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キャラクターが動く

今、書かせて頂いている拙作「リムと魔法が消えた世界」
と、ある事で私に取って凄く驚く気付きが得られました。
それは「一人のキャラクターの存在が与える影響」で、作中で主人公山本りむに大きな影響を与える事となる「アリサ・コルバーニ」です。

この作品、最初に作ったプロットが原型も残さないくらいに変わりましたが、それはコルバーニさんの登場によるものでした。
プロットの段階ではリムちゃんの影として、あくまで黒子と考えていたのが、最初に登場してから数話で私自身彼女に魅了されました。
もちろん、作中のキャラクターはみんな大好きですが、彼女ほど作品の流れそのものを変えるキャラクターは、私の中では1作目「残夜」の金崎鈴音以来でした。

とにかく物凄く動き回る。
「脳内でキャラクターが動き出す」ってこう言う事か……と、しみじみ思うほど。

そんな彼女は動いて喋って、訴えかけ。
それに文字通り引っ張られるように、当初のプロットをほぼ全修正しました。

今回のエピソード「コルバーニの青い花」は、そんな彼女を一度、キチンと掘り下げて見たいという私の思いをようやく形に出来た、凄く書いていて楽しいエピソードになってるのですごく満足しています✨

2件のコメント

  • キャラって、作者の考えとは別に動き回る子いますよね~!
    私も書いてて「へぇ~そうな展開になるんだ」とビックリするときがあります。

    作者は誰よりも早い読者でもありますよね(>_<*)
  • 玖暮かろえ様
    コメント本当に有り難うございます✨

    そうなんですよね!!
    私も小説を自分で書くまでは、遠い世界のことと思ってましたが「ああ、こう言うのってあるんだな……」と✨
    その子の自由にイメージしてると、最初の流れだと息苦しい!と思えてきてガラッと変わって行って。
     
    確かに作者はその作品の芽吹いた頃からの読者なので、凄いことですよね。
    しかも、世界中で1番作品の隅から隅まで知り尽くしてる読者でもありますし✨
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