源ガク with ネコさん and 妻

少しドライな感じですが、小気味よく流れる感じ。

世界の捉え方が独特な１０代の感覚が蘇る、、むずさと潔さを提示した良作。

５月の風的な、私小説でしょうか、蹴りたい背中的な要素も。

なんと言うか、たまに破滅を希求する心理がストレス下で起きますが、それらのカタルシスっぽくなりました。

すごく最後にアクセントが効いてて、良かったです

アンダンテの音楽を聴いているような、安定した描写力でした。

印象付けが効果的で、無駄がなく閉ざされが心地よい作品でした。

幾重にも絡み合う、人間模様がトイレに集結した、スッキリした作品。

優しさは甘いのですね、熱にも成りますね。

どこかサメた視点があり、ラフさの面白い作品でした。

引きと外しが絶妙でした。

女性のここぞの時の行動力は、あなどれませんね。

司法解剖で警察あるので、雰囲気が滲んできました。

しっかりとした筋があり、柔軟性も感じられました。

突き抜けた刺激！散乱した残骸！

ざつみやにごりのない、元気がでる１００％ジュースのような作品でした。

イケナイことをして、罰せられるお話ですが和みます。

読みやすく、物語を進める推進力が力強く、迷いを感じさせない安心感のある作品でした。

作者さんの人柄をしのばせる、とても愛嬌のある作品でした。

軽めな文体に、高校生の表面的なとこがマッチし、その表面に浮き出てくる渇きを掬ったような作品です。

ドロりとした、腐りかけの林檎を食べるような、アップルパイには最適の作品でした。

太い線で、繊細なこころを滲ませたような、訴求力のある味わい深い作品でした。

なんと言うか、代償について考えさせられる社会派な作品でした。主人公の殺伐感がよかったです。

お父さんの奔放さと、長男の比較的しっかりしてるところが、印象的な旅物語でした、リズムよく読み終えました。

ストレートな純愛ドラマを、テンポよく楽しませて貰いました。

中学の時、学芸会の係だったけど、色をミスったのを思い出しました。

細かい事は気にしない、酒場の雰囲気感を味わえます。

言葉が素直で、筋が通ってます。節に印象的な繋がりを感じました。

力強い筆致でずいずいと読ませます。なのになぜか柔らかくラストと題名が重なりました、凄い。

巧く後を引く面白さに、中盤オチと言う新しさ、良かったです。

癖のない、綺麗な文章で、透明感があり、リーダービリティが高いなと感じました。

理解できない怖さと言うものがあり、素直な文章がよけいにそれを際立たせてる気がしました。