「死生観 日常」を含む小説

　独身54歳、孤児、失業、鬱、夢も希望もない俺の前にある日、悪魔のような風貌の男が現れた。最恐のガーディアンに引っ張り回され、日本と異世界を行き来しながら俺は少しづつ人生を取り戻…

（※）全９話、９９９９文字で完結！ アイドル大好き♡ミーハーお母さんが治療法のない難病ALSに侵された！ ファンブログは闘病記になり、母は「死ぬ前に聖地に行きたい」と心残りを叫…

　とある村の共有物として育つ翔太朗が、親切な村人たちと過ごす「ひと夏」。 　村の数少ない子供の中で最年長の女子のいたずらにより性に目覚めた翔太朗は、次第に過去に置き忘れていた記…

淡々と生きることは辛いことであると思っていると、いつの間にか本当に辛く苦しい日常が襲ってくるようになります。 生と性は振り子のように日々を行き交って、知らぬ間に自分達の目の前を通…

ごく平凡な人生を歩んでいる竹見謙一は死にたくても死ねずに生きていた。ある日、持病の片頭痛が悪化し仕事を早退、その帰り道で不思議な女性と出会う。彼女は彼の考えを見透かし、とんでもな…

　ある日衝動的に自殺を図った私こと花崎香織は偶然通りかかった緑川樹に助けられる。ひとまず彼が経営するカフェ『Fleur』に誘われた私は緑川と話をするうちに自分の”罪”を言い当てら…

　僕、冬崎善治（ふゆさきよしはる）には最近気になっている女の子がいる。 　春山うらら。彼女とはつい昨日何度目かのデートを済ませて、順調な進展を見せていたところだった。 　そんな冬…

掌編をまとめています。 執筆: 「そんなこと」2020.1. 「あなたへ」 2021.1. 「肉塊」2021.10. 「人形」2021.10.

地方新興都市、月見ノ原。 平凡ながら幸せな日々を送っていた高校生、鷲宮悠月はある日、 自らを魔女と称する女、アルメリア・リア・ハートと出会い世界の真実を知る。 人の営みの裏側には…

「私、絶対死ねないんです」 　かつて不発弾の爆発事故で従兄を亡くした女子学生、冴島一希。悲壮な覚悟を胸に、一流技術者への弟子入りを志願する。目指すは、不発弾の処理を担う民間業者…

　人が化生に恋をした、化生は恋を受け入れた。化生にとっては余命の百年、人にとっては永き百年。緩やかに生き、いずれ来る別れの日。身を寄せ合って静かにその日を待つ、人の子と化生の交わ…

海と川に囲まれた小さな田舎町、美河町。 和倉薫は、生まれてから十五年間、ずっとこの町で暮らしてきた。 流れていく平凡な日々。 そんな毎日に特に不満はなかったけれど、ただ、長いな、…

孤独や死生観、闇や影、負の思考といった何一つ心地の良いものではない言葉たちを紡いで、それでも生きることや死ぬことから目を逸らさないような視線で、日常の風景や非日常な妄想を書き散ら…

五年以上前の記憶が消えている私の、少しだけ覚えている人生の感想（詩） 調子悪い時の詩は不快かもしれません。

今や日常的に聞く単語となった終活。 私自身も今、終活をはじめています。いくつになってからでも遅くはないのですが、自分や周りのためにもまずは怖がらずに知ってください。 終活は楽しい…

思うところを徒然なるままに書いたエッセイもどきです。

「――初めまして。これからよろしくね」 彼女はそう言って涙を流した。 それが彼女――風見 巡との出会いだった。 都会から妹の小夏と共に文明社会から置いてかれたような小さな町、…

　生きている理由を知るために死を求めてみる「ぼく」と、エロに生きる理由を求めてみる「サエコ」。ぼくの心の中のどうしようもない独白を中心に、つらつらと語られる「ぼく」の日常のお話。