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SSこぼれ話⑥

ようやくSEASON2も佳境に入ってまいりました…_:(´ཀ`」 ∠):
相変わらず長い、、、ほんとはもう少しコンパクトにいきたいのですがそうさせてくれない登場人物たち笑(←ひどい作者)

さて、今回はサラリとメモしてた108話のおまけ話があるので、再びプロットそのままに置いておきます( ^ω^ )
本当、漫画でよくあるおまけページみたいな物なのでどーでも良い話です爆笑
ニヤリ、として頂けましたら幸いです…


⚠︎以下は108話未読の方はネタバレ注意です⚠︎






108のおまけ話
恵「てか、タッシー保健委員だったんだ?じゃあもう一人の保健委員はもしや高坂?」
各委員会は基本的にクラスの男女一人ずつのペアとなる。
椎名「いや、高坂は風紀委員」
恵「マジで?エロ小説愛読してる風紀委員って面白いな!」
椎「ちな、俺も風紀委員(ドヤ)」
恵「オマエらのクラス、風紀大丈夫か?!乱れまくってないか?!」
椎「全然乱れてねーよ。だって高坂、根はクソ真面目だもん。な、タッシー?」
田城「急に話振られても……でもまぁ、真面目だな」
椎「最初の頃とか、教室のロッカーの上に野球道具無造作に置いてただけで、『部活道具を持ち歩いてるのはアナタ方だけではありません。整理整頓して頂けないなら竹刀の餌食にします』って脅された」
田「そんな事もあったな。確かに五人もいるのに迷惑な置き方するオマエが悪いけど」
恵「いつも部室荒らしてんの椎名だしな」
椎「だったら邪魔なヤツ退かして竹刀置きゃー良いじゃん」
田「できないんだよ。俺も一番初めそうしてくれて良いって言ったら、『他人様の大事な魂に利己的に直接手を触れる事は武士道に反するので』と返された」
恵「魂て。真面目だな」
椎「あと授業中寝てる奴を起こそうとして投げ飛ばしたペンケースが、全然違う奴の頭にめり込んだ伝説もあっけど」
恵「なにそれッ」
詳しくはこうらしい。
斜め前方の席の鈴木が寝てる事に気付く高坂。
(はっ!鈴木くんは陸上部……そしてこちらの地理の先生は陸上部顧問です!寝てる事がバレたらお咎めがあるかも分かりません!)
咄嗟にネコのペンケースを掴む。
(大将二号……鈴木くんを起こしてきてくださいっ!)※大将とは高坂の愛猫の名。
斜め前方に向けて投げた──はずだが、前の席の加藤の頭にめり込んだ。
加藤「いってぇ!!」
高坂「す、すみません加藤くん!コントロールが皆無でした!」
加「(後頭部抑えながら振り返り)高坂てめぇ!俺に恨みでもあんのか!」
高「あ、ありません!鈴木くんに投げるつもりが事故ですぅ、ごめんなさい!」
正直か。だがこの騒ぎに乗じて鈴木は無事に起きた。
地理教師「何の騒ぎだ?高坂は鈴木になんで投げようとした?」
ギクリする鈴木。
高(墓穴……!)「す、鈴木くんの頭に虫が止まっていたのでペンケースで撃退しようと思いまして!」
一部始終を見ていた高坂の後ろの席の椎名は笑いを堪える。
教師「……そうか、それなら仕方ないな」
鈴木(信じた!良かったー、寝てんのバレたら今日の練習、地獄メニューになるとこだった!サンキュー、高坂!)
斜め後方に向けサムズアップを向ける。高坂も親指を立てた。
高(クラスメイトの平和を守れて良かったです……!)
なんか腑に落ちない加藤。
田(こいつすげぇ……ノーコンなのに何の躊躇いもなく投げやがった!)
明後日な感動をするのだった。
恵「てか風紀委員って、規律を正す役割じゃ……?ただの優しい奴じゃん」
田「真面目で優しい奴だよ。さっきの部活道具の話も、本当は他に置きたがってる子がいて置けるようにして欲しかったからって、後で知ったし」
恵「高坂、イイ女だな……」
椎「おっ、めぐー、乗り換える?」
恵「そういう意味で言ったんじゃないよ。それにタッシーが嫌がるだろ」
田「別に、高坂狙ってる奴なんていっぱいいるから」
恵「ふーん、じゃあタッシーはさ、高坂が誰かと付き合っても良いの?」
田「……想像できな過ぎて、よく分からん」
恵と椎名は顔を見合わせると、結構ポンコツだな……と思った。

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