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浅草キッド

 小説も書かなきゃいけないのに、今日は映画を一本観ました。表題にある作品です。

 浅草キッド

 Netflix で、今日から配信されました。前知識は全くなく、パソコンを立ち上げるとこう、この作品の広告が表示されていました。ビートたけしと、彼の師匠である深見千三郎の物語でした。

 ビートたけしが、ストリップ劇場で舞台の腕を磨いたという話は知っていました。何故なら、僕の小説「逃げるしかないだろう」を書き上げるために、当時の舞台背景を色々と調べていたからです。ビートたけしだけでなく、萩本欽一もストリップ劇場で芸を磨きました。また、当時の芸人の舞台としては、寄席やキャバレーもありました。観客を相手にして、楽しませる。娯楽の王道だったみたいです。

 ところが、東京オリンピックを契機に、各家庭でカラーテレビが普及し始めました。テレビには、それまでになかった娯楽を、チャンネルをひねることで、観ることが出来ます。しかも、料金は要りませんし、家庭で手軽に楽しむことが出来ます。すると、大衆演芸の華であった、寄席やキャバレー、ストリップ劇場といった舞台に、人が集まらなくなっていきました。

 そんな歴史を、貪るようにして調べていたので、とても関心がありました。僕は、当時の様子を、想像だけで表現しました。しかし、あくまでも想像です。実際に体験したわけではありません。当時の様子を、どの様に表現したんだろう? すごく気になりました。

 じっくりと見ました。目が離せません。涙も出てきました。

 面白い。

 本当に、面白かったです。観れる環境があるのなら、おすすめです。

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