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とくに理由なく呟きたかったこと

一年ほど前に、自分がカクヨムで小説を書いていることが偶然、友達にバレたことがあった。ネット小説のことなんて全く知識のない友達は「すげえ!おまえ小説家じゃん!」って言ってた。私は「これはネット小説で、自分は小説家なんてものではない」と言おうとしたけど恥ずかしさでうまく言えなかった。
その後なんとか前述の通り説明はしてみたけど、友達の反応は変わらず。「すごいなあ、なんか羨ましいわ、才能あるわ」って散々言われた。ありがとうくらいしか言えなかったけど、ネット小説書いててリアルで褒められることなんてないから不思議な嬉しさがあった。
「もしかしたら本になるかもな、そしたら送ってくれよ」って言われたけど、もちろんそんなことにはなっていない。一年後の今、フォロー数が100増えたくらいで、あとはとくに何もない。書籍化が夢でずっと頑張ってるつもりだけど。小説家を名乗るのが夢だから。
けどその友達にとってはあの時点で私は「小説家」だった。これが今も書き続けられる理由になっているのかもしれない。書籍化作家を羨むことはあるけど、誰かの目に小説家として映っているなら、それだけで結構、自分ってすごいんじゃないかと思えるから。

2件のコメント

  • ああ、あなたはもう小説家だよ。
    間違いなくそうさ。
  • 僕、「銀の風、竜の瞳」がカクヨムの中で一番好きなんで、マジでumiさんは凄いって思ってます。既に立派な小説家ですよ!!!!!!!
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