昨日の更新で、「剣と魔法の異世界TRPGを。」の当初予定していた完結ポイントまで書けました。これにて物語はいったん完結です。
個人的に、満足いく作品が書けたと思っています。クオリティに追求するべき点はあるとしても、自分の作品としてこれを送り出せたことに胸を張っています。
そして完結ポイントを超えてなお、この物語を書き続けたいという欲求があります。これはちょっと初めての経験かもしれません。
それだけこの作品が、気に入ってるということなのかなと思います。
この物語の主人公は私とは別の人間ですが、考え方や心の動きは、私のTRPGや創作活動における経験が大きく反映されていると思います。
そのうえで、たとえば21話や50話で語ったような言葉が出せたことを、喜ばしく思います。
どちらのお話も、物語を立ち上げた当初は想定していなかったお話でした。書いているうちに出てきた言葉です。
こういった言葉が自然と出てきたのは、私がそれだけ恵まれたTRPG体験や創作体験をしてきたのだろうなと思います。
できれば、そんな体験をさせてくれたTRPG関係者の方に、この物語からにじみ出してきた「ありがとう」の気持ちが、ちょっとでも伝わればいいなと思います。
そして理想を言うなら、この物語をきっかけにしてTRPGを始めてみたという人が、一人でも出てきてくれたらうれしいなと思います。
さて今後の予定ですが、物語は続きのネタはあるにはあるのですが、まだ形になっていないので更新できるのはしばらく先です。
当面は「メリーさん」の更新を維持しつつ、いろいろ準備していきます。
私事ですが第二子が産まれまして、毎日楽しくもてんやわんやな日々を過ごしています。
上の子がやきもちを焼くのかやたらだっこを要求してきて、腕が悲鳴をあげています。重たいけどかわいい。
私が受けた幸せの分だけ、みなさんに幸せがありますように。
そう願いながら、これからも私のペースで続けていきます。