カクヨムのトップページに表示される「注目の作品」ってありますよね。ほら、一番上にバナーのすぐ下に出るアレ。
今まで自分の作品があそこに乗ったの見た事無いんですよ。まぁ不人気作家の自分じゃ当然やな、なんて思ってました。
んで夕べの深夜カクヨム開けてみたら……
(;゚Д゚) ……?
( ; Д ) ゚ ゚ !!!
(下画像参照)
おおおおおお!最上段の最たるポジションに「偉大なる漫画家へ、ただの一ファンとして」が堂々と載ってる???
しかもお隣に見知った御方の名が……
こんなんテンションだだ上がりですわ。
なので「偉大なる~」に書ききれなかったお話を少し。
作中でも語ってますが、私は「ざまぁ」が嫌いです。そんな私のポリシーを「SAND LAND」が肯定してくれたように感じたんですけど……
改めて「ドラゴンボール」を回想していて気づいたことがあるんです。
初めてクリリンが殺された時(この表現どうかと思う)、悟空は張本人のタンバリンを怒りのままにかめはめ波で消し飛ばしました。タンバリンの悪事や性根を考えると当然ですし、悟空の「幼いが故の制御できない怒り」を考えると仕方のない事でしょう。
しかし、後に悟空が成長した時、やはりクリリンを殺された(だーかーらーw)悟空がフリーザに怒りを燃やしてスーパーサイヤ人になった時、戦いの果てにフリーザが自分より弱いと悟ってからは、悟空はとどめを刺さずにフリーザを許そうとしました。
これはある意味、悟空の精神的な成長を示唆するものではなかったでしょうか。
そしてセル編のクライマックス。セルを上回る力を得た息子、孫悟飯はその怒りと憎しみ、そしてその『幼さ』から、セルをすぐには倒さずに「思い知らせる」などと散々いたぶろうとします。これってもろに今で言う「ざまぁ」ですよね。
結果、セルに自爆のチャンスを与えてしまい、悟飯は父の悟空を死なせてしまいます。
そして月日がたち、高校生になった悟飯は、これ以上ないくらいの好青年になっていました。
それは悟空が身をもって教えた「立派な男の姿」を彼が継承した、またはしようとした所以ではなかったでしょうか。
この親子二代の成長の仕方。それは「強さをどう使うか」というのをテーマとして内包しているように思うのです。
力を持つ者が、それをどう正しく使うかを、鳥山先生は示唆していたのではないでしょうか。
うん、やはり偉大な御方ですね。