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……の表紙

 あれ? 書いたつもりで書いていませんでした。というわけで「gimmick」の表紙も描いたので、いつものように一番下にぺたり。

 今回は暗い表紙ですね。何故ならずっと暗いお話だからです。この作品にはあんまり夢や希望はありません。最終的にはともかく、そこへ到るまで登場人物ほぼ全員が艱難辛苦を味わいます。主人公のアイズも酷い目に遭いますが、考えてみるとマシな方かも? この子は色んな意味でスズランと立場が似ていたり。たとえばごにょごにょごにょ。
 本編の方は難航しています。話の都合上仕方ないんですが刑事ドラマみたいになっちゃってて、うんうん唸りながら少しずつ進行。推理小説は全く読まないし刑事ドラマもさほど見ないんですよね……最近ハマッてるNCISを参考にすると会話がコミカルになっちゃいそうですし。アイズは冗談とか言えない。
 そういえば昔、この作品の旧版を書いた時に天遣騎士団メンバーの一覧表もそれぞれの設定解説付きで作ったのですが、一昨日と昨日は必要に迫られてその再編集をしていました。なにぶん二十年近く前なので自分でも忘れてる部分が多くて。時間はかかったけど有意義な作業だった気がします。
 なお四十九人いる設定ですが半分しか埋まっていません。これから話を進めてくうちに自然と増えるだろうと考え、余裕を持たせた数字にしてあります。とはいえ余裕を持たせ過ぎた? 全員は出せないかもですね。ほぼ五十人いればギリギリ「騎士団」と名乗っていいんじゃないかなという思惑も。
 それぞれ違う能力を考えるのが一番大変。あと二十三人、どうしたもんでしょうね……。
 ちなみに名前も含めてお気に入りの天士はアルバトロス君です。自分か他人、どちらかだけ自在に空中移動させられます。でも他人を飛ばす時は地上から見上げての遠隔操作なのでよくミスします。特に着陸させるのが下手で、ある程度の高度まで下げたら能力を解除して飛行者が自力で着地する方がマシというレベル。それでブレイブにアルバトロス、つまりアホウドリと名付けられました。
 あ、団員の名前は全てブレイブが考えた設定です。スズラン世界と同じでこの世界にも英語はあるんですが、基本の日本語と文法が違って覚えにくいため廃れてしまい、日常的に使う単語だけが生き残っている状態。なので本人達も自分の名前の意味をろくに知りません。
 天士以外、つまり人間の名前が英語でも日本語でもない独自言語なのは、また別の理由。
 今さら気が付きましたが登場人物が多いので覚えにくいかもしれませんね。今回も需要があったら登場人物紹介を作ります。
 それでは、また。

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