初めてまともに長編を連載し、完結できるかがそもそも不安でしたがやれました。読んでくださった方には本当に感謝しかないです。ありがとうございます！
読むだけでなくコメント、レビューやギフト等くださった方もいて、小心者なので分不相応だよなと思いつつとても嬉しかったです。
特に裏話も何もありませんが、自分のメモ代わりに参考文献を並べておきます。
・澤田瑞穂「鬼趣談義」
・窪徳忠「道教の神々」
・伊原弘「中国中世都市紀行」
この三作は以前ツイッターで紹介したので割愛。読み物としても面白いのでおすすめです。
・榎本事務所「中国と中華風のポイント２５」
広く浅く様々な知識を網羅しているので非常に便利。この本の参考文献を読むのも面白かったです。
・澤田瑞穂「中国の呪法」
題名の通りです。本当にとんでもない情報量ですが興味のある部分だけ読むこともできる仕様なのでおすすめ。
・井波律子「中国幻想ものがたり」
夢・恋・怪異をテーマに様々な中国の幻想小説が紹介されています。そんなにページ数もなく読みやすい。
・沖本克己「須弥山の仏教世界」
チベットの歴史・文化・宗教が纏められているものです。気づいた方がいるかは分かりませんが南慶はチベットを参考にしたところがあるので。入門書として一番読みやすかったです。
・長野泰彦、森雅秀「チベットの宗教図像と信仰の世界」
めちゃくちゃ護符が載ってます。民間で使われていたものなども紹介されていて面白い。
主なものはこれくらいな気がします（内容が被っているものは割愛）。他にも中国のサイトやネットに転がっていた論文などもかなり参考にしました。
次は昔書いたものを魔改造して、商品として売られた妖怪の正体を調べるミステリっぽいものをやりたい。中華王朝ものもやりたい。とりあえず今度はもっと上手く長編として纏めることを目標にします。