今、書かせて頂いている拙作「リムと魔法が消えた世界」
と、ある事で私に取って凄く驚く気付きが得られました。
それは「一人のキャラクターの存在が与える影響」で、作中で主人公山本りむに大きな影響を与える事となる「アリサ・コルバーニ」です。
この作品、最初に作ったプロットが原型も残さないくらいに変わりましたが、それはコルバーニさんの登場によるものでした。
プロットの段階ではリムちゃんの影として、あくまで黒子と考えていたのが、最初に登場してから数話で私自身彼女に魅了されました。
もちろん、作中のキャラクターはみんな大好きですが、彼女ほど作品の流れそのものを変えるキャラクターは、私の中では1作目「残夜」の金崎鈴音以来でした。
とにかく物凄く動き回る。
「脳内でキャラクターが動き出す」ってこう言う事か……と、しみじみ思うほど。
そんな彼女は動いて喋って、訴えかけ。
それに文字通り引っ張られるように、当初のプロットをほぼ全修正しました。
今回のエピソード「コルバーニの青い花」は、そんな彼女を一度、キチンと掘り下げて見たいという私の思いをようやく形に出来た、凄く書いていて楽しいエピソードになってるのですごく満足しています✨