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「ユーザーが選ぶ!カクヨム作品大賞2016」について&レビュ返

 皆様、以下のイベントをご存知でしょうか

 長良黄泉主催「ユーザーが選ぶ! カクヨム作品大賞2016」 
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882145971

 かいつまんで説明するとカクヨム版本屋大賞です。長編中編短編二次創作(長編は完結済と連載中で区分)で部門を分け、ユーザー1人が部門毎に最大3票を書籍化済み作品以外に投じ、得票数から2016年のカクヨム大賞を決める面白い試みです。詳しくはリンク先をご覧ください。

 元々、僕はこのイベントを近況ノートで宣伝するつもりはありませんでした。

 理由は自作への投票を促しているみたいで厭らしいからです。こういうものは知らないうちに投票されて「嬉しいなー、ありがとう!」となるから微笑ましいのであって、自分から「こんなイベントありまっせ」と投票用紙を差し出してしまったらたとえ誘導はしていなくてもなんだかゲスです。ゲスの極みナオトです。

 しかし今回、たとえゲスに成り下がろうとも紹介せねばなるまいという強い思いを抱いたので、紹介することにしました。なぜか。それはですね、えっと、ものすごく言いづらいんですけど……

 あんまり盛り上がってない。

 はい言ったー!言っちゃったー!紹介どーこーより今の発言の方がゲスだっつーの!お前、たった今、とんでもない数のライティングリーディング(カクヨム)ユーザーを敵に回したよ!どーするよ!どーしてくれるよ!!!

 いや、まあ、正確には「思っていたより盛り上がっていない」です。12月22日(木)まで投票可能で、その日までまだ作品は読むから、今の時期に票が集まらないのも当然ではあるんですけどね。でも期日前なら投票後修正も出来るのにさすがに少なすぎやしないかと不安に思い、念のため宣伝しておこうと思った次第です。

 イベントの花形と思われる長編部門(完結済)を例に話すと、今は4票取れば1位です。この結果を前に「個人創作サイトの好きキャラ投票(あえて人気投票とは言わない)だってもうちょっと票稼ぐだろ……」と思ってしまった僕の気持ちも理解して頂きたい。個人的に大賞は30票、欲を言えば50票取って貰いたいですね。いや、無理か。でもそれぐらいの気持ちです。

 イベントの第一回は本当に大事なんです。

 第一回の成否でその後の全てが決まる。そう言っても過言ではありません。本屋大賞だって第一回が成功したから定番化したようなものです。第一回カクヨムWeb小説コンテストも成功すると良いですね。僕は環境的に紙書籍が手に入らないので戦力としてはすこぶる微妙なのですが、電子書籍で気になるものは買います。

 僕は本近況ノートで紹介した「カクヨム作品大賞」に成功して貰いたいのです。なお僕の「成功」の定義は、主催者の長良黄泉さんが「やって良かったなー」と思ってくれれば成功です。そもそも僕がこのイベントに成功してもらいたいと思う理由は、この長良黄泉さんの存在が大きいです。

 この方、読み専なんですね。しかも作品にしっかりしたレビューをつける読み専。僕とは何の絡みもないのですが、レビュー欄で鉢合うことがちょくちょくあるので気になってはいました。カクヨムが成功するためにはこのような方が必要不可欠だと僕は考えており、一年間のサイト運営にこういう方がついてきてくれて、果てはイベントを行って頂くにまで至ったこと自体が、カクヨムの一つの成果なのではないかとすら思っています。

 だからこの方に「カクヨムマジオワコン」と思われたくないなぁと。

 「盛り上がっていない」とかほざいておいてどの口が言うんだと批難されるかもしれませんが、本当です。投票に匿名性が全く無いので尻込みする気持ちは分かりますけどね。こういう面を考えるとやっぱりメッセージ機能は必要っぽい。

 というわけで、読み専でも書き手兼務でも、推したい作品のある方は物怖じせずに参加することを推奨します。僕は参加します。というか、してきました。元々長編部門(完結済)だけで良いと思っていた派なので、票を入れたのはそこだけですが。

 あ、それと拙作「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」が★200に到達しました。例によって例のごとく近況ノートで取り上げますので、しばしお待ちください。今回は裏話だけではなく、少し変わったことをしたいと思います。応援頂いた皆様、本当にありがとうございました。


-----(「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」へのレビュ返)-----

 鈴川 様

 気合の入ったレビューをありがとうございます。若いのに文学的感性の優れた方だとは思っていましたが、構成を読み取る力も十二分に備えていて驚きました。お父さん本当に将来が楽しみです。いや、そこまで年上じゃないけど。
 なお後悔しないかどうかはテスト結果が出るまで分からないと思います。僕は昔、天童荒太先生の「永遠の仔」にテスト勉強時間とテスト結果を潰されたことがありますが、後悔……しなかったな、別に。ならいいか。

コメント

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