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『東京千景』200首を書いて。

東京を切り取る短歌200首を東京千景に綴る。現在「保存」という形で貯めており、公開はこれから。だが、とにもかくにも200首書いた。
東京旅には、毎度900kcal近くを消費し、3万歩~4万歩歩いている。午前10時半ぐらいに駅を降りてスタートし、目的地を決めて歩き、最後は午後8時くらいに切り上げて帰宅の小田急に乗る、といった旅程。
帰ってからが本題で、旅中にスマホに記した短歌を、おくのほそみち式説明書きを加えて保存、公開する。この記述作業に毎度6時間ほど掛かっているのではないか、かなり時間を食う仕事で心が折れる思いのすなり。
とはいえ、1首1首着実に増えていく、からには、1000首までの道のりが着実に減っていく事と同義なのであって、その地道な漸進は、偉業への道筋なのであり、各駅停車で目的地に向かうかのような、だるさの中の達成感を感じられる。
あと800首。一度のお出かけで30~50首程度か。あと16回も出掛けて96時間の記述時間を設けなきゃいけないのか。さすが千里の道は遠い。まだ、我慢をして歩く(そして書く)必要がある『東京千景』である。

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