• 二次創作

ジャパリパークの嫌われ者だったアライさんのアルティマニアなのだ!!

※注意!!
※ジャパリパークの嫌われ者だったアライさんが異世界イチの人気者になるのだ!のネタバレを大量に含みます!

2019年12月31日。一つの小説が完結を迎えた。
われわれ取材班は製作スタッフにインタビューを行った。

ーまずは完結おめでとうございます。

わんこ「ありがとうございます。まさか10万字超える小説になるとは思いませんでした」
アライ「ありがとなのだ!アライさんも4か月も続くとは想定外だったのだ!」

ーなるほど。当初はどのような計画だったのですか?
わんこ「8万字くらいで書く予定でした」
アライ「最初はひどかったのだ!アライさんとフェネックが異世界転生したけど、それぞれが別々の陣営で戦いあうとかいう構想で!」
ーそれはひどい(笑)
アライ「アライさんはフェネックと戦いたくないからやめろってすぐに止めたのだ!」
わんこ「すいません。でも、アライさんが異世界転生したけど実はオイナリの手の上で踊らされていたというコンセプトは当初から変わっていませんよ」
アライ「うぅ~!それでも結局ひどい目にあい続けたのだ!」
わんこ「ごめんなさいね。こういうのが好きなんです(笑)」

ー最後の展開はいろいろありすぎてよくわかりませんでしたね。
わんこ「うーん…私の頭の中ではきれいにまとまっているんです。アライさんが暴走していると思ったら、実はオイナリサマが暴走してて、それをアライさんが救う。最後は自身も救われる……という構成を見せたかったのですが、文章に起こすとなると、どうにも難しいです」
アライ「わんこは最後に詰め込みすぎなのだ!!もっと時間をかけて、丁寧にやらないと、読者はついてこれないのだ!」
わんこ「アライさんの言うことも一理ありますが、終盤一気に回収される伏線ってイイじゃないですか。それにあこがれてたんです(笑)」
アライ「その伏線?ってやつも多すぎだと思うのだ。3か月前に読んだ文字列なんて覚えているはずがないのだ。やるならシンプルにやらないと!」
わんこ「書き溜めも必要ですよね。次回作の課題にします」

ー作中では一貫してアライさんに視点が置かれていました。これには理由があるのですか?
わんこ「もともと一人称でなにか書きたいなと思っていて、」
アライ「そこでアライさんに白羽の矢が立ったというわけなのだ!」
わんこ「まあそういうわけです。前書いていた作品に、私の書くアライさんがすごくいいってコメントしてくれた人がいたのですよね。それで調子に乗ってやってみたんですが、後半はもうアライさんらしさ抜けちゃってますよね(笑)」
アライ「むぅ……本末転倒なのだ」

ーコメントと言えば、アライさんはコメントの返信を担当していましたね
わんこ「最初は私がやってたんですけど、少し忙しくなってしまって(笑)。アライさんに任せてみたら存外反応が良かったので、そのまま任せてしまいました」
アライ「でも楽しかったのだ!本編の横でサブストーリーが展開されて、小説のケンジとか出てきて、アライさん毎回コメントが楽しみだったのだ!ハヤブサirohaさんありがとうなのだ!」
ー内輪ネタは控えてください
アライ「ごめんなさいなのだ」
わんこ「しかしコメントは励みになりますよね。皆さん本当に感謝しています。私も自分がいいなと思った作品には積極的にしていきたいです」

ー特に力を入れたシーンとかありますか?
わんこ「25話の変身シーンですかね。もともと不可逆的で望まない変身が好きなので、一時間近くかけて書きました。ピノキオの映画で徐々にロバになっていく少年とかよくないですか?そのシーンをイメージしながら……」
アライ「そこは好みがわかれるところなのだ」
わんこ「ある意味性癖みたいなものですかね(笑)」

ー性癖ですか(笑)。変身と言えば、どのケンジがどのフレンズと対応しているのかとの質問があります。
わんこ「了解です。登場順で言いますね。
賢者のケンジー>かばんさん
召使のケンジー>ラッキービースト(展開に入れられなかった)
賢者のケンジの母ー>ミライさん(記憶のみ変化)
二丁目のケンジー>トムソンガゼル
ケンジAー>ギンギツネ
ケンジBー>キタキツネ
双子のケンジの父親ー>カピバラ(フモト村の人は誰だかわかるように書いていなかった)
剣士のケンジー>サーバル
盗賊のケンジー>アライグマ
肥後のケンジー>クロヒョウ
肥後のケンジの弟ー>ヒョウ(わんこが関西弁分からなかったので九州弁にした)
飛脚のケンジたち3人ー>プロングホーン様、チーター、そして、ロードランナー様もなっ!
設計士のケンジー>ビーバー
建築士のケンジー>プレーリー
美食家のケンジー>パフィンちゃん
寡黙のケンジー>フェネック
裁判長のケンジー>アフリカオオコノハズク
裁判員のケンジー>ワシミミズク
門番のケンジー>アラビアオリックス、オーロックス
検事のケンジー>ハクトウワシ(この名前のケンジを出すことは最初から確定していた)
殿様のケンジー>ライオン
料理番のケンジー>ヒグマ
超大型ケンジー>ヘラジカ
鎧のケンジー>シロサイ
ですね」
アライ「ホントこんがらがらずによく書けたのだ」

ー参考にした作品等あれば教えてください
わんこ「まずはけものフレンズ1,2,3はすべて参考にしました。これは原作へのリスペクトで外してはならないと思います。世界観は風来のシレンからとったつもりなんですけど、あまりそれらしくなりませんでしたね」
アライ「そもそもなんで和風にしたのだ?」
わんこ「異世界はオイナリサマの理想の世界だからです。信仰心が一番高い地域と時代がオイナリサマにとって一番いいのかなって」
アライ「安直すぎなのだ!」

一同(笑)

アライ「ちなみにアライさんの長い回想(23話)は、からくりサーカスのマサルくんからインスパイアされたらしいのだ」
わんこ「……と言うより、いままで見た作品はすべて参考にしているといっていいと思いますよ。けもフレ二次創作ももちろん参考にしました。カクヨムに限らず、ニコニコとかピクシブも。ツイッターにあるアライさん界隈も若干参考にしてます」

ーありがとうございます。最後に、はいいろわんこさんの次回作についてお聞かせ願えますか?
わんこ「けもフレの短編を少し書きたいですね。その後はオリジナルのやつを書きたいです。書きたい話は山ほどあるのですが、フレンズに背負わせるのがキツイ話ばかりなので、そろそろオリキャラを作って書こうかと」
アライ「アライさんはオファーを受けたら断らないのだ!」
わんこ「その時はよろしくお願いします」

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