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【遥かなる地平線に血の雨を】第四章開始

『遥かなる地平線に血の雨を』にて、「4-1 追う者と追われる」を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894419971/episodes/16816700427303804104


第三章の個人的寄り道を経て、いよいよミッコとフーの決戦が始まります。第四章は事実上の最終章となりますので、ミッコとエミリーの旅も終わりになります。ついでにここまでは名前だけ出てた人も助っ人で登場予定。


で、ここまで書いてきて今さらですが、旅の道中で出会う人物がみんないい人ばっかで、何かリアリティがないなぁと。
もともと、アンナリーゼは奴隷商人だけど性格はいい人、マルーン神父は狂信者だけど善人など、立場と人格の二律背反を一つのテーマとしてはいましたが、だからといってアンナリーゼも酒場の親父も二人に協力的っていうのは、何か違うなぁと。
まぁ、出会う奴全員悪人にした場合の冒険を書く技量は私にはなかったというだけの話ですが……。


それと、本作は東ヨーロッパから中央アジアをイメージした世界を舞台としているのですが、それらの知識が足りていないことも書きながら痛感しています。
そもそもモンゴルの西方侵攻自体の知識も怪しいうえに、特に遊牧民の生活については下調べが追い付いかないままに突っ走ってしまってます。

昨今のウクライナ戦争に関連し、ロシアの衛星国家という認識しかなかった中央アジア諸国への興味も高まってますので、中央ユーラシアの歴史や地政学なんかもきちんと勉強しなきゃなと思ってます。

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