね。



画像はエピローグを書いてた時に聞いてた雷雨の環境音(とそのイメージ)
ほんの一時間前に聞いてました。
https://www.youtube.com/watch?v=j9EOoxPHBp8

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