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「海が太陽のきらり」大反省会 ※ネタバレしてます

「海が太陽のきらり」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892111913
完結しました。
ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】」
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810
に参加しています。
応援して下さったかた、評価を下さったかた、この場をお借りして御礼申し上げます。


今回のノートは、拙作「海が太陽のきらり」の反省会です。
書かなければよかった、と後悔しておりますが、それを今後に生かしたい気持ちもあります。
作品に言い訳はしたくありませんが、「実はこういったものが書きたかった」「こういう風に書いたつもりだけど伝わらない」「具体的に教えて頂きたい」という内容を書いてゆきます。


     ◇   ◆   ◇


①『異邦人』のオマージュとして

ご指摘して下さったかたもいらっしゃいましたが、拙作の「海が太陽のきらり」はアルベール・カミュの小説『異邦人』のオマージュです。


※もしも盗作だと思われたかたがいらっしゃいましたから、運営に通報して下さって構いません。この程度の物語しか書けない自分に非があるので、何かしらの処罰を受け入れます。


『異邦人』から「海が太陽のきらり」に入れたかった要素は以下の通りです。

・冒頭と末尾の文章

・感情を面に出さない。もしかしたら感情がないかもしれない

・皿ではなくフライパンから料理を食べる

・喧嘩に巻き込まれる

・裁判にかけられ実刑判決が下される

・ブチ切れる

・なんかよくわからないけど裁かれるのを喜ぶ

『異邦人』の主人公、ムルソーは、そのタイミングの欲あるいはテンションで動くことはあっても、感情らしい感情は明記されず(終盤のブチ切れ以外は)、サイコパスみたいな個性で締めくくられます。「PSYCHO-PASS」の社会にいたら、きっと潜在犯になっているでしょう。
しかし、素直に作品を読まない私は、穿った見方をします。
ひょっとしてムルソーは、自分の感情に気づいていないのでは?
ムルソーがサイコパス的な人間だという評価は、裁判で一方的に下されたものであるので、実際のムルソーは違う人なのでは?
もしもムルソーにきっかけがあったら、理解者がいたら、ムルソーは変わっていたのだろうか?
そんなムルソーを海斗に投影したのが拙作の「海が太陽のきらり」でした。そのつもりでした。
変わることができたムルソーが、海斗。そんな感じに考えておりました。
大変甘い考え方でした。


②他のかたの作品を拝読しまして

大変申し訳ありません。他のかたの「海が太陽のきらり」を拝読しましたが、評価をすることもアドバイスをすることもできません。違和感というか、刺さるものがなかったというか……個人的に好きなものがなかった、という表現がしっくりくるみたいです。しかし、皆様のレベルの高さに圧倒されました。紺藤だけ何もしていないように見えましたら、大変申し訳ありません。
何が個人的に好かないのか考えたところ、登場人物の“背景”が見えないことだと思いました。
それなので、拙作では登場人物の“背景”をできるだけ掘り下げることにしました。

うちの海斗はきっと、嫌なことがあったら自室に引き篭もるだろう。親が連れ出さなければ海辺の町には行かないだろう。外的要因がなければ自分自身に気づかないだろう。
そんな海斗に必要なのは、親の存在。親が海斗を見守り、アクションを起こすきっかけがないと、海斗はきっと動けない。

海斗の親はどんな人だろう。
母親は心配性だけど義父や義母と仲が良さそう。
父親は休日ずっと寝ているような人は嫌だな。ロードバイクだったら、車に積んで持ち運べるし、実家周辺で乗り回しそう。そういう父親だったら、無頓着でドライに見える海斗に良い影響を与えることができそう。
海斗は海で、父親は山で、なんか遊んでいる。
余談ですが、海斗が父親を追いかける場面は、大河ドラマ「平清盛」のオープニング映像からヒントをもらいました。

祖父母は、典型的な田舎の人。
事実よりも噂を信じて、世間体ばかり気にする。
悪い噂を起こした海斗は、もう可愛くない孫。二度と敷居はまたがせない。
これは実際にあったことをベースに書いたのですが、とても稀なケースだったようで、紺藤は大層驚いております。

陽子は、しゅっとしたアスリートタイプかな。ラブコメのヒロインみたいなのは書きたくなかったけど、海斗を引っ張るキャラクターにしないと物語が成立しないから、匙加減が難しい。
プールが工事中だから、海に来た。
今時古風な名前の子は、どんな家庭で育ったのだろう。きっと、古風な家かな。良家の深窓の令嬢に“陽子”という名前の人がいそうだけど、この海辺の町だったら、お寺のお嬢さんかな。お寺の住職さんや跡継ぎさんだって、クリスマスパーティーが好きだしマラソンやる人だっているし、「犬夜叉」ファンもいるから、お寺で育った陽子が水泳やっていたって悪くはないだろう。昔の知り合いでお寺のお嬢さんいましたけど、アニオタでアニメイト通ってて高校卒業後はフリーターだったし。
とにかく陽子は難しかった。
陽子は書き手の性癖が出る、と誰かが仰っていたけれど、私の性癖はアスリートタイプか?


③上手く書けなかった

(以下、本文より)

「陽子さんは、泳ぐのが好きなんだね」
「うん、好きだよ。泳いでいる間は、嫌なことを忘れられる」
「嫌なことを忘れられる」
 海斗は繰り返した。
 波が大きく打ち寄せる。ふたりのつま先が一瞬だけ水に触れ、波は引く。
 雲ひとつない空から、太陽が容赦なく照りつける。
「俺でも、嫌なことを忘れられると思う?」
 陽子は、太陽の光を受けるかのように両腕を大きく広げた。
「泳いでみたい?」
 海斗は黙って頷いた。

(ここまで本文)

うわ、めっちゃテンポ悪。
我ながら文章力の低さが際立つわ。

結婚したら水泳ができなくなるから、せめて今だけは泳ぎたい。
泳げなくて、でも泳ぎたくて困っている人がいるから、力になりたい。徳を積みたい。
……という感じだけど、全然書けませんでした。
キスシーンも、陽子にしてみればもらい事故のように書いたつもりでしたが、陽子が海斗で遊んでいるように読み取れるみたいでしたね。


④よろしければ教えて頂きたいこと

(1)申し訳ありませんが、現在の実力でいじめのくだりを修正することは難しいです。こういう加害者でなければ海斗が悩むほどの嫌がらせはできませんし、簡単にいじめが発覚して指導を受けるような人でもない。そもそもいじめの要素を入れなければ良いのかもしれないけど……(´-`).。oO
(エンドレスで悩む)

(2)排除できる要素
読者様から見て、排除できる要素があったら教えて頂きたいです。

(3)海斗の変化
海斗がアルバイトをしたところが唐突だとご指摘を受けました。
今まで無頓着でドライだった海斗

CA格好良いな

接客やコミュニケーションの勉強をしよう

アルバイトで接客をやったら、あんな風に格好良くなれるかな
……という流れのつもりで書いていましたが、無理があったようです。
外したくないけど、外さないとおかしいですよね……?

(4)まとまる、とは
どうやったら展開がまとまるのか、全くわかりません(´;ω;`)

(5)海の描写
実は私、海が好きではありません。
数えるくらいしか行ったことがなく、最後に行ったのは10年前です。
でも、貝殻とかシーグラスは好き。
海の記憶が希薄なので、記憶を元に描写ができません。
どうしたら、海の描写ができますか?


⑤今わかる範囲での反省材料

・“背景”の掘り下げ過ぎに注意

・展開を重くしない

・実際の出来事をベースにして書いても、出来事自体が稀なケースもあるので、実体験を過信しない

・飯の出し過ぎに気をつける

・「おっさんずラブ」を見ながら執筆しない

・要素を絞る


⑥性懲りもなくざっくりした脳内キャスティング

海斗:菅田将暉

陽子:佐久間由衣

父親:戸次重幸

母親:西田尚美


……こんなことして遊んでいるから、上手くならないんだよな(´;ω;`)



     ◇   ◆   ◇


応援コメントへの返信が、相変わらず滞っております。
必ず返信する気でいるので、頑張ります。
大変読みづらい近況ノートを読んで下さり、ありがとうございました。

24件のコメント


  • そもそも、異邦人を読んだ事がなかったので(汗
    すいません。
    しかし、気づいている方がいたと言うのは、それは成功しているのではないでしょうか?


    おや、刺さりませんでしたか?
    一応、背景は気にしたんですけどね。やっぱり行動に説得力がなくなるので。
    紺藤様の話は、背景に重点を置きすぎていたのかなぁとも思います。海斗と陽子のくだりのウエイトが多ければ、もう少し全体的なバランスが取れたかもしれません。


    ピックアプされた文章から、二人の表情がまったく読み取れないのです。表情があれば、キャラクターにも入り込める。と、私は思います。


    あ、これ以前は意見必要なかったでした? すいません(汗
    (1)
    少し多すぎかなぁとは思いましたけど、紺藤様が修正できないのでしたらそれでいいのではないでしょうか?
    私的にはここまで詳細に書かなくても理不尽さは伝わると思いますけど。

    (2)
    私が物語を書く時は、その物語に関係のない事はすべて排除されます。
    細かく言えば、飛行機事故のニュースとかは必要ないと思います。
    が、要素で言えば必要ない物はないのではないでしょうか?

    (3)
    海斗の変化として読者に読まれていない可能性があります。なので唐突と受け取られるのでしょう。
    そもそも私は、海斗が無頓着でドライとは感じませんでした。
    第三話の会話で、無頓着でドライな男の子が、初めて会った女性とこんな会話をするでしょうか? 私はむしろ、ちょっとぶっきら棒なだけの普通の男の子として読んでいました。

    (5)
    私は泳げません。海にもプールにも行きません。
    全部、写真検索です。


    紺藤様の気分を害するような事は書いていないと思いますが、もし不要でしたら削除してもらってもかまいません。
    私は面白く読ませて頂きましたよ。
  • 海斗のアルバイトの記述はいらないかなー、と思いました。
    海斗の心境が変わったことを表現するなら、端的にそれだけ書けばいいと思います。
    どうしてもバイトさせたいなら神社で作務衣よりもスタバやマックの方が高校生らしいですし、接客の練習になりますよ。学校がバイト禁止だったという設定が足かせなら、その設定なくせばいいし、隠れてやらせてもいい。
    学年一位のロードバイクの記述も不要じゃないかな。学年一位はストーリー上あまりポジション的に重要じゃないですし。むしろ学年二位がどうなったか、二位のままなのか、落ちたのか、一位を脅やかす存在になったのかが一言あった方が座りがいいと思います。

    少なくともえーきちさんと私の作品は、登場人物の行動背景についてかなり突っ込んで考えて書いてあります。未読でしたら御一読ください。
  • こんばんは。
    コメントがありましたので、ずうずうしくも乗り込んで参りました。

    カミュの異邦人へのオマージュだったんですね。
    読んだのが遠い過去で記憶がなかったもので、気が付きませんでした。手元にあるので再読してみます。

    その点を置いておいての感想です。
    まず、すべての作家様の個性がありますので、この企画に参加した作品の優劣はないという考えを先に述べさせてもらいますね。

    ①不条理がテーマであるならば、海斗が悩む原因を理詰めで細かく設定する必要はない気がします。青春自体が悩みの塊ですし。
    ②私は海斗と陽子以外はすべて不要と思って書きました。舞台の上で二人にしかスポットライトが当たっていない状態でしょうか。もちろん、それが正解とは言いませんよ。
    ③陽子と出会って別れた経験が海斗を変えたのだとすれば、そこからCAへのあこがれというところに既に飛躍がある気がします。
    ④海斗の人物像を深堀するために周辺の人物の設定を細かく考えるのは正しいと思います。ただ、その部分を多く書く必要はないかもしれません。情報が多くなりすぎると読者としては海斗と陽子に集中できなくなってしまいます。

    私自身が色々と模索中ですが、一読者として意見を書かせて頂きました。
    あまり深刻にならずに、数をこなすのもいいかと思います。
  • えーきちさん
    貴重なご意見をありがとうございます。
    やはり、私は駄目なものです。読者様が何を感じてどうお読みになっているのか、全く察することができませんでした。自分が読者になっても、作者様の読ませたいところを読むことができません。
    背景や設定に重きを置きすぎることを、自分の欠陥のひとつとして勉強させて頂きます。
    登場人物の“表情”とか、イメージはしていても物語の中で書けていないのです。
    やはり、駄目です。私はレベルが低いです。
    面白いと言って頂けることは大変嬉しいのですが、反面、申し訳なさでいっぱいです。
  • ゆうすけさん
    貴重なご意見をありがとうございます。
    えーきちさんへのコメントでも書いたように、読者様が何を感じてどうお読みになっているのか、全く察することができず、自分が読者になっても作者様の読ませたいところを読むことができません。
    拙作に関して言えば、“学年1位”より“学年2位
    ”の方がポジション的に上だったことに驚きを隠せません。
    また、海斗のアルバイト云々に関しても、自分の中で設定していた高校のカリキュラムでは通常時にアルバイトをすることは時間的に無理があったり、隠れてアルバイトをしてもすぐにばれてしまう環境だったりして、短期のアルバイトしかできない“つもり”で驕っていました。
    ゆうすけさんの作品も早いうちに拝読しております。ですが、ごめんなさい。本当に、行動背景に気づけないのです。
  • 近況ノートを拝読して、読み直してみました。最初ほど「唐突で、でこぼこしているなあ」という印象は弱まりました。ですが、やはり「よくわからない」と感じました。

    例えば、「裁判」がどんなものであったのかが記された後、
    > 俺は他人に無関心で心がないサイコパス。それが客観的な評価。
    と海斗が言っていますが、「他人に無関心という評価って、他人を告発するような事までしてるのに??」と、よくわからなくなりました。

    おそらく、紺藤さんの頭の中ではきちんとした世界ができあがっているのでしょう。ただ、それがよくわかりませんでした。すみません。

    では、伝わるようにするためには、どうするのか。私も悩む個所です。私は、こんなふうに考えています。

    一番簡単なのは説明してしまう事でしょう。ただ、やりすぎると野暮になります。

    かといって、説明なしで行動させれば「根拠がよくわからず、話を転がすためだけの人物」に見えてしまいます。練りこんだ現実的な人物造形のはずが、逆に作り物めいてしまうのです。

    このあたりは本当にバランスの問題だと思います。お話のスタイルとのバランスで会ったり、また、全体的な文字数とのバランスであったり。短編であれば、人物を浮かび上がらせるような文字数は無いので、しれっと説明してしまう方がスマートな場合もあると思っています。

    お話の展開が増えるほど、人物が増えるほど、この「説明」の量はどうしても増えていきます。ですので、短編で展開や人物の量を増やすのは、すごく難しいです。

    と、私自身明確な「必勝法」という物は持っていないまま、「こうかなあ」という事を書かせていただきました。こういう考えがベースにあって読んでいる人もいるんだな、程度に考えてください。
  • お邪魔します。私も端的にまとめられるように頑張ります。言葉使いが冷たくなっちゃうかもですが、それは分かりやすくするためなので気になさらないでください。批判したいわけじゃないです。では。

    ①について
    『異邦人』をモチーフとしていることは分かりましたが。
    そこまで象徴的に海斗とムルソーを重ねることには無理があります。海斗とムルソーでは違い過ぎる。ムルソーは多数の枠組みの中から離れた、多数と同じように感じることができない「異邦人」です。海斗はそうじゃないですよね、むしろ彼はいじめ行為に対して真っ当な正義感で動く普通に真っ当な子ども。海斗の行動は理解ができます。
    そもそも『異邦人』をフィーチャーして「不条理」を描くには「海が太陽のきらり」は相性が悪いです。難しいです。紺藤さん自身が甘い考えだったとおっしゃってる通りです。

    ②について
    好みと言われてしまえば、紺藤さんのも好き好きが分かれるところなので「良かった」「面白かった」と言ってくださってる人たちがいる以上、こんなに気にしなくていいのでは……ってなるのですけど(;^ω^)
    えーと……キャラクターの背景を考えるのは良いことです。キャラクターの年表をつくると良いっていいますよね。でも、これ、作品中ですべて書こうとするのは愚の骨頂です。世界観の設定などもそうですが、作品中に出すのは二割ほどって創作論ではよく言われますよね。
    じゃあ、なんで設定をそこまで詰めるのか。作者が、そこまでキャラを掴めているかいないかが重要だからです。掴めていないとブレとなって読者にそれが伝わるからです。読者に「どうよ! ここまで考えてるのよ!」って見せなくても読者には伝わるのです。だから、すべてを見せようとするのは逆効果です。
    こういう創作論について分かりやすく紹介してくれてる記事がエブリスタの外部サイトにあるので、よろしければ。

    https://monokaki.everystar.jp/howto/omonani/

    ③について
    文章、悪くはないですけど。まったく心情が読み取れません、セリフからしか。そのセリフも端的過ぎます。それにセリフって、極端な言い方をすれば視点主でない人物がほんとに思ってることを言ってるかどうかなんてわからないじゃないですか? なのでセリフに感情表現を頼りすぎるのは良くないのです。

    私が気になったのはジャンルが「現代ドラマ」ではなく「恋愛」なことだったのですよね。(……と思ったのですけどジャンル変更されました???)
    海斗と陽子の恋愛をクローズアップするとしたらヒロインの心情をもっと強調しないと共感は得られないってことです。でないと陽子も海斗にとって不条理な存在ってことなります。「ふたりきりでご飯食べたり泳いだりして気を持たせておいて婚約者がいるってなんじゃそりゃー」ですよ。これをクリアするには、陽子をそういう女(夏の幻)として描くしかないと、私だったらなりますねー。

    ああっ。私もえーきちさんと同じ過ちを。すみません……。この後からなのですね……

    ④(1)
    イジメの描写については私はこれでいいと思います。海斗が感じた不条理の核となる事件だし、結末まで含めて、まあ、そういうものだよね、と。裁判ごっこも、私、小学校のときにやられたことあるので「ああ~~」ってなりました(苦笑)
    ただ、ムルソー=海斗は無理があるので、そこをフィーチャーするような文章はなくした方がいいと思います。混乱の元です。

    ④(2)
    上記の②と関連して、家庭の描写が多すぎかな。お父さん出ばりすぎ。良いキャラなのですけど、前振りの描写がなくても、最後ここぞと出て来て海斗を誘導する、でも違和感はないと思います。それよりも家族の描写が多すぎることでバランスが悪くなってると思うので。

    ④(3)
    書き方の問題だと思うのです。この前の陽子の結婚の事情と背景についての描写がくどすぎたのだと思うのです。それに対して海斗のその後がさらっと過ぎて「ええっそんな急にさらっと」って唐突に感じるのかなあと。バランスが悪いのです。

    ④(4)
    うーん……。この短編に関して言えば、作者の狙いが何なのか、何を訴えたいのかが分かりにくかったのだと思うのです。だから私はジャンルやキャッチコピーから推察してみたのですけど。
    「不条理」が絶対的なテーマであったなら、淡々と状況を述べるだけの描写で良かった。「不条理」をモチーフに恋愛にクローズアップするなら感情描写が足りなかったかなって思います。
    まとまるってことに関していえば、まず柱となる主題やメインストーリーを建てて、その周りをいろんな要素がらせん状に上ってくような感覚で行くと上手くいくかなあって、私はこういう感じです。すみません。私プロットを書かない人なもので……。

    ④(5)
    私もシーグラス好きです。地元の海岸は砂利なのでよく拾いました。
    風景描写をするときには、画像を見ながらやります。見たままを詳細に。それと少ない経験で得た感覚を結びつけます。
    決して得意なわけではないのですが、頑張ればわりと褒めてもらえるので嬉しいです。

    ⑤について
    展開が重くなるのは欠点ではないと思いますよ。逃げないでそういうのを描いてる物語が好きって人もいるのですから。万人受けはしないってだけです。

    実体験、大いに過信してください! リアリティは大切です。体験したことって大きな武器です。今回は伝え方がうまくいかなかっただけです。


    端的にまとめるって言っときながら長くなってしまいました。ごめんなさい。
    最後に。この作品を読んでいて、終始バランスの悪さや不安感をあおられました。それって、書いてる紺藤さんの不安が出てしまってるのではないかと感じました。というのも、私も企画の一作目で、いつもはしない書き方に挑戦して、自信のなさが文章に表れてしまって、自分で読み返しても読み心地の悪いシロモノになってしまったので。
    ただ、このように陰鬱さを醸し出すお話ならば、良い方向に作用することだってあるわけです。この空気感を受け取って「良かった」「面白かった」って言ってくれてる読者がいるのなら後悔はしなくていいと思います。作品は生まれたことに意味があるのですから。

    以上、長々と失礼いたしました。
  • 新巻へもんさん
    すぐにお返事ができず、申し訳ありません。
    「異邦人」を再読する必要はありません。私の解釈が間違っていたので、「異邦人」を踏まえる必要もありません。
    頂いたご意見から作品を書き直すことは不可能ですが、今後に活かします。申し訳ありません。今取り組もうとするとキャパオーバーになってしまいますし、書き直すどころか全く関係のない新しい作品を書くしかなさそうです。それでも良いと仰るかもしれませんが、この駄作ばかりにかまける余裕もありません。
    また、数をこなすことを仰いますが、私に関しては全くの無意味です。数をこなして今の状態なのですから。
  • 吉岡梅さん
    最悪な出来の駄作を読ませてしまい、大変申し訳ありませんでした。また、このような作品にもご意見を下さり、ありがとうございます。
    大方仰る通りで申し上げられることはありません。
    強いて申し上げれば


    >「他人に無関心という評価って、他人を告発するような事までしてるのに??」と、よくわからなくなりました。

    裁判みたいな形でなくても、こういう言いがかりをつけられて晒し者にされて評価を落とされることは誰しも一度や二度はあると思い、私自身も学生時代や社会人になってから何度も経験したのですが、普通はありえないのでしょうか?
  • > 普通はありえないのでしょうか?
    ありえる、ありえないの話ではありません。よくわからないのです。

    なぜ、あの裁判のエピソードから出てくる評価が「他人に無関心なサイコパス」なのかがわからないのです。他人に無関心であれば、わざわざ他人の行いを咎めるような行為はしないのではないでしょうか。私の読解力が無いためかもしれませんが、わかりませんでした。すみません。

    言いがかりをつけられることも、さらし者にされることも、現実ではあるでしょう。理不尽で大変な体験だったでしょうが、紺藤さんのお話がわかる・わからないとは関係ないと思います。
  • ことばが足りないかな、と思い、追記です。

    > 紺藤さんのお話がわかる・わからないとは関係ないと思います。
    というのは、紺藤さんのお話全体や、狙いがわからないという事ではありません。近況ノートも拝見して、凄い挑戦をされていたのだなあ、と感心しています。あくまでも、私が抜粋した部分がわからない、という事です。悪しからずご了承ください。

    失礼しました。
  • 奈月さん、吉岡さん
    なかなか返信ができず、申し訳ありません。
    頂いたご意見は、常に頭の中でぐるぐる泳いでおります。
    ただ、お返事を書く時間が確保できず、速くてて明日明後日になりそうです。
    話題を避けたり打ち切る気はないので、どうかご理解下さい。
  • 余計なことを言って混乱させてしまったようで申し訳ありません。

    色々と悩まれてるようなので、一言だけ。
    「とても好きです」というレビューもらってるじゃないですか。そういう方がいる作品だったという自信も持ってもいいと思いますよ。
  • 紺藤 香純様

    はじめまして。一昨夜は偉そうにも取り留めのないレビューをお送りし、失礼いたしました。
    ただ、レビューの方にも記載させて頂いた通り、いくつかの企画作品を拝見させて頂いた中でも、紺藤様の作品には個人的に強く惹かれました。初めてちゃんとレビューを書かせて頂こうと思えた作品でした。
    (ノートの中で「他の企画作品に正直刺さるものがなかった」と仰っておられますが、誤解を恐れずに言えば、わたしも若干それに近い感覚があったりします。
     刺さるかどうかはあくまでも個人の好みに過ぎないことで、作品や表現としての巧拙とは別次元のところなのですが……ともあれ、そのお気持ちは少しわかります)

    ……で、紺藤様の他の作品も拝読させて頂いて勝手に確信したのですが、
    物語を描かれる上で恐らく大切にされていることやこだわっておられるポイントが、
    個人的にとても共感できるような、少し似通っているような気がしました。
    レビューでは若干指摘めいたことも一緒に書いてしまったのですが、根本の作風や方向性が自分好みであれば少々粗や欠点があっても気にならない、と感じているのも事実で、
    作品の短所を指摘するためではなく、純粋に応援させて頂きたい気持ちからレビューを寄稿させて頂きましたこと、なにとぞご承知おき頂ければと思います。
    (紺藤様がわたしの作品をご覧になっても「全然似てね―じゃねーか」と思われる(思われた)かも知れませんが、それはそれで全く問題ございません)


    僭越ながら一点お伝えさせて頂きたいことがあるとすれば、
    自作の出来に納得いかない、もっと出来た――と思われるご心情はお察しいたしますが、
    一方で上記の通り、わたしも含めて響いた方には間違いなく響くものがあった作品だと思いますので
    あまりご自身を卑下されたり、他の方のご指摘や評価について必要以上に右往左往なさることはないと思います。

    今ここに投稿されているご指摘が見当違いだと言いたいわけでは決してありません。皆さま丁寧かつ具体的にご指摘をされていて、
    わたし個人としても「ここがもう少しこうなれば……」と思っていた部分に対して、頷けるご意見がいくつも寄せられているように感じます。
    ただ、作者として納得できない(承服しかねる)ことまで唯々諾々と従うほど絶対視する必要はないですし、たかだか数名のコメントが読み手の総意とも断定はできません。
    本田圭佑じゃないですが、作者として「それはごもっともだけど俺の考えは違った」と感じること、自作や自分に対してそれだけの自信を持っておくことは否定されるべきではないと思います。
    賞賛以外の反応が返ってきた時はどうしても凹むものですが、どうかご自身の感性を信じて、お気をおおらかに持っていただければと思います。


    それからもう一点だけお伝えさせて頂きたいことがあるとすれば、
    ご謙遜または自虐のつもりとは言え、せっかくの作品を作者みずから「駄作」とまで言い切ってしまうのは、創作者の姿勢としてかえって失礼です。
    もの書きであれば、「駄作」は公開しないはずです。
    「これは絶対に駄作なんかじゃない」と信じて、この魅力をわかってくれる人が現れると信じて、我々は作品を公開するはずです。
    時に欠点や不出来を指摘されることがあったとしても、「これが自分の作品なんだ!」と動じないことが何よりも大事だと思います。


    以上、長々と失礼いたしました。
    わたしは紺藤様の作品はとても素敵だと思いました。そこまで落ち込まれる必要はないし、「失敗作」や「駄作」といった位置づけにされてしまうのはもったいないと思います。
    今後ともご活動を応援しています!

    文長
  • 奈月さん
    返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
    コメントの一文一文を噛みしめております。
    私の「異邦人」の解釈が間違っていました。それなのに「異邦人」のオマージュなど、するべきではありませんでした。
    実体験から書いた要素よりも“らしさ”を求められました。以前から、実体験をベースにエピソードを書いても、読者様からの評判は悪いです。もう実体験は過信しません。
    いくら拙作を面白いと言われても、それにすがるつもりはありません。自分の足りないものに目を向け、克服することが作者としての努力義務だと思っております。
    物語を書いている間は、いつも不安です。私の不安が筆致に出るとすれば、全ての作品に出ます。
    自分の敵は自分だと改めて感じました。甘えずに実力を上げるしかないです。
  • 吉岡さん
    なかなか返信ができず、申し訳ありません。
    ご指摘の部分ですが、別に理論的でなくても良いと思って書きました。
    詭弁でもいいから海斗を不利な状況に追い込み、飛躍した屁理屈でクラスメイトの前でマイナスな印象を決定づけ、意図して海斗を傷つける。海斗を傷つけるためなら内容なんてどうでも良い、というつもりで書きました。
    このようなエピソードの引っ張り方は、すべきではありませんでした。
  • 新巻へもんさん
    いくら拙作を面白いとか好きだと言われても、それにすがるつもりはありません。自分の足りないものに目を向け、克服することが作者としての努力義務だと思っております。
  • 文長こすとさん

    >ご謙遜または自虐のつもりとは言え、せっかくの作品を作者みずから「駄作」とまで言い切ってしまうのは、創作者の姿勢としてかえって失礼です。
    もの書きであれば、「駄作」は公開しないはずです。
    「これは絶対に駄作なんかじゃない」と信じて、この魅力をわかってくれる人が現れると信じて、我々は作品を公開するはずです。
    時に欠点や不出来を指摘されることがあったとしても、「これが自分の作品なんだ!」と動じないことが何よりも大事だと思います。


    謙遜も自虐の気持ちもなく、素直に拙作は全て駄作だと思っております。読者様を傷つけてまで駄作を大切にする必要はありません。
    作品に愛情なんかありません。小説を書くことが楽しいとも好きだとも思いません。自分がもの書きのレベルにいるとは到底思えません。
    駄作は公開しないとは、初めて聞きました。
    駄作でも公開する私は、間違っているのですね。
  • 紺藤 香純様
    えーと、そのように言葉尻を捉えられるのは本意ではありませんが、わたしの考えは書きました通りです。

    わたし自身も昔「すいませんね、下手くそで……」とヘコヘコしながら発表していたことがありますが、
    「お前自身が良いと思えないもの、ベストと思えないもの、人前に出す準備が足りていないと自覚しているものを人前に出すのは、相手に対して失礼だ。相手だって貴重な時間を使ってお前に付き合ってるんだぞ」とぴしゃりと言われたことがあります。
    その時は「耳が痛いことを言われてつらいなァ」と思ったのですが、後になっていや確かにその通りだと感じるようになったのです。

    例え話ですけど、「ごめんなさい練習不足でして、こんなの好きでもなくて、駄作でして」などと言いながら発表する人に、受け手として好感を覚える要素がどこにあるでしょうか?
    「全力で作りました! どうですか!?」と受け手に投げかける、それが作り手の姿勢としての礼儀じゃないかなとわたしは思います。

    それに、ひとりの受け手として、好きな創作者が卑屈だったり、過剰な自己否定しているのを見たくないんですよね。
    「少なくともわたしは好きだと思ったんだから、もうちょっと自信持ってくださいよ」と言いたい気持ちになってしまうのです。
    ここの応援コメントでも何名かの方がそのようなことを仰っている通りです。


    もちろん、創作の動機やモチベーションは人それぞれですし、100歩譲って内心でどのように思われるかは個人の自由ですけども、
    少なくとも「良いと思いました!」と言っている人に直接「拙作は全て駄作」「作品に愛情なんかありません」とまでおっしゃるのはいくら何でもちょっと……と思います。
    「読者様を傷つけてまで」というのがいったい何を指しているのかわかりかねますが、
    むしろそのご返信の方が読者(それも紺藤様のことを応援したいと思っている人)を傷つけ、失望させる危ない言葉のように思いますよ。


    作品のことから離れてしまうのでこれ以上この件でのやり取りは望みませんが、
    ご自身や自作品をそこまで卑下されるのは、紺藤様含めて誰も幸せにならない、百害あって一利なしの行為だと思います。
    執筆や創作に不安はつきものですが、どうかもう少しご自愛頂ければと思います。
  • 文長こすとさん

    >「全力で作りました! どうですか!?」と受け手に投げかける、それが作り手の姿勢としての礼儀

    まさに私が苦手な作品のパターンなのですが、そう思うのは私だけなのかな……。
    拝読途中で読むのがつらくなった作品も多々あり、ギブアップしてから作品紹介や作者様の近況ノートを拝見すると、作者様がこうお書きになっています。
    「自信作です」
    「読み応え保証します」
    「大作です」
    「作者が読んでも面白いです」
    たまたまそういう作品に当たってしまったのなら気楽にスルーしますが、何作も何作もとなると、そういう作品を読みたくなくなります。最近は、あらかじめ作品紹介や近況ノートを読んでから作品を拝読するようにしています。

    ほかのかたへのコメントにも書きましたが、いくら拙作を面白いとか言われても、それにすがるつもりはありません。
    私にとって自愛は怠惰と同じです。そこから成長できることはありません。
  • そういう考えだったのですね。わかりました。
    それでは失礼します。
  •  こんばんは~。

     だいぶダメージを受けてらっしゃるようで……。
     そういうときは、ネコの動画を見ながら熱いミルクティーでも飲んで放心しましょ。

     こんちゃんの『きらり』、私は結構好きだったんですけど(お父さんのカッコよさとか、相変わらず食事の描写が飯テロだったりとか、グロテスクなくらい現実の不条理をおしてくるところとか……)、こんちゃん的には全然納得のいかない出来だったようで、こうなると逆に「次はこれより面白い作品が読めるのか」と期待してしまいます。

     これは自作の小説の中でキャラクタに言わせてる台詞なんですけど、未熟であるということは、いずれ熟すと時が来る、ということなんだと思います。
     これだけ真剣に自分の作品と向き合って、いろんな人の意見を聞いて執筆活動してるんですから、きっともっと素敵な作品を生み出せると思いますよ。



    『異邦人』はね~。オマージュするにしても難しい作品ですよね。冒頭の台詞を読んで「おっ」と反応してしまった私です。確かに奈月さんのいうとおり、『きらり』とは相性悪いかもですけど、そこは工夫のしどころじゃないですかね。
     私なんか中原中也の『北の海』をオマージュしたのに誰からも触れられなくて寂しい思いをしてます。おかしいな。中也の作品としては割と有名だと思うんだけどな……。



     自分で自分の作品を『面白いです』とか『大作です』とか言って推してくる人の作品は、私はもうその時点で読みません(笑)。
    「いや、そういうのはこっちが読んでから判断することだから」って思っちゃいます。
     いいじゃないですか。自作に自信がなくたって。私の場合、書きながら「ここんとこちょっと変かな。もっといい表現ないかな。でも思いつかないからこのままでいいや」って投稿しちゃうと、高確率で読んでくれた人からツッコミが入ります。「はい。すいません……」って感じです。
     なかなか納得の出来ってわけにはいかないですよね。



     それと、私も他の方の文章を読んで「私ならこう書くかな」ってのを考えちゃうタチなんですけど。失礼を重々承知でこんちゃんが挙げた文章を書いてみますね。

    「陽子さんは、泳ぐのが好きなんだね」
    「うん、好きだよ。泳いでいる間は、嫌なことを忘れられる」
    「嫌な、ことを……」
     海斗の時間が、一瞬遠く離れた暗い教室の中に引き戻され、口の中に苦い唾が湧いた。
     眼を閉じ、それを飲み下す。
    「俺も、忘れられるかな?」
     波が大きく打ち寄せる。ふたりのつま先に一瞬だけ触れて、波は引く。
     雲ひとつない空から、太陽が容赦なく照りつける。
     陽子は、その光を体全部で受け入れるかのように、両腕を大きく広げた。
    「試してみれば?」
     海斗は黙って頷いた。


     こんな感じです。
     こんちゃんの好みではないかな?
     
     この文章だと、どっちかというと海斗の内面の変化に軸を置いて、陽子はミステリアスな感じにしてますね。セリフはあえてもっと単純化させる方向で。
     陽子の心情を描写するのであれば、海斗が一瞬悩んだ所をもっと客観的に表現して、陽子には外面的な動きをつけてみる。
     私がやるならそんなところじゃないかと思います。

     なんの参考にもならないかもしれませんが、ついつい書いてしまいました。
     ご不快に思われましたら捨て置いてください。



     この企画、当初は私、全然参加するつもりなかったんですよ。
     前回のときもそうだったんですけど、プロットを読んでも全く食指が動かないというか、自分の文章にそれを落とし込める気がしなくって。
     でも、えーきちさんの近況ノートを読んで、みなさんわいわい楽しく参加されてるようで、つい混ぜてもらいたくなっちゃいました。
     実際書き出してみても全く楽しくはなかったんですけど、他の方の作品を読んだらやっぱり勉強になりました。結果としてはいい経験になったと思います。
     こんちゃんも、もし次回があったら一緒に参加してみませんか?
     パワーアップした作品を見せつけてやりましょ。私も頑張ります。


     あと最後に、私も海に行った記憶なんてもう二十年近く前のことで、海のシーンは全部妄想で書きました。ホントは『オーシャンズ』とか、『秒速5センチメートル』とか、『ぐらんぶる』とかDVDで借りて参考にしようかと思ったんですけど、面倒だったので辞めました(笑)。
     描写に悩んだら映像資料に頼る! 文明の利器を活かしましょう!

     以上、長文大変失礼いたしました~。
     
  •  別に紺藤様が面白くなくとも、自信がなくとも、嫌いでも、私の作品を読みに来なくとも、公開されれば読む。私が面白いと思えば。それだけ(笑

     lager様
    『ぐらんぶる』は色々な意味で参考にしちゃあダメ―!(笑
  • lagerさん

    自作を面白いと称するユーザー様で本当に面白い作者は、増黒豊さんくらいです……。

    lagerさんの例、まさに私が書きたかった文章です。なるほど(◎-◎;)。こういうのが書きたかった。
    皆様がわいわい楽しそうに参加されていたから、私もできるかな……と思って参加しましたが、全く楽しくなく憔悴してしまいました。勉強になりますがダメージが大きく、書きかけの作品が進まなくなるという面倒くさいことにもなりまして……。自分の程度の低さを思い知らされました。筆を折るべきなのだと思います。
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