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公式レビューの恩恵に心から感謝

 特に後書きなどは書くつもりは無かったのですが、突然のPV数増加と、こういった場があるということを知ったので、せっかくだからつらつらと書いてみようと思います。

 つい先日、全話投稿が完了したジョスト・エクス・マキナ―機兵槍試合―ですが、大変ありがたいことにカクヨム運営公式様がレビューを書いてくださったおかげで認知度が上がり、多くの方の目に触れる機会を得ることが出来ました。 本当に幸運に恵まれたと思います。

 馬上槍試合――ジョストという競技をメインに取り扱う作品は、映画なら「ROCK YOU!」原題:A Knight's Tale。 アニメ、ゲームなら「ワルキューレロマンツェ」が有名です。 逆を言えば、それくらいしかジョストをテーマに扱った作品は認知、周知されていません。 もちろん、話の中でジョストが行われる作品は多々ありますが、メインではありません。

 世にあるスポーツ系作品と比べたら、その数も知名度も圧倒的にマイノリティのジャンルと言えます。

 ですが、他の作品と比べて華が無いのかというと、決してそんなことはありません。 むしろ、他の競技にはない魅力が多くあります……が、その辺はぜひ映画、「ROCK YOU!」を見て感じていただけたらと思います。

 そんなジョストの世界に魅入られた私は、さっそくジョストの話を書いてみようと思いました。 ただ、ロボットアクションゲーム、アーマー・コアの新作に飢えていた私は、ロボットモノを書きたいとも考えていました。(体が闘争を求めていました)
 アーマード・コアの新作が出ないことによる鬱憤を文章として叩きつけたかったのです。
 結果、自分の好きなものを好きなように書くというごく単純で、しかも全く需要がなさそうな方向に全力をぶつけるという、マーケティングのセオリーから完全に外れた話を書くことになりました。

 で、さっそくプロットから作り始めたのですが、ジャンルとしてはSFをうたっている以上、舞台となる世界観や設定に矛盾や中途半端は許されず、自分が想定していた以上に下地造りに苦労しました。
 ただ、Wikipediaを読むのが好きな自分にとって、設定を考えたりするのは楽しい時間でした。

 何とか書き上げることが出来たのは、結局のところ書きたいものを自由に書くことが出来たからです。(その間、アーマード・コアの新作が出ることはなかった……)

 決して万人受けとは言えない……しかし、私と同じようにロボットや中世感、スポ根というジャンルをピンポイントで好み、またそれらが組み合わさった作品がどういったものなのかと、少しでも興味を持った人に見てもらえたら――私が思い描いた世界を誰かと共有出来たら、とても嬉しいです。

ジョスト・エクス・マキナ ―機兵槍試合―

https://kakuyomu.jp/works/16816700426174511329

作者 ジント  

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