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「年相応」って、なんだろな。(注:あくまでも、小説内で!)

【執筆中のつぶやき】

小説の中には、「妙に大人びている、子供キャラ」とか、「全然、大人に見えない、大人キャラ」なんてものが、結構いるような気がします。

リアルで身近にいたら、イヤというか、かなりやりにくいと思うのですが、小説内だったら、魅力的。
「年齢にそぐわない言動をする」からこそ、面白い!(たぶん)

――ただ。
物語の最初から最後まで、ずっと「年齢にそぐわない」よりも……。
あるとき――大きな事件などがあったときに、ふっと、「年相応」の言動を取ったときもまた、そのキャラの魅力が引き立つような気がします。(ギャップ萌え?)

つまり、年相応でないキャラが、年相応になったとき、二度美味しい。

――なんて、考え始めたら、「年相応」って、結局なんだろな?
どんな一面も、そのキャラの持つ「個性」なんじゃないかなぁ……なんて、思ったのでした。



【更新予定】

 ハオリュウの耳に、摂政カイウォルの声が蘇る。

『介添えの彼は、息災ですか?』
『彼を大切にするとよいでしょう』

 シュアンの命を守るため、ハオリュウは、ある決断をする。

 そこに、クーティエが現れ……。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第三部 海誓山盟  第二章 黄泉路の枷鎖よ

  4.絹糸の織りゆく道-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330662641213598
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)

 明日、金曜日 20:20 投稿します。


※第三部 第二章は、
 2023年9月1日 ~ 2024年2月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「クーティエとハオリュウ」

今回のエピソードを書きながら思いました。

「クーティエよ。いったい、ハオリュウのどこがいいのだ?」

確かに、ハオリュウは「なんだか、いろいろ凄い感じ」のところがある人物です。
でも、一緒にいる相手としては、物凄く、面倒くさいと思います。
物腰が優雅で、一見人当たりがよくても、実のところ偏屈で、人の話を聞きません。

シュアンが、ハオリュウとつるむのは、まだ分かります。
でも、クーティエの立場は、シュアンとは、まったく別なのです。

クーティエに見捨てられたら、ハオリュウは終わりのような気がします。


さて、爆弾発言を落としたハオリュウは、クーティエに見捨てられずにすむのか。
――つづく。



【次回予告】

「なんでっ? どうして、ハオリュウが〈天使〉になるのよ!?」

 驚愕に震えるクーティエに、ハオリュウは冷静に答える。

「荒唐無稽に感じるのは分かるけど、自棄になっているわけじゃないよ」
「でもっ!」

「エルファンさんが事情聴取のときに使ったのと、同じ手を使うんだ」
「何よ、それ!」


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第三部 海誓山盟  第二章 黄泉路の枷鎖よ

  4.絹糸の織りゆく道-2


 よろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • 一粒で二度美味しい奴ですね、わかりますw
    年相応でない個性って、だいたい外的な影響だったりしますよね。誰かの真似とか、環境とか。
    つまりそのキャラの人生が表れ出てるわけで、さらにその下の地の部分が覗く(ように描く)というのは、きっちりキャラのあり肩を把握してるからこそできることだと思うんですよね。なかなか奥深い描写だと思います。私もやりたくなりましたw
  • 梶野さん
    コメントありがとうございます。

    分かっていただけて嬉しいです!
    あ、確かに外的な影響が大きいですよね。そして、おっしゃる通り、そのキャラの人生の表れ、ですね!
    この個性によって印象深いキャラクターになりますし、多くの場合、あまり恵まれた環境にいない(どちらかというと、不幸な……)わけで。その結果、多少、突拍子もないことをしても、読者が好意的に受け止めてくれる(可能性が高い)、美味しいキャラになると思います。
  • こんばんは~(*´▽`*)

    年相応ってちゃんと考えると難しいですね……(;´∀`)

    というか、ふと気づいてしまいました……。

    私、ちゃんとした大人を書けてる気がしないです……っ!Σ( ゚Д゚)
    ということは、私自身が年相応の大人じゃない……っ!?(笑)
  • 綾束さん
    こんばんはー!
    コメントありがとうございます!

    あー! そうそう。
    私も大人を書けている気がしない――というか、大人って何!? と思っておりました!

    小学生のときから小説(もどき)を書いていたわけなのですが、そのころ「大人って、凄い! カッコいい! ――って、感じに書かないと駄目だよね。うまく書けないや」と思っておりました。
    しかし……。
    いざ、大人と呼ばれる年齢になると……、「凄くてカッコいい? そんな、聖人君子みたいな人間、いるわけないじゃん?」という、駄目な大人に育ってしまいました。
    で、でも、みんな、そう思っていますよね!?
    ……ひょっとしたら、小学生が書く大人のほうが、「大人っぽい」かもしれません(?)
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