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私の作品内の約物ルール違反について

私の作品のほぼ全てに、現状以下のような約物ルール違反があります。

①二個続けて用いるべき三点リーダーが一個になっている『……』⇒『…』
②字下げがない箇所がある
③会話用の閉じ括弧の前に句読点がある『「あのね、」』⇒『「あのね」』
④強調用に『“”』を用いている(縦組みで閲覧する場合には特に『〝〟』が望ましい)


それぞれの対応方針は以下の通りです。※前提として、私は書く時も読むときも横書きが主です


修正を行います。
これまでよく調べもせず感覚で『…』を用いていました。私は頭の中で読んでいる文章に声が付くタイプで、横書きにしていると『……』では少し長く感じてしまいました。
 「そうだなぁ…」 が1文字分の沈黙、
 「そうだなぁ……」 が2文字分の沈黙です。
しかしこれは読み手様からすると逆で、私が1秒息を止めていたつもりでも読み手様側からすると0.5秒しか息を止めていないことになってしまいます。物語内で何度も使うものですから、言葉が生み出して与える時間間隔がすべて半分にとられていたと思うと大きな後悔が押し寄せます……。


部分的に残ります。
単純に字下げを知らなかった初期の作品を再公開することがあれば直します。
ただし、本文に入る前のある種の効果を狙った文章や韻文形式のもの、プログラミング言語(風のもの)、この近況ノートやコメントなどは字下げをせずに残る場合があります。


現時点では部分的に残ります。
意図せず付いているものは削除しますが、会話が途切れた場合などに『、」』で終わるような用い方をしています。

 「でもこれは、」 →「でもこれは」
 「そうじゃないの」
  ○○は××の言葉を遮った。

ルール的にはNGのようですが、以下のように言い終わったのか、(もしくは詰まったのか)言い終わる前に途切れたのかが異なると感じてしまいます。

 読点ありだと続く言葉は浮かんでいて喋ろうとしたのを遮られた
 読点なしだと続く言葉が浮かばずに詰まったところでバトンが移った

と言い訳をしはしましたが、これも感覚であり、読み手様にとってはそう取られていない可能性があります。
恐らく、この会話の前後の表現で言葉が詰まったのか遮られたのかを書き分けるべきであり、私のレベルがその域にないから、記号に頼っているのだと思います。
同じくキャラクターの個性付けのために用いたシーンもいくつか思い当たります。
自分のレベルと相談しながら慎重に検討してある時期で一気に修正をかけることになりそうです。


現時点では修正を行いません。
これは一つ理由があって、『〝〟』が環境依存文字であるためです。
なのですがカクヨムの機能を使って縦組みで表示してみたところ確かに見づらく、〝紙の本〟を読み慣れている読み手の方にとってはマイナス要素でしかないことは痛感しました。
管理上は『“”』で、ここのような公に載せる場合には『〝〟』に変えてから載せればいい話のはずです。
こちらはテキストエディタの機能で一括置換が可能だと思うので、同じくある時期で一気に修正をかける可能性があります。


総じて他の誰かの文章をしっかりと読んでいれば、あるいは自分の文章がルール違反になっていないのかをもう少し気にすれば解消できていたはずのものです。
特に①が致命的で、これまでお読みいただいた方の頭の中で行われた本来不要なはずの変換、消耗に、申し訳ありませんでしたの一言です。
近頃まとまった時間がとれておらず修正がいつになるのか不透明ですが、各エピソードの改稿時には必ず修正を行います。
まだ『…』で残っているものは2021/3/14以降に改稿(見直しも)されていないものです。

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