師走も師走の年の瀬はいつも、どうしようもなくノスタルジックでセンシティブな感情に襲われる。遣る瀬無さに満ちた乾いた感覚に包まれて、覆い隠される気分になる。
今年やれなかったことややりたかったこと。
それに加えて、やれたけどやらなかったこと。
やれないと理解しながら、それでもやって失敗したことなんかが衛星みたいにぐるぐると取り巻いていく。
選択肢や選択の偏移はあれど、大体それらは僕の感情を端にしていて。
結局の所、やってもやらなくても同じことなのかも知れないけれど、それでもやっぱり苦味や後悔に似た消化不良のしこりは残る。
そんな終末にピッタリの作品を書いたので是非読んでください―――と言えれば、ワナビとして格好も着くのかも知れないけれど、そんなことはない。
今年は創作に費やせる時間が例年よりも少なかったんだ。仕方ないよ。
などと言い訳を重ねるばかりの僕ですが、来年も宜しくお願いいたします!
【童貞バンドマンがワケアリ美人を落とすには?】
#143 Reason of War(闘争の理由)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882287083/episodes/1177354054885575155どうぞ、新年もよしなにm(__)m