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蝶番さま、ギフトありがとうございます!

いつも素敵なラジオ番組のプレゼントと共にギフトをいただき、感謝です!

さてさて蝶番先生もカクコン用に新作を出されておりますよ!

『書肆グラン=ギニョヲルの裏階段』
https://kakuyomu.jp/works/16817330668215517669

まだ始まったばかりなので、簡単に最新話に追いつけます!
内容は・・・『ヴェニスに死す』を昭和の日本にしたような――ってずいぶん違うな。

主人公は少年愛という一風変わった性癖を持つ男。
この趣味のおかげで閑職に追いやられている。
時代背景が戦前ですからね、今みたいにやれSDGsだ、やれSOGIだって言わないんですよ。

彼の仕事というのが図書館の司書なのだが、一般書籍には縁などない、禁書の管理人なのだ。
ヒロインと思しき女性は隻眼(義眼)の美女。
と思いきや、あらすじを読むとヒロインは美少年らしいのです。
えっ、この美女インパクト絶大なのにモブ!?

とにかく冒頭5話読んだだけで、独特の雰囲気に妖しく匂い立つような筆致、異彩を放つ登場人物たち。
現代よりよほど窮屈だったはずの戦前だが、ある意味、意識の高い系倫理観が育ち切っておらず、秘められた自由さえ感じる。

とにかくものすごくおすすめなのです。
妖しい雰囲気が好きな人は絶対ハマるはず。

興味を持たれたらタグと概要だけでも読んでみましょう!





~~~以下、私信であります~~~~~

うちのリオネッロを同志と呼んでいただき、
白夜ちゃんと極夜ちゃんがさらに愛しくなっておりましゅ。
あ、河童くんファンタジーに帰ってしまったのに、口調だけ置いていったぞ。

〇ったんですかね?(唐突なマジレス
例の資料3冊を読むと、女性とアバンチュールを楽しむ話が目白押しじゃないですか。
どのレベルのアバンチュールなのか。
そりゃ女性の趣味もそれぞれなので、致さない方がご趣味の方もいらっしゃった事でしょう、
でもあんなにあちこちで色々な話があるのに、皆が致していないとも思えず。
するとやはり〇ったのだろうか?

いや、こういう話は限定にするべきでした!
でも作品紹介をしたかったので、今回はオープンで!!

4件のコメント

  • 白「真夜中の緊急生放送です」
    極「伊太利亞は、夕餉の後くらいで蹴球の試合中継を見ている頃合いでありあます」
    白「ビリヤアド?」
    極「それは撞球です。姉やも若干ネタが古い…」

    白「まあ、今回は廣告して頂いた御礼だから、細かいことは良いんだよ」
    極「新作ならDJの😾田😾氏が出てくるべきでは?」
    白「え、何か関係あるのかな。それは兎も角、応援だよ」
    極「そうです。綾森先生の新作のほうを名代として応援するであります」
    白「極東リオくん応援団だね」

    極「それに留まらず、最新話ではオリヴィア嬢に感情移入したので、二人共々応援する所存なのであります」

    😇「銀銀でしゅ」
    白「わああ、河童ちゃんだ。絵文字が強引だよ」
    😇「銀銀でしゅ。そろそろ人間共が寝静まる時刻になったので顕現したでしゅ」
    極「単に座付き作家が風呂入ってただけであります」
    白「シルバー、シルバーって何のことだろう」
    😇「私信の暗号でしゅ。権威ある学術書を繙くと、例の映畫のワンシーンと同様に、銀◯なのでしゅ」
    極「あ、今更ピー音が。映畫とはキネマのことやも」
    😇「水道の元栓が閉まっている状態なので、貴族の女性に重宝されてたでしゅ。学術書に記されてるでしゅ。映畫の文庫版後書きかな。歌舞伎役者と同じ情夫でしゅ」
    白「歌舞伎しか分からないよ」
    極「うむ、詰まり、綾森先生の新作の表現が正しい、と」
    😇「そうでしゅ。奔放な遊び人も多かったようでしゅ。単に精…」

    (只今、電波が乱れております。チャンネルはそのままでお待ち下さい)

    白「おーい、ラヂオの設定、どこいったの!」
  • そうそう、極夜ちゃんの言う通り、本当にイタリア人はサッカー好きが多いのですよ。
    実際住むと色々イメージと違うことも多いんだけど、ここはイメージ通り。

    やっぱり新作の彼は🐱田氏キャラ・・・笑
    極夜ちゃんがいちいち舞台裏を明かしてくれて面白い。

    あ、オリヴィアに感情移入だなんて。ありがとうございます。
    考えてみれば双子の人生も―― ああ、昭和も中頃はまだ近世が続いていたのかっていう倫理観!
    双子が戦後、民主化した日本で幸せになったはずだと夢見るのでしゅ。

    天使の輪っかが河童の皿に見えてきた、と思ってたら本当に天使の話になったでしゅ。
    「水道の元栓が閉まっている状態」は分かりやすく素晴らしい隠喩。どこにも引っかからない!
    ノベライズの巻末解説か~
    頭の中の情報が、どこでどれを仕入れたものやら・・・
    DVD2枚組版を買ったらついてきた監督のインタビューとかもあったな。
    (わずかばかり腹を立てた記憶)

    ふと思い立ちました。
    江戸後期~明治初期を舞台に、歌舞伎の女形を扱った小説が読みたいですねえ。
    蝶番先生の次作か、次々作か、、、って勝手にリクエストしてすみません!

    お前が書けよの世界ですが、私は今回のシリアス地獄を抜けたら、次はあっぱらぱーなのを書くのでしゅ。多分。
  • でしゅ。人間が寝静まったでしゅ😇

    いや、河童ちゃんこそ沼で寝てて下さい!


    昨日は出典が本棚のブラックホール部分にあると信じ込んで探さなけったけれど、デスク脇の新作用資料部門に何故かカス◯ラートコレクションがあったw

    一番明確なのは『〜歴史』(ちくま学芸文庫)の一章-三「生理上の大きな変化」です。

    「大部分はほぼ正常な性的関係を持つことができた。去勢をしたからといって◯起や◯液、前立腺液の排出は可能なのである」(同書28ページ)

    次は『〜の世界』(国書刊行会)三章
    「カス◯ラートの多くは評判の女たらしだった。むろん異性から大変モテた。カス◯ラートとの情交はまずい事態をもたらすことがないからである」(同68ページ)

    映画のノベライズは、こんな調子。
    「玉はなくてもモノは立つ。しかも発車オーライがないから長持ちする。その上、子種がはないと来ては、女にモテて仕方がない」(新潮文庫版解説)

    この文庫版解説の執筆者が永竹由幸さんという芸大講師(当時)のオペラ研究家で、解説文は本人の著書『オペラと歌舞伎』(丸善ライブラリー)からの抜粋&一部修正なんだそうです。女形とか妙に詳しそうな。

    女形志望の練習生から、日本橋の陰間茶屋に行きついて、唯一とも言える既存の時代小説『柳影』(多田容子著)をサラッと読んでみたけど、悲劇性が強いです。二十歳で年増になって売れなくなり、その後、夜鷹になって拘束されたり。なんだか救いのない世界だったのです。

    陰間には触れず、女形で実は柳生必殺剣の使い手とかなら、イケるかな。
  • ご面倒かけて申し訳ないっ
    もう国内にいるのでいつでも資料読めるのに、引用していただいてお手数をかけてしまいました!

    『オペラと歌舞伎』も読みましたー!
    まさかここまで同好の士とは。。。奇跡だ。

    しかし『柳影』は知らなかったのです。
    能楽の方の『風姿花伝』も、容貌が衰えて美少年・美青年じゃなくなったあと、
    どう芸の力で魅せるかって話だそうだから、
    昔の芸事の世界ってのはどこもかしこもゲイの力・・・嘘ですw スミマセンw

    救いのない世界の中で、芸の力でパトロンを得ていく話とかかな・・・?
    いやでも蝶番先生が逆境に打ち勝つ系の暑苦しい主人公を書くイメージはありませんでした!


    私は結構「去勢をしたからといって◯起や◯液、前立腺液の排出は可能なのである」このへんの記述を怪しんでるんですよね・・・
    前立腺液の排出はあると思うけれど。

    いやそもそもは怪しんでなんかいなかったのですが、ニコラス・クラプトンというカウンターテナー歌手が、モレスキに関する本を出しているんです。
    英語なんで翻訳しつつちまちま読んでいたんですが、彼が「本当にたったんかいな?」みたいなことを書いていて、言われてみれば・・・となったんです。
    高齢になってテストステロン値が下がったらEDになるじゃんっていう。
    ニコラス・クラプトンは「女性は単に快楽を求めているわけじゃない、だから彼らがモテたのだろう」という持論らしいです。

    ニコラス・クラプトンは、彼らの成長に伴うモノのサイズに関しても考察していて――って、これ以上はやめましょう!(笑)

    いつもオタクトークにお付き合いいただき感謝しかありません。
    イタリアの国立音楽院古楽科へ行っても、こういうオタクはいませんでした・・・
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