「罪と罰 カクヨムオンリー」を含む小説

　夏目漱石の『夢十夜』という作品の続きとなる第十一夜を、「罪と罰と愛」をテーマとしてオリジナルで描いた話です。

これは世のあらゆる災厄を封じた地、 トゥアハ・デ・ダナーンに伝わる物語。 怪物が跋扈する森、妖精の悪戯に翻弄される人々、 蠢く悪意、正義と正義、罪と罰が巻き起こす騒動は、 やが…

私は気づいた時、一人の老人と共にエレベーターに乗っていた。 会話の中で私たちは地獄へと向かっていることが分かった。 そして、エレベーターの扉が開く。

最近を楽しく思えない主人公の春。気晴らしにふと出歩いた。その先にて、今を絶望して身を投げようとしている少女と出会う。彼らが出会う時、運命の歯車が動き出す。 一方で、連続殺人事件が…

最愛の彼女、来夢（らいむ）を事故で失った雅樹。 復讐を果たすべく手を汚していく。 人を殺めることが罪ならば、殺めなければならない理由を作った者に罪はないのか？ それとも… 本…

～「まならい」のあらすじ～ 西暦2032年。 第三次世界大戦終戦から八年が経った日本。 今もなお、危険な未確認疑似生物兵器【ウミック】の破壊活動が魔術道具（魔具）を使った魔術で行…

これは一人の男の蹉跌の物語。

任務で記憶を無くした主人公、長峡仁衛。 学園設備の病室へと移送された彼が次に目覚めた時、全ての記憶を失っていた。 記憶喪失となった彼に対して、彼と親交があり、恋愛感情を持つヒ…

幽霊を食べさせてくれるって噂は本当ですか？ ある店を訪れた一人の男に降りかかる災厄とは―— 短編です。全６話。約１２，０００字。１話２０００字程で、さくっとお読み頂けます。 人…

　転生者達によって滅びの運命を定められてしまった異世界。 　チートスキル持ちを排除せよと送り込まれた主人公は、どう見てもただの一般人であった—— 「君達のせいで異世界が滅びる…

ある日、自称なんでも屋の元にひとりの青年が訪れた。 彼の悩みは甚だ深刻で、解決する手段はたったひとつ。

「転生者は――誰であろうと善悪問わずに等しく殺す」 主人公の少年は転生者であれば悪人も善人も等しく殺す。 その絶対の意志が弱者である彼の持つ強さの全て。罪も罰も責任も憎悪も贖罪…

　空からはしんしんと雪が降り、吐き出す息さえ凍ってしまいそうな寒い夜、しかしそれでも街を行き交う人々の顔には温かな笑みが浮かんでいました。なぜなら、今日はクリスマス‐イヴです。家…

昔二つの組織があった。 『七つの大罪』を司る組織と、『七つの大罰』を司る組織。 ある日二つの組織の前に不思議な少年が現れて……？