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ラスベガスをやっつけろ。麦角菌とLSD。中世世界でヒッピーカルチャーは流行るのか

 前回紹介した麦角菌のもう一つの悪魔の側面。LSDの原料となるリゼルギン酸をアルカロイドとして生み出すことです。
 幻覚剤として余りにも有名なLSDですが、これはハーバードだかどこかの大学教授が麦角菌のアルカロイドを遊離していた時に偶々発見された物質です。
 実際、麦角菌に汚染されたライ麦などにより幻覚や精神錯乱が引き起こされ、惨劇と化した例があったりもします。よく言われるのが、セイラム村の魔女裁判ですね。
 宗教と幻覚や幻聴により、恐慌が引き起こされたという説があります。

 今回の話の主人公がそんなLSDを精製し、貴族の人々にヒッピーカルチャーを無理やり押し付け、金をむしり取る話。そして、そのしわ寄せをくらった村の話です。

第18話:愛と死、退廃と清廉。全ては一体。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654272671809/episodes/16817330655159637920

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