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最近の悩み(設定に関して)

最近、より一層、暑くなってきてタオルが欠かせなくなってきた今日この頃、如何お過ごしでしょうか。私は職場に持っていく飲み物が五百ミリリットルでは足りなくなり、二リットルの物を持っていくようになりました。

どうも、お久しぶりです。今日は後書きにて記した話を少しだけ深堀り出来ればな、と思い久しぶりにノートのペンを握りました。今回に関しては独白に近い分だけ長文になる事、加えて小説のように読みやすい文章を目指して書いていないという事、この二点を踏まえた上で読んでいただけると嬉しいです。ではでは、いきましょう。



後書きの話とは……ずばり、どこまで設定を内容に記すかという点です。私は作品を書く上で理由の無い事象というものを酷く嫌います。何か事件が起こる時には理由があるのは世の常ですよね。ファンタジーというハッキリと言ってリアリティの欠片も無いカテゴリに、如何に多くの読者が楽しめるようにするかとなれば想像力で補えるような小さなリアリティが必要だと思っています。簡単に言えば『リアリティの無い作品をイメージするのはそのカテゴリに慣れていなければできない。だから、イメージの補助となる取っ掛りのリアリティが必要だ』といった感じですね。

例えば普通は鉄の剣で人を真っ二つにできません。それが異世界ではどうして出来るのか、と聞かれた時に作者は理由を用意しておく必要があります。出来る出来ないをイメージさせる補助を作者が用意していないのは少しばかり不親切では無いか、と思っています。単純に作者が設定を考えるのが大好きな設定厨であると言えばそれまでですが(笑)。

ただ設定を作ったとして組み込める確証も無いと五年ほど作品を書いていて強く感じました。長編を書いている人の悩みだとは思うのですが、色々な視点を書いていると上手く書けたとしても、視点の数が多ければダレる原因になるんですよね。イメージしてみてください。何度も何度も視点のリセットを求められる作品を愛好して読みたいと思えますか……私には難しいです。

加えて読んでいて展開が長いなと読者が思えば離れていく原因にもなる……だから、書きたくないというのが本音です。そこも含めて上手く書ける人が売れる作品を書けるという意見もあるでしょう。重々承知した上で、尚且つ過去に頑張って書いて燃え尽きた過去もあるため、私にはできないという判断をしています。

もっと言えば難しい話を噛み砕いて説明するのも得意ではありません。こういう設定があります、と作品内に記したとて、読者がその設定を難しいと感じれば作品を避ける原因になりかねません。今、読んでくれている方が楽しく読める作品となれば、最初の作品の読む難易度を一定話数まで継続させる必要があると考えています。具体的に書くのであれば作品の丁度、半ば辺りくらいからが良いのかもしれませんね。そう考えると……まだまだ先のような気がします。

もちろん、この話は読者の読解力が無いという話ではありません。不明確な部分が多い中で仮に避けられると思われる状況があるのなら加えたくないだけです。もっと言えば様々な事を簡単に説明ができて、主人公の動きの中に組み込める程の頭の良さが私にあれば悩まずとも済む問題ですし。結論として……設定は考えているけど全てを早い段階で書き切るのは無理、が良さそうですかね。

といったような愚痴のような、ちょっとした決意表明でした。                敬具

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