明けましておめでとうございます。
新作『コズミック・ドリフターズ:奇遇の宙』の投稿を開始しました。
自分は通常、最低でも一通り下書きが終わったあとで校正しながら投稿していくスタイルを取っているのですが、今回は初めて、最後まで書き終わることなく、若干の見切り発車でのスタートとなります。
自分を追い込む意味でも、験を担ぐ意味でも、なんとなくキリのいい新年の初日から始めておこうかなと魔が差しました。
初めてと言えば、完全な三人称の長編作品も初めての試みとなります。
まあ、ちょっとですね。自分も一度本気でね。気取った文章というやつをですね。書いてみたくなったといいますか。
群像劇スタイルもやってみたかったので、ちょうどいいかなと。
物語構造的には、直近の『アブダクティブな彼女』とは方向を変え、ちゃんと地に足が付いた(宇宙が舞台ですが)王道な作品となる予定です。
タイトルに「宇宙漂流」とかこつけてあるように、『銀河漂流バイファム』リスペクトです。『バイファム』観たことないですが(リスペクト、おい)。
王道とはいえ、昨今の流行りには真っ向から歯向かっており、とても今のカクヨムでウケを狙える作品ではないよな、という諦めも覚悟も済ませております。
一体誰がこれを喜んで読むんだという自己満足の極みのような作品ですが、始めたからには終わらせねばならんだろうという気概を持って、黙々と、粛々と、ダラダラと投稿を垂れ流していく所存です。
まあ、どうか刺さる人に届けー、とは祈っておりますよ。
ゆえに、過去作で興味を抱いていただいたという奇特なかたも、無理にお付き合いいただく必要はないと考えております。
よほど好みのテーマであるとか。でないと、とても最後まで付いては来られないでしょう。長いので。