• 創作論・評論

★ー37 虚無的な人物を魅力的に書くのはむつかしい


 6月30日の近況ノートにも書いたことなのだけれど、<藍秀の初仕事>という小見出しを<目覚めた銀狼>に直した。この『銀狼山脈……』は16万字にしたいのだけど、まだ半分にとどいていない。それを考えると話が膨らむのは大歓迎なのだけど、それでもまだ先が長いなあ……。(涙)

 主人公の若い2人藍秀と白規が絡む場面は、これで3回目かな。書いていて、このやさぐれたイケメン・白規をいかに魅力的に書くかが、この物語りの成功の鍵だと思った。大好きなあさのあつこさんの『弥勒シリーズ』に登場するニヒルな同心・木暮信次郎の少年時代だと思えばいいのかな。虚無的な人物を魅力的に書くのはむつかしいけれど、やってみるしかないです。

 読むほうは、 雨 杜和さまの『【完結】王朝流離譚:限りなく無慈悲な皇子の溺愛 〜超絶不憫系の主人公は薄っぺらな愛情なんて欲しくない〜』を読み終えた。雨さまの作品らしく登場人物が魅力的でシリアスにコメディも含まれていて。いつも思ことですが、作者さまの多才が羨ましい。ドラゴンノベルス応募作品であるとのことですので、よい結果をお祈り申し上げています。

雨 杜和さまの作品のページ
【完結】王朝流離譚:限りなく無慈悲な皇子の溺愛 〜超絶不憫系の主人公は薄っぺらな愛情なんて欲しくない〜
 https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935

 そして新しく柊さまの『祝炎の英雄』を読み始めました。こちらは以前に外伝を読んでいます。完結したら本伝も読みたいと思っていたのですが、やっとその時がきました。80万字という大作なので、しばらくは他の作品は読めないと思います。

柊さまの作品のページ
『祝炎の英雄』
 https://kakuyomu.jp/works/16816927860411886894


 まだまだ、中学1年生のイラスト。青を基調にした淡い色彩のスプラトゥーンシリーズが続いています。★ー37はイラストの通し番号。

4件のコメント

  • 明千香さま

    私の作品をご紹介くださって、本当にありがとうございます。とても嬉しいです。

    ニヒルで魅力的というと、なぜか一番最初に思い浮かぶのが「眠り狂四郎」です(笑)。
    若くてやさぐれたって、難しそうですけど。御作、いつも感嘆しながら読ませていただいてます。
    とくに情景描写など勉強になることが多くて。続きを楽しみにしています。

    お孫さまの絵、なんとも魅力的な表情をうまく描かれていて感心しています。
  • 明千香様

    作品紹介頂きありがとうございます。
    読むも感謝です。゚(゚´Д`゚)゚。

  • 雨さま、コメントをありがあとうございます。
    今回も多才な雨さまワールドを堪能いたしました。こちらこそ、楽しい時間をありがとうございます。
    ニヒルな男って、実際にそばに居たら迷惑この上ないと思うのですが、少し離れてみるのには、その魅力はいっぱいです。(笑) まだ藍秀と白規の関係は定まっていないのですが、(いっそ、恋愛関係の枠は外そうかとも…)おもしろく書けたらいいなと思っています。
    孫の絵、雰囲気が出てきました。被写体の内面にまで考えが及ぶようになったのでしょうか?
  • 柊さま、コメントをありがあとうございます。
    作品を70万字と紹介して、よくよく見なおしたら80万字でした。(笑) 以前に外伝を読んでいましたので、世界観に入っていきやすいです。ゆっくりと読みます。
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