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クリエイターの喜怒哀楽


物語、詩、音楽など、創作をされているアーティストは人一倍感受性が豊かで繊細な方だと思います。
それはプロ、アマチュアは関係ないと思います。
プロであれ、アマチュアであれ、創作している人たちはみなアーティストだと思っています。

一般の人たちが感じないものを感じてしまうから作品を生み出せますし、その分、傷つきやすくて悲しみと寂しさも感じやすいのだと思います。

舌の肥えた人、料理人は味や匂いに敏感だといわれます。
不味い物はより不味く、美味しいものはより美味しく感じるそうです。

アーティストもまた、喜びも悲しみ、苦しみも人一倍感じる心をもっているのでしょう。


高校生の頃、幼友達に、「ぼくはほかの人が針に刺された痛み、苦しみが、太い釘で刺されたような痛み、苦しみを感じるんだよ」と話したことがあります。

だからといって、鈍感になって、感性を鈍らせたいとは思いません。
なにかを創ることが生きがいであり、喜びだからです。

物語や詩を書いているとき、音楽作りをしているときがとても楽しく、喜びに感じるからです。

ひとりの人間が創作した作品が多くの人を楽しませる、喜ばせる。ときには感動させることができるってとても素晴らしいことだと思うのです。

ときには、作品が人の人生をかえる、決定づけることもあるでしょう。
辛いときにはなぐさめられこともあるでしょう。
作品から力をもらえることもあるでしょう。
私はそんな高尚なことを考えてつくっているわけではありません。

作品を創ることが好きだから、今日も作品づくりを続けているだけです。


             (了)

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