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『ワキヤくんの主役理論』第三章あとがき

 というわけで、第三章の完結と相成りました。

 まずはここまで応援してくださった読者の皆様に感謝を。
 本当にありがとうございました。
 感想レビューや応援コメントなど、大変励みになっております。お陰様をもちまして、書籍版も無事に発売することができました。
 ツイッターでも書籍版の感想や読了ツイートなど、拝見させていただいておりますので。
 ウェブ版・書籍版併せて、これからもよろしくお願いいたします。

 まだお読みでないという方は、この先ちょっとネタバレにも触れていきますので、ぜひご一読になってから戻ってきていただければ嬉しいです。
 それではウェブ三章のあとがきなど。







・あとがき
 そんな感じで、題して三章《ズッ友》編でした。
 いや別にそんな章題じゃないですけど、仮につけるとしても。

 二章から戻って再び叶の章ですね。
 なにせ未那・叶のふたりがもう本っ当に面倒臭い性格をしているので、正直これ読者の皆様の理解とか軽く超越してるんじゃね、みたいな不安がないではないんですけれど、だからこそ、この厄介なふたりの選択をここまで見守ってくださった皆様には本当に感謝しております。
 ありがとうございました。
 これからもよろしくお願いいたします。

 内容面としましては……まあ要はラストの《メチャクチャ重たいズッ友宣言》のためにあった章ですかね。
 一章の顛末では、彼と彼女の歪みは決して解消されていないんです。
 それが二章を通じて浮き彫りになり、三章で爆発する、と。そんな感じですかね。
 ふたり自身も自覚がある通り普通じゃないんです。
 だけど決して悪いわけではない。悪いわけではないとしても、罪悪感に苛まれてしまうことはある。そうそう簡単には開き直れない。

 そこに、どう結論を出したのか。
 そしてその結論が、果たしてどんな未来を呼んでくるのか。

 その辺りに注目していただければ幸いです。

 ……しかし、期せずして三章まで全てクライマックスが公園でのシーンになってしまいましたね。いや狙ったんですけど一応。
 ただ、ここにもいろいろと対比があって。
 一章では、未那と叶はお互いに拳を突き合わせました。お互いを見て。
 二章の未那とさなかは、逆に手を結んだ、ということですね。一応。
 翻って三章。
 彼らふたりは、ずっと正反対の方向を向いていた。目を背けていた。
 みたいな微妙なとこまで、覚えておくと面白かと思います。

 それでは――少しお時間は頂きますが――続く第四章。
 本編中での予告通り《温泉旅行》編。
 別名《群馬》編。
 ――に、ご期待いただければと思います。まあ予告しておいてしれっと話が変わるかもしれませんが。

 次はさなかのターンだぜ!

 引き続き書籍版も併せまして『ワキヤくんの主役理論』をよろしくお願いします。
 もちろん感想もお待ちしております。
 応援コメント、レビュー、あるいはツイッターや、この近況ノートでも構いません。
 お好きなところに、ぜひこの面倒臭い連中へのコメントを残していっていただければ嬉しく思います。

 これからもよろしくお願いします。
 それでは!

1件のコメント

  • どうかな!!
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