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  • 異世界ファンタジー

批評企画用ノート

これは批評企画で知り合った方などが、返信するために使う用ノートです。

今まで作品内コメントを利用していたのですが、これだと返信が1回しかできず、コメント主の方が再返信できないので、新しく作成しました。

批評企画に参加してなかった方でも、書き込んでいただいて、ぜんぜんOKです。

むしろ歓迎です。ここではネタバレも気にしないで下さい。

もし私の作品を読んで感じた問題点などありましたら、遠慮なく批評・指摘していただけると喜びます。

自分が好きで書いた作品はどうやっても、自分にとっては世界一面白いものにしか見えないのが、書き手という生き物なので、自分の作品の難点って見えにくいんですよね。

カクヨムだと基本的に作品内コメントは、その手を指摘することがないので尚更です。

なので、このノートでは「ここがつまらなかった」とか「ここが退屈」「ここが意味分からなかった」などの、シンプルなご意見でもめちゃくちゃ有り難い栄養です。

どんな褒め言葉より喜んじゃいます。

ちなみに批評企画に参加した方からは、作品内でもこんなコメントを頂いております。

「ヒロインが需要なさすぎ属性なんだよ。ラブコメなのにヒロインの魅力が死んでるよ!(意訳)」

はい、もう作品の根幹に関わる部分をドストレートにぶった切ってくださったりしますw

作者本人が一番分かってた部分だけど、改めて他人から言われると、そうだよなあと納得できちゃって、ありがたい。

こんなでも喜ぶ人間。それが書き手という生き物なんでしょうね。

44件のコメント

  • ここではあまり批評した事がないのですが、してほしいとのことなので。書き込みます。

    ギャグとシリアスの融合。良いとは思うのですが、最初オークお偉いさんの娘の部分でギャグ満載になっていて、うーん、これ果たして良いのだろうか? と思いました。

    せっかくのシリアスで良かった部分を殺している様に思えたのです。

    面白い作品であるが故に少しギャグを控えめしにてもいい気がしてならなかった。

    それとは逆にこの作品からギャグを取ったら果たしてここまでのものになったかどうか? と言う感想も持ちました。

    さじ加減がとても難しいですが。

    せっかくなので読んだ感想を置いていきますね。
  • 神原様。

    ありがてえ感想をどうもです!

    そうですよね。
    あのシーンは状況としては、主人公の目的が達成できるかどうかというシリアスな場面になります。

    そこでブーラコ(オークの娘)の扱いがギャグ寄りだと、緊迫感が薄れてしまうというのは、その通りかも知れません。

    自分的には、ここまでずっとこのノリだしええやろ、程度しか考えてなかったので、まさに自分にはない視点からのご意見をいただけてありがたいです。

    感謝いたします。
  • 神原さんのギャグに対する考え方について私も思ったことを書きます。
    シリアスとギャグのバランスは良いのではないかと思ってます。
    印象として乳ネタが多いかなというところですね。
    決してそんなことはないはずなんですが、読み終えてから日が経ったこともあり、乳ネタ多かったなという思い出が強くなっちゃってるんですよね。
    乳ネタってギャグとしては定番で、言葉を選ばずに言えば誰でも思い付くネタなのかなと思っています。
    この作品全体を見れば唯一無二の出来栄えなのに、乳ネタが思い出を邪魔してる感があります。
    定番ネタの需要は多いと思うのですが、贅沢なことを言えばギャグを引っ張り出しても菅野さん唯一無二の作品として思い出に浸りたかったなというところですね。
  • おはようございます。
    そして失礼します。

    上記の乳ネタに関してですが、私はむしろロジオンとハレヤ今の関係性を象徴するもので、また相容れない正反対の対象としてネタが多様化されるのは自然な流れなと思いました。

    乳ネタとクレープ&ステーキは彼らの属性であり、日常です。小説においても読み手も、息を抜くところなのかなと思っております。
    ゾーフィアオタクでおっぱい星人なロジオンの属性は変えられないと思います。

    最後は金持ちになって人生勝ち組となるより、元の日常に戻して新たな再出発を示唆しているのだと思います。
    そこに戻す為にはロジオンがやらかさなければなりませんが、そこはロジオン、ブレずに盛大にやらかしておりました。関西人としては、結局そこかーい!と気持ちよく突っ込ませていただきましたよ。

    まあ、これも私の個人的な感想なので参考としておいて欲しいです。

    それより私が懸念するのはやはりトールキン財団ですかね。ホビットおじさんはともかく、オークはこの作品の根幹を揺るがすものとなりますが、今年からその使用についても厳しくなったと聞き及んでいます。
    かく言う私もキングオークを出しているので修正しなくては。
  • ベンゼン環P様

    なるほど。
    やはりギャグとシリアスの塩梅は個人差がけっこう出ちゃうところなんですね。

    「丁度良い」と感じる方もいれば、「空気読んで緊迫する場面はシリアスに寄せたほうがいい」と感じるかたもいると。

    多くの方の意見が聞けてありがたいですね。
    栄養になります。

    Gカップに関しては、自分としてはギャグのつもりというより、
    理想(伝説上のゾーフィア)と現実(真実のゾーフィア)のメタファーとしてのアイコンのつもりではあったんですよね。

    それと同時に、主人公がヒロインへ向ける愛情が、見かえりや下心を交えない純愛であることを強調するための仕掛けとして用意したつもりのものでした。

    その結果として、18万文字の作品で20回も『Gカップ』という単語が登場することになり、実に9千文字に1回の頻度で表れることになりました。

    これは確かに、ギャグとして見られた場合は、しつこいと言われても仕方ないですね。

    これまた自分では気づけない部分でした。
    ありがとうございます。
  • かごのぼっち様

    そうですね。
    私もGカップネタに関しては、かごのぼっち様の解釈のつもりで、書いたものです。

    理想と現実のギャップを受け入れる象徴ですね。

    けど一方でやはりギャグに見られれば、しつこすぎるというのも、その通りだと発見させていただいた次第であります。

    トールキン用語関連に関しては、カクヨム掲載自体は商用利用にはあたらないので、ここで書いてる分には問題ないですね。

    仮に商用で出版などをする場合には名称を変えなきゃダメなやつですが。

  • ところで、本編以外の作品を外された模様。これは番外編として本編とは別にすると言う目的でしょうか?

    番外編も面白いし、せっかく出来ているこの世界観、勿体ないのでスピンオフやアフターストーリーなど世界を広げてほしい気持ちがあります。
  • かごのぼっち様。

    その点について短期間だけ作品の紹介文スペースで説明を記載していたのですが。

    コンテストへの応募に際して、18万字以内という制限があったため、それに合わせて本篇以外を一時的にカットした形にしました。

    すでに応募期間は過ぎて応募は完了しているので、応募規定から外れる形式に戻しても問題ないのです、が。

    改めて本篇だけにしてみると、やっぱり本来のこの形が完成されてていいな、と思っちゃって、そのままにしている次第です。

    後日談を再開することがあったら、そのとき再び公開したりするかも知れません。


    番外編については、別作品として構想はしています。
    ゾーフィアが魔王を討伐してから、現代までの約千年間の一部を描いたものですね。

    『元最強勇者が世界を救ったその後の後日談』的な、いかにもウェブ小説っぽいシチュエーションを、この作品のテイストに合わせた良い感じに捻ったものが出来たらいいなと、色々考えてるところです。

    例えばゾーフィアによるダンジョン配信、みたいな王道ネタと組み合わせるみたいなことですね。
    それもストレートにやっても仕方ないので、良い感じに捻れたらなと。
  • 応援コメント返信ありがとうございます!

    今回は批評ではないです笑

    この場を作って頂きありがたい
    ありがとうございますという報告です。

    というのも、前々から
    長文での批評は
    他の方応援コメント邪魔や
    迷惑になるような気がしていたので。
    助かりました!
    本当は直接、言いたかったのですが
    言えず仕舞いで。

    良ければ
    このフォーマット、こちらでも
    使って良いでしょうか?

    あと、やはり皆さん、
    ギャグとシリアスのバランスについて
    疑問持たれていらっしゃるのですね。
    とても興味深いです!
  • 誰よりも海水を飲む人様

    いつも丁寧なご批評をありがとうございます!

    もちろんフォーマットを流用していただいて結構ですよ。
    今後はそちらの作品への私の批評コメントも、そのノートに書く感じがよろしいでしょうか?
  • ありがとうございます!
    そちらで大丈夫です!

    近日中に、私の近況ノートを立てておきますね。
    いつも応援コメント、批評ありがとうございます!
  • 承知しました。
    今後はそのようにいたしますね。

    こちらこそ、ありがとうございます。
  • あ、どもども。
    批評とかするつもりは無かったのでテーマとは違うのかも?ですが折角なので問題提起?みたいなのしてもいいかな?しちゃうけどw
    空気読めてなかったらスルー願います
    m(_ _)m
    正直この物語は齟齬とか矛盾とか殆ど無くて、スポットライトの当て方(誰視点?誰価値観ベースで読者共感を誘う?)とか掘り下げ方(裏設定をどこまで文章化するか行間に何を残すか?)とか表現の仕方とかテクニック的な論争になると思うのよね。
    あ、勿論「未熟者が!てめぇの物差しで安易に語るな!」ってお叱りもウェルカムどーぞ♪
    そんな中で私自身も少々悩んでる事が一つ。
    この作品の各話のタイトルなんですよ、読者には解りやすいタイトル。
    逆に言えばプロットをタイトルに持ってきてるんじゃね?くらいなストレートなタイトル。
    多分それくらい安心して読める…そしたら本文読まなくてよくね?までワンチャンあるのかな?とか思ってしまうのですよね。
    次回予告で「ヤムチャ死す」みたいなネタバレも魅せ方の一つだとは思うんてすが各話のタイトルとかどーなのかなー?と。

    目の肥えた方々のご意見も賜りたい次第です
    m(_ _)m
  • 椿 恋次郎様

    ようこそ! そういう話題もウェルカムですよ。

    各話のサブタイトルに関しては、実は投稿した初期段階では、中身がそこまで分かるものにはしてなかったんですよ。

    雰囲気だけは伝わるけど、その話で何が起こるかは具体的にはわからないレベルですね。

    でも、投稿と同時にウェブ小説というものを私自身も読み始めて、そこで思った。

    「各話のサブタイトルで何が起こるか見えると、お話しの方向性がまだ掴みきれてない序盤を読んでるときに、この作品でどんな面白さを得られるのかが一目でわかってありがたい」と。

    例えるならレストランのメニューみたいなもんですね。
    メニューに良くわからん文字列が並んでいるのと、好物の食材が使われていることがハッキリ書かれているのとなら、どっちがいい? ってことです。

    そうなると私は自然と、ハッキリ書かれている作品のほうが楽しみやすいことに気づきました。

    ただ、ネタバレにも限度はあるので、私の作品の場合は、〝リアル〟の章以降はタイトルだけでは中身がわからないようにはしてあります。

    とりあえずメニューは中盤くらいまで中身がわかるようにしてあれば十分だと思うんですよね。
    そこまで読めば、どんな作品なのかはほぼ分かりますし。

    以上です。


    あと似たような話題だと、タグの「ハッピーエンド」ですね。
    ヒロインを救えるかどうかが焦点の作品で、ハッピーエンドじゃ、
    もう救えるってわかっちゃってるじゃんwwって話しなんですが。

    実はこれも最初は付けてなかったんです。
    では、なぜ付け始めたかというと。

    最終回を先に読む方が意外に多かったんです。
    中盤あたりまでは順番に読んでくれてるんですが、シリアス展開になったあたりで、最終回を先回りして方が多かったんですよね。

    で、最終回を確認してから、また元にもどって読み始める、みたいな感じです。

    最近はアニメとかでも、人が死ぬ系のお話は原作でどのキャラが死ぬかを先に検索してから見始める視聴者が多いという話しを聞いたことあるのですが。
    それほんとなんだろうなと。

    まあでも、分かる気はするんですよね。
    感情移入したキャラが死んじゃうようなお話しはみたくないという気持ちは分かるです。

    ならばもうハッピーエンドって書いてあげたほうが、ユーザーフレンドリーだよなって思って、タグを付けるようにしました。
  • 菅野様が提供してくれた場ですし、私も書いてみることにします。
    折角、ご自身の作品をネタにしてくれたのに、ちょろちょろ書いて終わりでは期待に応えられないので議論を盛り上げるために、私への批判も来そうですが、燃料を投下する必要があると思うので多く書いてみます。

    偉そうなこと書きますけど、自分もできてるわけではありませんから……。というわけで、最初に謝ります。

    「偉そうなこと言って、ごめんなさい!」_(._.)_


    まず、全体的には「映画『世界を救う。そして彼女は勇者を憎む』」の章が、他に比べてバランスを欠いていると感じました。

    ●理由(その1):サブストーリーなのに、物語が出来すぎてる。
    正直、「全裸元勇者 外伝」ってことで、サブストーリーだけで作ってみたら? と思います。メインストーリーはハレヤとロジオンの日常系的な感じの話なのに、サブストーリーはガッツリ世界を救っていて読みごたえがある。特に映画部分は淡々とした文書で楽しい演出の枝葉を切り落とし、構成力勝負の表現となっています。系統の違う話でサブストーリーの方がコッテリしてるので、メインストーリーを食ってる気がします。
    すごくいい話なので、削れなかったし、出来にも自信もあったんだろうなとは思いますが。

    ●理由(その2):サブストーリーなのに、長すぎる。
    映画の章が40007文字。全体が180567文字なので、約22%。
    その1のとおり、毛色の違う話が2割も入っていると異物感はやむをえません。21話にオーク勇者の話が出てきますが、あのぐらいであれば違和感はありません。コッテリ好きでガッツリ楽しみたい私はこの構成のおかげでかなり楽しめましたが、さらっと読みたい方はこのまま読み進めてもいいのかな? と思うのではないでしょうか。

    ●理由(その3):読み続けてきた読者は、きっとコメディを期待している。
    やっぱり全裸元勇者はハレヤとロジオンの会話や、やり取りが面白いんですよね。読み続けた読者はそれが好きで継続して読んだと思います。でも、映画視聴の表現として他と区別して淡々と描いており、そのため楽しい演出や表現がごっそり抜けてる気がします。私のように、これは別の話だと割り切れればガッツリ楽しめますが、長さもあって急に別の小説を読まされているような「これじゃない感」で最後まで読めない人、あるは端折って最後だけ見ればいいや、の人もいるのではないでしょうか。最後は感動させる話だし、原則を崩して構わないと思うのですが、コメディを期待してラスト直前まで読み進めてきた人からすると、その2のとおり、分量もあって厳しい気がします。
    映画中の最初の中二病のシーンあたりでは淡々とした記述に徹しきれておらず、私も読んでいて
    「おい、コメディ・モンスター菅野氏よ。ここは劇中であって演出で笑わせにきちゃいけないのでは?」
    と突っ込んでました。菅野様自身も淡々とした表現でも読んでいる人を笑わせたいとは思ってませんでしたか?
    やっぱり、菅野様の才能は楽しい会話や地の文の表現なのに、映画の部分は才能を完全に殺してる。でも、その1でも書いたようにサブストーリーがメインを食うぐらい物語の構成の完成度が高いから、構成力に関する才能もあると思います。なんといいますか、菅野食堂ではカレーもおいしい、とんかつ定食もおいしい。でも、客は2食分を一度に食べるとお腹に厳しいので、カツカレーもメニューに加えてほしいって感じかな。現状の全裸元勇者ではカレーを食べさせたうえで、客に対して「とんかつ定食もおいしいので食べてみろ」って勧めてるみたいな感じで。まぁ、大食漢な私は大丈夫ですが。 

    改善策とするなら、一気に書いてしまうのではなくて、実際に映画を見ているときもそうですが、映画の途中で何度かモノローグを入れて「こんな恥ずかしい過去まで描いて、他の客と共に見せようなど、なんという羞恥プレイ。まったく恥ずかしいではないか。もっとも、著作権切れだし、昔はプライバシーなどガバガバだったから、やむを得ないのだが」などと、ハレヤにツッコませてテンポを維持する方法はあるかと思います。要するに38話の手紙を読むシーンに似た表現ですかね。ただ、現状では分量が多すぎて、ちょっと難しいでしょうか。


    というのが、構成上の感想です。
    また、一般論としては以下のようなことも感じました。

    ●流行りの話ではないよね。
    これ言うと元も子もないんだけど、食いつきが悪いのは仕方ないし、分かってやってますよね。
    最近のアニメを見ていても思いますが、例えばファンタジーって、現代の感覚を持って異世界を楽しむという話がほとんどで、VRMMO系や転生モノが多いですよね。ゲームの方が10代、20代の読者にはなじみがあって、とっつきやすいってのはあると思います。菅野様や私の作品は大多数の一般的感覚とすればなじみのないメニューを提供する食堂なので反応がイマイチなのは仕方がないのかと。でも、カレーがおいしくても飽きるもの。そこで、私たちは「おい、とんかつ定食もいけるぞ、食べてみろよ」って流行らせてみたいんだよね。「葬送のフリーレン」のようにゴリゴリのファンタジーにも重要があって、私の作品はそういう古典的なファンタジー好きが間違って食ってくれれば、ひょっとしたら……、と言う感じでしょうか。一方で菅野様の作品は、現代の感覚を持った等身大の主人公ってところではありますが、「こういうタイプの人が間違って食べそう…」ってのが想像しにくい。食べてみたらおいしいんだけど、最初の一口のハードルが、さえない私の作品よりさらに高いように思います。上昇気流を捕まえるかどうかは運。飛び上がって、飛び続けることができるかは実力ですよ。高く上がらないからと言って、決して全裸元勇者が面白くないわけではないです。

    ●登場人物が少ないと単調になる
    映画のシーンは別ですが、極端に言えばハレヤとロジオンの漫才のような物語だと感じます。
    場面変化や他の登場人物によるネタは提供されるのですが、そのネタをもとに基本的に二人で会話を回していると感じました。人間は多面的ですが、キャラクターって象徴的な特徴が割り振られるから、分かりやすいけど単調な存在です。それで二人だけとなると、ボケとツッコミなどの役割が固定化し、特徴も少ないですからイジり方も固定化する。結果、例えば胸のネタを必要以上に擦り続けちゃうことになります。この辺は少し前にしていたアニメの「このヒーラー、めんどくさい」を見ると分かっていただけるのかなと。面白いんだけど、同じ相手で同じネタをやりすぎって感じです。それを回避するには、話を回せる相手を増やすのが一般的ですかね。組合せが増えるので会話に幅が生まれますから。
    太古の昔、アイドルは一人で売ってました。ですが、今はグループが基本です。ユキちゃんがダメでもマキちゃんは好きになるかもしれません。つまり、敦子ちゃんは嫌いでもAKBは好きになってくれるように、パッと読んでハレヤとロジオンが合わないと止めちゃうだろうから、入口が狭い物語だと感じました。


    つらつらと書いてきましたが、ダメ出しをすれば作品は売れるのか? と言えばそうでもないと思います。
    以前、アニメ化された「ナイト&マジック」って作品の書籍買って読みましたが、構成はメチャクチャひどかった。冒頭から50ページ以上、設定の話がずっと続くんだよね。だけど、人気になったり、アニメ化する。実際読んでみると、そこそこ面白かったりもする。少々作りがひどくても、パワーのある作品は拾われていくんだと思いますよ。そういう意味で、私の作品にはそれだけの力がないのだとも思い知らされます。
    また、ネット作品って、きれいな作りだからいいとも限らないと思います。とがった作品はダメ出しすると、丸くなっちゃって、面白みが無くなってしまうのかもしれません。

    難しいですよね~(^^ゞ
  • 三原 耀様

    大変丁寧なご指摘ありがとうございます。

    私が自分で懸念点と思ってるポイントともいっぱい重なっていまして、
    こうして他者の目からその点を確認できるのは、とてもありがたいです。

    今回の場合だと、まずそもそも、映画本篇をまるまるぶっ込むのは、構成的にアクロバティックな無茶しすぎ問題ですね。

    これは作中のコメントへの返信でもちょくちょく言及してたのですが、
    あれ明らかにやり過ぎなんですよね。
    どうみても作者の我が儘なんです。
    やるならダイジェストで事足りる。

    そこを本篇まるまるなので、この辺りがどれくらいの割合の方が受け入れてくれるかは、もっとも自信がない部分でした。

    この点はやはりカクヨム以外の場でも。

    「映画パート長過ぎやりすぎ」という意見と、「これで完成された形」という意見の肯定・否定が真っ二つに分かれるところなんですよね。

    三原様のご意見で改めて確認できて、ありがたいです。



    コメディを期待して読み進めてくれた方を裏切る形になってるのも、その通りだと思います。

    この点については映画パートというより〝リアル〟以降の章に言えることですね。
    そこからシリアスが九割になるので。

    〝リアル〟章のシリアスへの転調で十分に感情移入させられずに、次ぎの映画パートへ期待感を繋げなかったら、もうそれ以降は楽しんで頂くのは難しいだろうなとは覚悟している部分です。



    映画序盤のコメディ部分は単純に、戦乱によって失われる二人の幸福を描いておかなきゃいけないという、構成上の理由ですね。

    失われる日常は、二人にとってかけがえのない楽しい物事であればあるほど、後に二人が世界から戦乱をなくそうとする動機が強調されるので、ああいう形になっております。


    改善策の要点は『コメディ的なノリを完全に失わせずにバランスをとる』と解釈しました。

    すごく大きなヒントなりそうです。ありがとうございます。



    >流行りの話ではないよね。

    そこもありますが、この作品はワンフレーズで面白さを表現するのが難しいストーリーだと思ってます。

    面白さの大半がパッとタイトルやキャッチフレーズだけでわかる部分ではなく、人間ドラマという読まなきゃわからない所に依存してるので、その時点でキャッチーさという点で大きく劣ってるんですよね。

    小説というのは読まなくてもわかる面白さがなきゃいけないと思ってます。
    が、この作品はそれが乏しい、あるいはあったとしても、私にそれをアピールする能力が不足しているということです。

    タイトルやキャッチ、未だにこれでいいのかと悩まない日がないくらいw



    >登場人物が少ないと単調になる


    これは名前ありのキャラを4人以上だしたくない病の弊害ですね。
    他人の小説読んでると、いつもキャラの名前覚えられないんです。
    3人までしか覚えられないw

    なので自分の書く作品も名前ありのキャラは3人までと決めてたりします。
    でもそれで単調さを感じさせちゃったらダメですよね。精進しなくては。

    胸ネタに関しても、自分では全部が全部ギャグネタのつもりではなく、
    理想と現実の象徴や、純愛の象徴として描いてたつもりではあるんですが、読み手の方からみれば、しつこく見えちゃうってことですもんね。

    こういう部分もやはり他人の目からご指摘頂けると、改めて気づけて有り難いです。



    >ナイツ&マジック

    めちゃくちゃ好きな作品です!
    小学生のころから小説版ガンダム読んでたようなロボオタの私には、特効なジャンルです。

    原作は触れてないんですが、dストアアニメで配信されたときに、1話につき20コメント以上、ほぼ1分に1回してた気がするくらいハマりましたw

    架空の兵器であるロボについて、延々と語りたがるようなオタにはあれ以上の作品ないですね。



    >偉そうなこと言って、ごめんなさい!

    いえいえ。

    書き手ってみんなそうですけど、自分が好きで書いた作品は、自分にとって世界一面白いものになっちゃって、絶対に客観的煮は見られないので、他人の視点からご意見をくださるだけで、何よりもありがたい栄養になります。

    私も批評企画では人様の作品に偉そうにああだこうだ言ってますけど、
    自分の作品の欠点については、見えてないところだらけですし、自分の言ったことの7,8割りくらいはブーメランで返ってきます。

    そういうものだと思ってます。
    書き手本人じゃ自分の作品の粗って、全部は見えないんですからね。

    だからこそ、互いに他人の目で批評し合って、ブーメラン投げ合うことに価値があると思ってます。

    他人の目、で見てご意見くださるだけで、ありがたいです。
  • 企画シラナイケド、オモシロソウダカラ書ク!
    自分は棚に上げるで良いんだよね!?
    お前が言うなとかナシだよ?

    では。
    ストーリーとしては起承転結綺麗にまとまっていると思います。
    話はとても面白い。これは前提。
    ただ、小説という意味ではどうかなというと、文章がたまに違和感がありました。
    基本的にはカメラはロジオン視点で、心の声もかなり細かく書くという極めて一人称みたいな書き方なのに、「ロジオンは」となるのはちょっとぎょっとするところがあります。いっそ一人称で良くない?
    と正直思いました。
    三人称にしたいなら、内面を多少書きつつも、その表情や動作でその気持ちを表すのを主とした方がいいのかなと思います。

    あと、投稿サイトに投稿するだけなら何も言わないのですが、賞に応募するという点では「誰をターゲットにする?」は結構明確にして、それに向けた方がいいのかなと思います。
    ほらたとえば昨今のテンプレなろうだと、じゃkus……ゲフンゲフン。
    で、何でターゲットかと言うと、受賞するとそれは売り物になるからです。
    ただ良いだけでは売れないのです。この商品やサービスにお金を払ってくれる人はどんな人か、そんな人たちに伝わるように、受賞させた会社は宣伝もしたりするのです。
    そういう意味で言うと、この話は極めてターゲットが難しいなと思います。菅野さんが書かれている通り、ヒロインの属性が独特。主人公もクセありすぎ。
    漫画だったらワンチャンありそうだけど、コミカライズの賞も今はなろうばっかり…。
    といっても、この話はだから良いのだろうし、とりあえず打ち消すほど文章をうまくすればいいんじゃないかなーと思いました。

    以上!
    企画知らないけど書いたよ!
  • 仁嶋サワコ(ニトウ)様

    丁寧なご批評ありがとうございます。

    書き手同士の批評は、お互いが棚の上からブーメランを投げ合って、それが自分たちの後頭部に戻ってきて突き刺さるという、自傷作業だと思ってます。

    くり返しになりますが、書き手は自分の書いたものを完全に客観的には見えないので、他人の視点から見て貰えるだけでありがたいので。
    なので、その辺は遠慮なさらないでくださいませ。

    文章に関しては、私が読んできたものの影響が強くでちゃう部分ですね。

    村上龍(芥川賞の選考委員などをやってた作家)が好きで、子どもの頃から読んでたんですけど、1人称と3人称をシームレスに混ぜた文体が、氏の3作目のコインロッカーベイビーズから使われるようになってるんですが。

    ご指摘いただいたところは、もろにその影響がでてるところです。
    他の方にも同様のご指摘をいただきました。

    ウェブ小説やライトノベルだと、ほとんどない形式の文体なので、違和感を感じちゃう方が多いみたいですね。

    なのでスタンダードな三人称に寄せる改稿を行った部分です。

    文章の感じ方はとくに、個々人がどんな作品を読んできたかで、個人差が出やすい部分なので、方言なんかと同じで、自分では違和感に気づけないんですよね。

    なので他者からのご意見はありがたいです。
    ご指摘ありがとうございます。



    >ターゲット

    ラブコメならヒロインの造形なんかはとくにそうですね。
    象徴的な部分です。
    絶対にターゲットを意識したキャラにしなきゃいけない。

    この作品はそこを最初に踏み外してます。
    ピンヒロインなのに万人受けとは言いがたいキャラです。
    本来ならハーレムものの、ハーレム要員その4に据えるくらいでちょうど良い。

    この点については作中でも半メタな台詞が実は用意してあったりします。

    じゃあ、なぜそんなことしてるんだと言われれば、ハレヤというキャラクターを使ったラブコメを描きたくて、書き始めた作品だからですね。

    もともとハレヤは別作品のラスボスとして登場させてたキャラクターだったのですが。
    「あー、こいつが幸せになった姿を見てみてぇ」というのが始まりでした。

    とりあえずそれを形に出来て、こうして皆様の目に触れさせることもできて、満足しているところではあります。

    なので、仰るようにより多くの人々に受け容れられる属性に書き換えるなどの別パターンも、実は既にいろいろ考えてます。


    以上。

    他人からみてどう見えるか、と気になってた点を確認できて嬉しいです。
    こういうご意見はやはり出来るだけ多くの目から見た感想が欲しいので、一人でも意見を下さる方が増えるとありがたいですね。

    ほんとありがとうございます。
  • 菅野さん

    村上龍は何作か読んだことありますね。話のドラマチックさが好きでした。
    カンブリアも好きです。
    私自身は若き日は宮部みゆきとか篠田節子とか浅田次郎とか藤沢周平とか読みふけってましたね。あとは国内外のミステリーやらなんやらをそれとなく。

    というのはともかく、この手法って、結構成立するための技巧や条件が細かい書き方なのかもしれませんね。
    というのは、村上龍を読んでいて気にしたことはないからです。現代物が多いからなのかな。
    ファンタジーで尚且つロジオンという若いDカップ叫びまくる男の子視点だからか、全体的に語りが軽くなります。だから、地の文とのバランスが難しいのかも知れませんね。

    ぶっちゃけ私は誰に何言われても好き勝手に書く作品と、限りなく寄せる作品(ここには出してませんが)を分けることでジレンマを解消している所はあります(笑)

    菅野さんも、上手い落とし所が見つかった上での素敵な作品が見つかりますように!
  • 仁嶋サワコ(ニトウ)様

    なるほど。村上龍の作品をお読みになったことがあったんですね。

    私は例えばコンロッカーベイビーズでも、ご指摘いただいたポイントと同じものが、わりと記憶に残ってるんですよね。

    パッと思い出せるところでも、ラストシーンのハシが廃墟になった街を彷徨うところが顕著に感じます。
    犬の口を引き裂くところなんかが特にですね。

    こういうのずっと何十回もくり返し読んでたので、ああこれで良いのか的な感覚になったのかなと、ふと思った春の夜更けです。



    >ジレンマ

    そういえば『ありふれた物語』が他のサイトで好評というのを以前にそちらのノートで拝見しましたが。

    ジレンマ解消という言う意味では、ニトウさんにとって最高の幸せになりそうですね。
  • 菅野様

    >〝リアル〟章のシリアスへの転調で十分に感情移入させられずに、次ぎの映画パートへ期待感を繋げなかったら、もうそれ以降は楽しんで頂くのは難しいだろうなとは覚悟している部分です。

    リアル章の前までで十分楽しい時間を過ごしているので、私は感情移入という部分では十分でした。ただ、ラスト近くは畳みかけるように持っていければ良いのでしょうが、やっぱり、映画部分は文章と長さもあって、ちょっと冷める感じがありましたかねー。


    >めちゃくちゃ好きな作品です!
    菅野様に、そんなツボがあったとはwww
    察するに、あの主人公と同等ぐらいの変態っぷりですな。
    そりゃ、冒頭50ページ以上設定を書いていてもついてこられる読者がいるはずだわw


    ※仁嶋サワコ(ニトウ)様の議論についても
    >ターゲット
    ほー。みなさん、ターゲットも深く考えてるですねー。
    私は感情移入する主人公が基準なんだと思てるので(ってか、そのぐらいしか考えもつきませんでした。バカ>私)、新人賞に応募したこともありますが、受賞している自分なんかも想像できてなかったなー(再びバカ>私)。
    ハレヤがボケ担当、ロジオンがツッコミ担当(常識的存在)と考えていて、ロジオンはクセはあるけど違和感はなかったのですが…、世間的にはダメなのか?(再々バカ>私)
  • 三原 耀様

    まさにその辺の読者のリアクションは気になってるポイントでした。
    なのでシンプルに『長くて醒めた』と感想を述べていただけて、すごくありがたいです。


    >ロボオタ

    小説を読むようになった切っ掛け自体が、小説版ガンダムという野郎なので、筋金入りですよw

    ナイツ&マジックの主人公は見た瞬間「あ、これ俺の分身だ!」って思うくらい台詞一つ一つが共感しかなかった。

    カクヨムでもいくつかロボものを読んでますが、どの作品でもやっぱりコメントでロボ設定について、勝手にいろいろ考察をぶちまけて、早口オタ語りをぶっ放してます。

    じゃあなんで自分でロボ物書かないのかと、不思議かも知れませんが、
    ここでは発表してませんが、ロボものも既に存在してたりします。
    その作品のラスボスがハレヤだったり。

    こちらのロボ作品もウェブ小説向けに最低限は加工して、連載しようかと考えてはいます。


    >ロジオンはクセはあるけど違和感はなかった

    キャラまわりの感想も、やはり個人差がすごくでる部分で興味深いんですよね。

    このような批評の場でありがたいのは、同じ論点について、多様な感想・意見を得られるところです。

    こういう何気ない、好き、嫌い、みたいなシンプルなリアクションを見比べられるのがほんとありがたい。
  • こんにちは。

    批評をあえてウェルカムする姿勢、頭が下がります。
    昨日、この近況ノートを拝読して、丸一日、書き込みをしようか、どうしようか、迷いました。
    私は小心者。心臓が小リス並です。もし私が同じような事をやったら批評でトドメをさされ心臓から血を流し昇天します。きゅう。
    でも菅野事案さまは、ウェルカム! ウェルカム! と待っていらっしゃるようでしたので、ささやかながら、私見を述べさせていただきます。

    御作は、ぱっと思い返した時に、アラがありません。

    ・映画パートが長い→作者の思いがつまってるんだから、書きたいだけ書いたら良いじゃん!
    荒削りでも熱い情熱が詰まってる、それが、編集者のいない作品を読む読者の、読書の醍醐味ではないでしょうか?
    ただ一点、あげるとすれば。
    クライマックスの映画シーンで、アニメだったら、ブーラコが演じるゾーフィアが、現実のハレヤの姿に重なり、これは実際にハレヤに過去起こったこと……、とわかるのですが、
    「ハレヤは客席にいて映画を客観的に見てるのか」
    「ハレヤは完全に映画のなかのゾーフィアとなって戦っているのか」
    頭のなかのイメージ映像を固定するのに、少し時間がかかりました。
    解決策として、
    『「───あれは、わたしだ。オークの主人公が演じてはいるが、あれはわたし自身、わたしの過去そのものだ。」
     映画に見入るうち……。
     ハレヤの視界のなかで、いつの間にか、オーク少女の姿は、千年前の自分の姿に置き換わる……。』
    という導入があると、読者も「OK!」とわかりやすいかと思います。(もし、すでにそういう表現があって、私が見落としていたのなら、申し訳ありません)

    ・ロジオンがGカップを連呼→連呼したいだけすれば良いじゃん!彼の信仰、オタクの絶対領域。
    私は女性なので、読めない下ネタと読める下ネタとありますが、ロジオンの連呼は読めます。

    ・ハレヤがヒロインとして弱い→何を持って弱いというのでしょう? 男性読者が───男性むけの作品で超絶美女に疑似恋愛をするように、ヒロインがグラビアアイドルばりの美女でないと、読む気がしねえよ!───というのでしたら、たしかに弱いのでしょう。
    しかし、ハレヤはこれで良いのです。
    顔が良いから。
    裸見ちゃったから。
    幼女が好きだから。
    そういった理由で、ロジオンはハレヤに惹かれるわけではないからです。
    むしろ、冒頭、幼女の容姿に「♡」だったら、私は引いてしまう女性読者なので、読めなかったと思います。
    ハレヤは救いを必要としているキャラです。
    ロジオンだけが、それを理解し、彼女を救うことができます。
    はじめは、恋愛感情ではありません。一目惚れでもありません。でも、一緒に暮らし、心がふれあい、彼女のことをゆっくり知っていくごとに、想いが深まってゆくのです。
    最後には、ヒーローは、救いを求めるヒロインを、救う事ができます。
    御作の核は人間ドラマ。
    ハレヤは魅力ある、立派なヒロインです。

    ・私がレビューで、女性読者むけに、「ヒロインの自意識がババア・幼女で男性から需要はない、なので、それに抵抗なく読める女性読者ならば」というような事を書かせていただきましたが、これは本当に女性読者むけの言葉でして、
    (もし私が作品を書くなら、「私に恋愛などする資格はない。」だけでゴリ押しし、ババアで幼女、はハレヤに口に出させませんが。)
    では、変えるべきと提言するかというと、しません!
    ババアで幼女、が、ハレヤのギャグパートで重要な部分だからです。ハレヤのキャラを形作る一部分ですので、削る必要はありません。
    (……どうでも良いことですが、今、ババアを連呼して私が精神的にダメージをくらい、疲れました。ババアという言葉も個人的にあまり好きではないのです。)

    そして、他の方の意見を拝読して。ええ……、ハッピーエンドタグがない時、途中で最終回にとんで、また引き返して読むの……。それはやめてよ……、と、読者の方に言いたいです。本当に。お願い……。(´;ω;`)

    つまり、御作は、あまりアラがないので、そんなに批評するところがないです。
  • 加須 千花様

    その節はほんとうに、申し訳ありませんでした。

    釈明といいますか、なぜあのような表現を多用したかというと。
    男性向けラブコメとして書いた作品なので、女性読者をまったくターゲットとして想定していなかったからなんですね。

    重ねて申し訳ないです。
    実はあのあと、申し訳なさ過ぎて、当該表現をこっそりかなり削ったのは内緒です。


    >映画パートが長い

    そう言って頂けるとありがたいですね。
    加須様の感覚としては、ダレなどは感じなかったと解釈してよろしいでしょうか?


    >頭のなかのイメージ映像を固定するのに時間かかる。

    なるほど。
    このあたりも作者からだと塩梅がわかりにくい部分だったので、ご指摘いただいてほんとありがたいです。

    このあたりを補強したほうが良さそうですね。
    具体的な改善案も参考になります。
    ありがとうございます。



    >ロジオンがGカップを連呼

    ここを肯定する意見が聞けるとは想定してませんでしたw

    私としては、理想と現実の暗喩として書いてたつもりでしたが、あまり上手く伝わってないことが判りましたので、この点はもっと判りやすくしたいと考えてます。


    >ハレヤがヒロインとして弱い

    この点は作品を全編通して見るか、ラブコメの肝になる出会いのシーン、つまり冒頭だけで見るかで変わってくる部分ですね。

    おっしゃる通り、作品すべてを通して読んで頂けた方には、ハレヤが魅力的ではないという感想は、ほぼないと思います。

    一方でじゃあ、冒頭だけでハレヤが判りやすい魅力を読者に訴求できるか。というと、これは私も肯定しづらいんですよね。

    というのも、いわゆる『ロリババア』属性を冒頭ではいかしきれてないんです。

    そして、この属性は人を選んでしまうというデメリットを合わせもってます。

    人を選ぶ属性でも、多くの人に魅力的に見えるエピソードがあればいいんですが、この属性が活きてくるのは、例えば、中盤のオシャレをがんばるようなエピソードですね。

    冒頭ではどうかといえば、特にこれが活きてくるくだりがなくて、属性の魅力をアピールできていません。

    なので冒頭だけ考えると、読者を選ぶ、というデメリットだけが残ってしまっていると考えています。

    そしてラブコメというのは、当たり前ですが、ヒロインの魅力が掴みのすべてと言ってもいいジャンルです。

    中盤まで読めば魅力がわかる、ではダメなジャンルです。

    登場シーンで魅力を十分にアピールできているとは言いがたいと
    結果的にハレヤがラブコメヒロインとして弱い印象になってしまってるという、意見がでてくると考えます。

    そういう意味ではキャラが弱いというより、それを魅せるエピソードを冒頭でちゃんと作れてなかったと言った方が正確かもしれません。



    >ハッピーエンドタグ

    私もカクヨムに参加してすぐのころ、他の方の作品を読んでてて、

    「なんでみんな、結末がわかっちゃうようなタグつけてるだろ?」

    と不思議だったんですよね。
    『ハッピーエンド保証』と、あらすじに書いてあるものも見かけます。

    でも、自分で投稿してみて思い知りました。
    ああ、やっぱりこれ付けたほうがみんな幸せなんだって。



    これまで出た論点に、別の角度からご意見をいただけて大変参考になります。

    勇気を出して??書き込んでくださって、感謝でございます。
    ありがとうございます。

    基本、私は叩かれても栄養になったと喜ぶタイプなので、遠慮一切いりませんw
  • 菅野さん

    まあ、他サイトは新興サイトでごく数名が気に入ったらそこそこ順位が上がるのですよね^^;
    たまたまアクション頂いたから試しに登録してみたのですが。
    私は自分の好きな作品がメジャーじゃないことも多いことから、人気にならないことについてはある意味達観してます。
    媚びるのは他の作品に任せて、Commonは誰にも媚びない&好きな人が何人かコメントでも書いてくれれば大成功という感覚で書いてるので、順位が上がるのは、今頑張って書いてるめちゃくちゃ狙った作品のが嬉しいかもですね(笑)


    そして、菅野さんは他レスしても怒らないだろうという期待をこめて☆

    三原 耀さん
    ターゲットを設定するかどうか。
    ぶっちゃけ趣味なら必要ないと思います。拙作もターゲット自分!ですし。
    ただ、今回は応募作品で、受賞(売り物)を目指すなら、マーケティング、ターゲット層は明確にしないと、賞を与える側(売る側)も困っちゃうかなと。
    面白ければジャンルは何でもいい賞とか、何かの記念とかの作品を売らない賞もあるので、それはまた違うと思うのですが、なにぶん私も公募は素人だからなんともです。
  • 菅野事案様

    返信ありがとうございました。

    映画パート、あそこは見せ場なので、あのままで良いと思います。

    Gカップ、「あのあと、申し訳なさ過ぎて、当該表現をこっそりかなり削ったのは内緒です。」
    おや、そうだったのですか!
    それは必要なかったですよ……。あのままで良いのに(笑)
    Gカップ連呼→ハレヤさんドン引き、しまいには
    ハレヤ「ヤスリで削ってやる!」
    ロジオン「きゃー!!」
    が面白いので(笑)

    男性むけ、わかります。だってタイトルが男性むけですから。
    普通に、これからも、男性読者を意識、でかまわないと思いますよ。
    カクヨムって男性向け異世界ファンタジーのほうが窓口が広い、つまり読者の数が多いイメージなので。

    冒頭だけでハレヤさんの魅力をアピール。
    うう〜〜〜ん……。
    このままで良いと私は思います。
    今のまま、ハレヤさんの語る「罪」「呪い」とは何か、で、物語をひっぱる方針で良いと思いますよ。

    菅野事案さまのハッピーエンドタグ考察を聞けて、大変参考になりました。
  • ニトウさん

    『ありふれた物語』みたいなフリーダムな作品を書く方が、流行に寄せた作品というのは是非、見たくなっちゃいますよね。

    そういえば前にそちらのノートでタイトルをネタで仰ってましたよね。

    『異世界に転生したら追放ざまぁされる悪役令嬢だったけど、外れスキルが強すぎて、ダンジョン配信の無自覚無双で大バズリしたせいで、氷属性王子に溺愛されて困ってます』

    でしたっけ(たぶん絶対違う)

    これ書いて貰うしかないかなww

  • 加須 千花様


    >映画パート

    なるほど。
    やはりここも読者によって感想がわかれるポイントなんですね。
    参考になります。ご意見、ありがとうございます。



    >冒頭だけでハレヤさんの魅力をアピール。

    また参考になるご意見、ありがとうございます。
    同じ論点に対して、いろいろな意見を聞けるのは、ほんと助かります。

    そうですね。
    罪と呪いという要素に読者が注目してくれてる間に、ハレヤの魅力も徐々に感じてもらえる、というのが私の理想ではあります。

    一方で、じゃあ一般的にラブコメを求める読者層が期待するものというと、やはりヒロインそのものの、パッと読んでわかりやすい可愛いさ、魅力が見えるエピソード、だと思っています。

    導入の間口としても、その角度のほうが「罪と呪い」というパッと見で面白さが分かりにくい要素よりも広くとれるかなとも。

    現在の冒頭の形も悪くないけど、もう少し間口を広げることもできるのではないか、という感じですね。

    この辺りはいくつか冒頭の改稿案を作成してみて、見比べてみようかと考えています。
  • 菅野事案さま

    改稿案ですか……。ここまで書けているのに、やっちゃうんですか……。そうですか……。
    なら、ささやかなアドバイスがございます。

    ロリの全裸ホームレス、というショッキングさをもっと全面に出す。
    しかし、エロ路線にいくのではないので、そこを読者にわからせつつ、小さじ三分の一の塩梅で、ときめきを冒頭に加える。

    なぜか? ときめきがロジオンに少ないからです。

    いつもの帰り道に、なんと全裸(以下略)を見た、いきなりまとわりつかれて、主人公は「仕方なく」その女子を家にお持ち帰りした。

    こう書くと、トキメキ(というかやりすぎエロス)な雰囲気がプンプンするのに、ロジオンは、好青年すぎて、まるでフィギュアでも見たかのようです。家につれて帰ったきたのも、子犬を拾ってきたかのようです。

    なので、男性読者にとって、せっかくの全裸(以下略)のインパクトが肩透かしなのです。

    でも、ロジオンは良い人で、けしてスケベ路線にはいかないので、そのあとの人間ドラマにスムーズにつながっていくのですが……。

    ロジオンもハレヤさんも、性格が良い人すぎるのです。(ハレヤさんは罪に苦しんでいますが、それを差し引いても)
    ハレヤさんはヒロインなので、今の性格づけで良いと思います。
    ロジオンさんも今のままでも私は良いと思いますが、……高潔な人柄の主人公が描きたいのだとお見受けします……もう少し、一般男性にロジオンの視点を「引き下ろし」ましょう。

    現実の東京の二流大学生ぐらいで。バイトがうまくいかなかったりして、「今日はビールのんでうさばらしするぞぉぉ」なんて情けないところもあって。
    「いいや金がないからぁ。来月ゾーフィアのフリ向き腰くねバージョン限定フィギュアでるしぃ。コンビニでお菓子買おう。」
    と、とことこ歩いていて、もし……、もし……、全裸女子を現実で見ちゃったら。
    「●△□✿✕✕Ω?!!!」
    と驚き、いろいろ観察しちゃうと思います。
    恐れず、彼女の身体を観察した描写をもっと書きましょう。
    全裸(以下略)を選んだ以上、恥ずかしがらず、もっと踏み込むべきです。
    (そして女性読者が離れることも恐れないことです)
    そして観察した上で、
    (はっ、俺は何を。俺はゾーフィア一筋。生でいろいろ女性の神秘を見ようともゾーフィア愛が揺らぐことはないッ! しっかりしろロジオン!!)
    と心のなかで葛藤したら、ギャグも満たし、エロスに振り切れず、良いのではないでしょうか。

    裸を見られようとも、なんとも思わないハレヤさんですが、しばらくたってから、我に返り、
    「はっ、エッチ! きゃー」というお約束が欲しいところです。
    ハレヤさんは露出狂ではないのです。
    公園に落ちていた雑誌が、たまたま女性が「きゃーエッチ!」と言っているシーンで、ハレヤさんが、(これが女性の嗜みなのか!)と、口に出してみた、というシチュエーションはどうでしょうか。

    やりすぎると、ロジオンさんの高潔さが死ぬので、塩梅をうまくやる必要があります。さじ加減が地獄だと思います。

    「いくつか冒頭の改稿案を作成」とのお言葉を聴かなければ、とくにしなかったアドバイスです。

    私は、今のままの冒頭でも、良いと思っていますよ。

    長文失礼しました。
  • こんにちは、お久しぶりです。

    本記事の表題と関係のない事で恐縮ですが、『全裸ホームレス~』に寄せて頂きました私のレビューへのお礼と、私の作品を近況ノートで紹介されている記事を今更ながら拝読致しました。フォロワー様の諸々の更新通知をオフに設定していたようで、気付くのが遅れてしまい申し訳ありません。

    どちらも菅野事案様からのコメントが添えられており、感謝すると同時にこれからも励んでいかなくてはと、気持ちを新たにする快いきっかけとなりました。
    私の作品にレビューを頂いた時にも述べましたが、この場を借りて改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

    菅野事案様の『全裸ホームレス~』に関しましても、日に日に寄せられるコメント数、星の数、レビュー等が増えており、いち読者として喜ばしい限りです。
    批評が苦手なので私から意見を述べる事は控えますが、本記事で交わされる意見を見守る事だけ許して頂けたら幸いです。

    長文失礼致しました。
    菅野事案様の今後のさらなる飛躍を応援しています。
  • 加須 千花様

    まだ案を作成して、自分で見比べてみようという段階なので、実行するかどうかはまだ分かりません、が。

    具体的なアイディアをありがとうございます。
    こういうの頂くとイメージが沸いてきて助かります。


    >肩透かし

    その印象はだいぶありそうですね。

    高潔さというより、単純にロジオンが相手を異性と見れる年齢(肉体の)射程圏外であることを、理解してもらうために書いていた部分ではあるのですが。

    確かにこれはインパクトを活かしきれてない。
    この点は他の方からも指摘された部分でもあるので、とても納得です。


    >ロジオンとハレヤのリアクションでインパクトをちゃんと描く

    リアクションを大きく描くことで、キャラの性質も把握しやすくなりそうですね。

    ここすごく活かしやすそうです。
    二人の具体的なリアクションの例もだしてくださったおかげで、イメージが膨らみます。

    ありがとうございます。



    >さじ加減

    これはほんと難しいですね。
    とくに読者がもってる情報量がゼロの冒頭なので、ほんの少しの加減で印象が大きく動いてしまう。

    最新の注意を払って取り組みたいと思います。
    ありがとうございます。
  • だいこん様

    こんばんは! お越し下さりありがとうございます。

    もろもろ気にしないでください。
    近況ノートの紹介などは、私が好き勝手にやってることでしかないので。


    批評といっても大げさな物ではなく、「ここが退屈さを感じた」とか「ここは意味わからんかった」

    みたいな、読者の目によるストレートな感想、を頂けるだけでありがたいって感じでございます。

    特に私が気になってた部分で、上のほうでも話題になってますが、

    映画パートで、作品のジャンル自体が変化してしまうことによる、違和感がないか。悪印象を与えてないかどうか。とか。
    それ自体の尺の長さが悪印象を与えてないかどうか。

    みたいな部分を皆様からご意見いただいて、大変参考になっていたところです。

    ほんと有り難いことです。
  • 菅野事案さま

    またまた書き込みしてしまいます。
    やっぱり、自分で言っておきながら、ロジオンは冒頭、ときめかない方が良いのかも、という気がしてきました。
    なぜなら、ラストまで行ってから、また冒頭を読み返すと、感動的だからです。
    この感動的を損ないたくないなあ。

    冒頭、全裸(以下略)をしげしげ観察しつつ、「……だが射程圏外であるッ!」(顔はデューク東郷)といちいちロジオンが注釈を心のなかで入れてる、ぐらいの塩梅が良さそうです。
  • 加須 千花様

    なるほど。
    確かに読み返したくなる方もいるでしょうから、そのへんも考慮しないとですね。

    何から何までアドバイスくださり、頭があがらないです。


    「射程圏外である」ですねw
    そのくらいのノリでやってみるのも良さそうです。

    ありがとうございます。
  • こんにちは。先日のコメントに対する返信、ありがとうございます。

    手隙の時間が出来ましたので内容を思い出す事も兼ねて、本編第22話までを読み返しました。批評と呼べるほど洗練されたものではございませんが、以前読んだ時にも感じた感想が思い浮かんだので一応意見としてまとめてみました。

    私と同じ感想を抱いている方を見かけなかった(作品のコメント欄や本記事のコメントを拝見致しました)ので、おそらく少数派の意見です。菅野事案様のお力になれるかどうかはあまり自信がありません。
    話半分に目を通して頂けたら幸いです。以下、感想になります。


    本記事のコメント欄でも触れられていましたが、胸に関する話題……というか、ロジオンのゾーフィア(ハレヤではなく、作中で一般的に知られているゾーフィアの方です)に対する想いについてです。それからゾーフィアの造形についても、後ほど少しだけ。

    ロジオンがゾーフィアを好きである、ゾーフィアのオタクであるというキャラクターが序盤から描写されていますが、私はそのあたりの印象を薄く感じました。
    具体的に言うとGカップの胸の話の主張が強すぎて、「彼が本当に好きなのはゾーフィアではなく、どちらかと言えばGカップの胸の方なのでは」と、ある意味穿った見方、受け取り方が勝ってしまったからです。

    容姿の一部分をピックアップするのはキャラクターの魅力を伝える上で分かりやすいですし、手法のひとつとしても理解ができます。ただやはり頻度が多い気がしましたし、胸だけを描写するのは僭越ながらもったいないと感じました。

    菅野事案様が思うゾーフィアの顔立ちは、どのような印象でしょうか。

    髪の毛はどれくらいの長さで、質感は絹のように滑らかなのか、あるいは風を含んでなびくほど軽やかなのか。大きな戦いを経験していれば、瞳に宿る色は不安と決意をないまぜに湛えたものになるでしょうか。あるいは恐怖すらも飼いならし、勇ましさへと昇華しているのかもしれません。

    第19話では、歴史の裏に隠されたゾーフィアの姿の一端が垣間見えます。
    目も当てられないほど凄惨な情景が描かれ、彼女もまた血と現実の前にくじけそうになっていた心情が明らかになりました。ゾーフィアもまた醜く汚いモノをまき散らしていたシーンは、今読み直しても強烈に印象に残ります。

    だからこそこの場面を迎える前に、ゾーフィアの胸以外に関する外見描写が欲しかったと思ってしまいました。

    安いブラウスが汚されてもまあ最悪買い替えればいいかで済みますが、オートクチュールのドレスがズタズタに引き裂かれてマスタード漬けにされたら、後者の方が明らかにショックは大きいです。綺麗な物が綺麗だった物に変じる瞬間の絶望感を、私はここで味わいたかったです。

    この後に待っているのは真実の一端に酔いしれるスポンサーの、歓喜に打ち震えた絶叫なので。


    相変わらずの長文になってしまいましたが、感想は以上になります。
    あらかじめお伝えしていた通り、批評的な意見を書くのは苦手です。書いていて何度も自問自答を繰り返しましたし、日々意見交換している方々からすれば的外れも甚だしいのではと不安になります。

    菅野事案様の一助になれば幸いです。ご覧頂きありがとうございました。
  • 菅野さん

    マジな話すると成人女性向け(R18じゃないよ! テーマ的に男性より女性が好むかなというだけだよ!)の一般文芸です。
    とある方にこういう作品好きな編集者はいると言われ、ブラッシュアップ中ですが、いつか落ちたらアップしますww
    個人的には溺愛という籠の鳥扱いが嫌いなので、だったら知らない内に俺TSUEEEでハーレムも形成しちゃうえっろえろが書きたいかなぁ!!
    と、ただの雑談というか放言失礼しました。
  • だいこん様

    ありがとうございます!
    こういう読者の目からのストレートな感想は、ほんとありがたいんです。

    なので的外れという概念はありません。
    読んで感じていただいたことは、事実なんですからね。

    くり返し書いてることですが、自分の作品の粗は自分では見えないので、こればっかりは読んでくれた方に頼るしかありません。

    そういう意味でストレートな感想ほど栄養になるものはありません。


    >Gカップ

    やっぱりそうなっちゃいますよね。
    このへんは主人公への解釈違いが発生しないように、演出を改善する必要があると感じます。

    問題点を改めて確認できました。ありがとうございます。



    >外見描写

    かなり少ないですよね。
    描写の濃さをどれくらいにするか、っていうのは、いつも悩むポイントなんですけど、今回はかなり薄味でやっちゃってました。

    こうして指摘されてみると演出として、綺麗なものを汚す、ということをするにも、確かにおっしゃる通りに、外見描写をきっちりしておいたほうが、印象がもっと強くなると思います。

    大変参考になりました。ありがとうございます。

    それにしても、だいこん様が例にだしていただいた↓

    『髪の毛はどれくらいの長さで、質感は絹のように滑らかなのか、あるいは風を含んでなびくほど軽やかなのか。大きな戦いを経験していれば、瞳に宿る色は不安と決意をないまぜに湛えたものになるでしょうか。あるいは恐怖すらも飼いならし、勇ましさへと昇華しているのかもしれません』

    これがもうなんか、かっこよくて困っちゃう。
    こういうの書けるセンスが私も欲しいです。
  • ニトウさん

    『成人女性向け』という字面が目に入った瞬間、ニトウさんだからR18なんだろうなと、思いそうになったら、そんなことなかった注釈がちゃんとついてたぜ。

    どんなお話しなのか気になっちゃいましたね。
    その作品を受賞作として読める日がくることをお祈りいたします。


    溺愛系はお嫌いで、ハーレム俺つええですか。
    いっそのこと、『ありふれた物語』の閑話回に夢オチ小話でユウくんにそれやらせてほしいかもw
  • 再度お邪魔しますm(_ _)m

    タイトル等の件、なるほどな~と参考になりました。

    そして多分趣旨とは違ってるんだろうけど皆さんの色んな読み方を見れて凄く勉強になりました。
    ありがとうございます。

    単純な感想だけでも同じ文章読んだ人同士でこんだけ違うんだなぁと。
    ならばかっこつけずに恥は書き捨てと発起して感想だけでも書き捨てていこうかと思います。
    (ダメなら削除願います、早速カッコつけたコメントでごめんなさい)

    最初に引き込まれたのが十五秒で脅迫してきたヒロイン候補が意外とアッサリと引き下がったところですかね、「あ〜メンドクサイ系のヒロインに付き合うストーリー?しんど…」とか思ってたところにカウンターヒットですよ。
    読んでくうちに過去やら呪いやらで疲れ切っていたヒロインの割りかし重めの経緯を読ませる準備ができちゃってたんですね〜。
    ライトな雰囲気でヘビーなエピソードに少しずつ引き込んでくのは正直やられました。

    んで、タイトル通りに映画を作る事になるんですが作り手の葛藤に対するカク人の共感もさておきながら、私自身は直撃したアニメ版と映画版の「ノゲノラ」を彷彿とさせてもらい、纏めて両方味わえると言う大変お得に感じつつも美味しく頂きました、カロリー高目でしたけど好きだなぁ。
    設定厨なので「コレくらいのバックボーンがあったんやで」ってのは嬉しい限りですね。

    ストーリーに深く関わる設定とか“ヲタクが高い声で立板に水で説明したがる”様な描写とか個人的に大好物なんで。

    ロジオンのG好きも幾つになっても初恋とか刷り込みを忘れられない悲しいヲトコのサガ、もしくは世が世ならラスもG好き拗らせ野郎に育ってたかも知れない説に「ですよね〜」感が漂います。

    呪いが解けて“普通の女の子”として生きて行ける事を自覚して、それまで恥じらいもなく肌を晒して来た事に羞恥心を覚えさせるのもお約束でグッドですよね。
    まぁ、見せると触れさせるには大きな隔たりがあるのはキニシナイ!
    テンプレコメディならオープニングを踏襲したシーンで『いざ肌を晒す直前で再度芽生えた羞恥心から「やっぱり見るなー!」つってロジオンにビンタしたトコロで止め絵になってエンディングテーマが流れる定番』を外した点も味がありますよねぇ。
    書き手の欲望として、いい意味で読者を裏切りたいってのは常日頃感じる欲求ですから。

    強いて言うなら呪いが解けた事でGに成長するかも知れない未来の示唆があればロジオンとかG好きの読者さんの支持が得られたかも?みたいな?

    けどソレも敢えて外してきたんなら、も〜ヤラレっぱなしですよ。

    だってキレイに纏まってるんですもの。


    やっぱり一言捧げるならコレだなぁ。


    ご馳走様でした。
    m(_ _)m
  • こんばんは。

    ストレートな感想ありがとうございます。
    感想を見比べるのはほんとに参考になるのでありがたいです。


    >メンドクサイ系のヒロインに付き合うストーリー

    最初にこれ書きだしたときに、このへんをどう描くか迷ったところですね。

    主人公を強引に引っ張って、巻き込んでいく系ヒロインの代表っていうとやはり、『涼宮ハルヒ』が私はすぐ思い浮かぶんですが、

    私自身もあの作品が好きなこともあり、最初はそちらの演出に寄せようかという考えもありました。

    でも、その手のハルヒリスペクトな作品は、これまで数多にこすり倒されてきたので、どうせ自分で書くなら別のものを見たかったというのがあり、今の形になっています。

    この点で他に批評していただいた方から、『ヒロインはハルヒに寄せたほうがよくね?』というご指摘をいただいたのですが、やっぱりみんな考えることは同じなんだなと、感慨深かったですね。

    それはそれで正解だと思うんですよ。
    だってハルヒ、何度見ても面白いもん。
    名作という評価以外ができない。
    なので冒頭の改稿案には、ハルヒ気味に寄せる案も考えてたりしますw

    こういうのは可能性を廃除せず、いろいろ考えてみるのが大事だと思うので。



    >ライトな雰囲気でヘビーなエピソードに引き込む

    このあたりのバランスも気になってた点ですね。
    あまりに急にシリアス要素をぶっ込むと、違和感でちゃうし、
    ある程度のサプライズがないと、インパクトがでず、その後の映画を作る展開に説得力がなくなってしまう。

    意図したとおりに機能していたようで、安心しました。



    >コレくらいのバックボーン

    自分では正直、設定面の情報量は多すぎるかなと感じてます。
    世界観の設定そのものを、メインコンテンツとして魅せて楽しませるタイプの作品ではないですからね。

    主人公とヒロインの関係性のドラマがメインなのですが、
    二人のドラマを成立させるために、読者に知っておいて貰わなきゃならない情報が、ちょっと多すぎるんです。

    その情報の何か一つでも、読み逃されちゃったり、理解されなかったり、忘れちゃったりされると、ドラマの感動が成立しなくなってしまう。

    椿 恋次郎様は、かなり深く読み込んでくださる読者の方なので、がっつり楽しんで頂けて幸いでしたが、
    もう少しライトに読む方にも、楽しみやすくするために、情報量を絞れたらいいな、と考えてたりします。


    >やっぱり見るなー!

    これはまったく考えてなかったパターンですねw
    ラストはもう、二人にとっては結婚初夜みたいな感覚であると、私は認識していたので、そういう展開は考慮外でした。

    でも、言われてみるとライトノベルのラブコメで、二人の関係がいくところまでいってしまったら、もうそれ以上、書くものがなくて終わりですもんね。

    そこであえて行くところまで行かせず引っ張るってのは、確かに定番といえば定番かも知れません。

    私がまったく考えつかなかったご意見、ありがとうございます。



    >ご馳走様でした。

    こちらこそ、大変参考になる感想をありがとうございます。
    こういうフィードバックだけは、作者一人ではどうしようもできないことなので、ほんと助かります。
  • 何度も書くのは申し訳ないのですが、他の方のご意見みてちょっとだけ。

    女性ウケを狙いたいのであれば、ゾーフィアのキャラクターは正解です。
    彼女は女性が好きになりやすい。少なくとも嫌われにくいタイプです。
    男性としては可愛いと思うには偏りすぎたヒロインであるなら、むしろ、万人ウケという意味での、女性ウケを目指しても良いのではないのでしょうか。
    菅野さんとしては予想外かもしれませんが、私も含め、女性で気に入っている方はかなりの割合かと思います。

    元々は男性向けだというのは存じてますが、ハルヒ要素を混ぜると、女性が離れていく可能性が高いですからね…。
    (ハルヒが悪いという訳でなく、あのキャラで女性ウケを狙うのは非常に匙加減が難しい)
    菅野さんの作品をどうこういう権利は当然ないですが、一つの案としてこんなことホザくやつがいたなとでも思って下さい^_^
  • 仁嶋サワコ(ニトウ)様


    何度でもウェウカムですよ。
    いっぱい意見をくだされば、それだけ勉強いっぱいできるのでありがたいです。


    >予想外かもしれませんが

    なんと!
    これはもう絶対に自分では気づけなかった部分です。
    今まで頂いた感想で一番、驚いたかも。

    何しろ、女性ウケは読者層のターゲットとしては完全に想定してませんでしたので。
    やはり人様の意見を聞いてみないと、分からないことっていっぱいあるんだなと、改めて実感しました。


    そうなると、ハレヤのキャラは今のままで、魅力をより感じられる演出を増強する方向性で、間口を広げるのも良いかも知れませんね。

    その場合、タイトルも、いかにも男性向け全開っていう雰囲気なので、こちらも警戒されない雰囲気に変えた方が良さそうかなと思ったり。

    いやほんと、自分では絶対に気づけない部分に言及していただいて、ありがとうございました。



    >ハルヒ要素を混ぜると、女性が離れていく可能性が高い

    ハルヒが流行ってた当時、私の男友達だけではなく、女の子にもハルヒ勧めまくったけど、好きになってくれる人がいなかったという青春の苦い思い出が蘇っちゃいました。

    あの作品のサブヒロインはともかく、ハルヒそのものは男女関係なく面白いキャラだと感じてくれると信じてたんですよね。

    それで当時なんでなんだろうって考えたんですが。
    ハルヒの性質って少女漫画にたまに出てくる、とある役どころに当てはまることに気づいたんですよ。

    『イケメンにワガママを言って散々振り回して迷惑をかけるライバル女』

    主人公の女の子と、イケメンが仲良くなりそうな展開になったときに、脇から茶々いれて邪魔してくるライバル女のポジション。

    要するに、本来の意味での悪役令嬢的な役どころですよね。
    唯我独尊、傍若無人、ゴーイングマイウェイ、っていう。

    でもね。
    男子目線だと確かに、こういう本来の意味での悪役令嬢って可愛く感じちゃうわけですよ。

    「え、なんかこいつ、事あるごとに必死に俺に絡んできて、めっちゃ俺のこと好きやん。何この可愛い生物」って。

    でも少女漫画だと、やはり悪役令嬢は読者のヘイトを集める役どころとして描かれるわけで。

    男子目線でのハルヒと、女子目線でのハルヒの見る目に差が生まれるのってこのあたりなのかな、とか当時思ってた記憶があります。
  • 菅野さん

    男女の見え方を今また認識してしまった。
    悪役令嬢ってあれただの様式美で、実際主要キャラまであがりつめる人(別路線に進むのでなければ)まずいないですね。

    ハルヒは典型的男性向けヒロインですね。極めて男性の趣味嗜好にあっています。

    少女漫画のヒーローはすれ違い続けることは合ってもそのタイプは歯牙にかけないし、むしろ、人気どころの少女漫画のライバルは女性に好かれる魅力に溢れている気がします。徹底的ヒールで恋愛まで口出す人は珍しいし。
    まあ、女性誌だとうっかりベッドにインは有りえますが(笑)ヒールな魅力は出てくるかも。

    ゾーフィア以外も、話としても、苦労してきた不幸な女の子が運命の恋で救われる。
    という極めて女性ウケしやすい話です。

    ゾーフィアの内面を多めに出す。
    恋愛多め(でも恋愛だけじゃない)
    女の敵は女じゃない。
    基本的には味方。
    を頭にいれると女性ウケすると思いますよ〜
  • 仁嶋サワコ(ニトウ)様


    大変ためになるアドバイスありがとうございます。

    >苦労してきた不幸な女の子が運命の恋で救われる。という極めて女性ウケしやすい

    これもまったく意識外で新しい発見でした。

    というのも、この手のシナリオは男性向けノベルゲームの中でも泣きゲーと呼ばれるジャンルの王道だったから、そっちを意識してたからですね。

    不幸な女の子を主人公が救おうとするお話だったりするわけですが、
    女の子が難病を患っていたり、死に至る呪いを持っていたり、何らかのために犠牲になる運命を背負ってたりとか、そういうのが鉄板なやつです。

    でも逆の見方をすると、
    『苦労してきた不幸な女の子が運命の恋で救われる。』
    こうなるのか、なるほど、と。

    言われてみると、いわゆるシンデレラストーリーなんて分類は、まさにそれですもんね。

    いっぱい勉強になりました。
    ありがとうございます。
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