「投函」を含む小説

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト、【俳句】一句部門参加作品。

ブラック企業に勤め続けた主人公だったが、妻の病気が悪化し多額の資金が必要になってしまう。 その為会社にも相談したが、聞き入れてもらえず。 結果退職するという最悪の流れとなってしま…

この国では、人の命に等級がつく。 基本的人権が保証されているのは一等国民のみ。 人ではないとされる二等以下の人々は、壁の中で尊厳のない暮らしを送る。 高さ25mの壁に囲まれた強…

　石出　幽。ーいしで　かすかー 今回は、今作は檻に囚われた一人の天才作家。否、天災に見舞われた作家の話をしよう。 俗な言い方はあまり好きではないが彼女には霊感と呼ばれるものがあ…

毎日一通手紙を書いて十年が経つ。 投函されない手紙は、整理されることもなく私の文机の上に、ただ積まれてゆく。

　ある日、あなたは奇妙な手紙を受け取る。それは郵送ではなく直接ポストに投函されたもので、封筒の中には「あなたの罪を知っています」とだけ書かれたカードが１枚、その裏に捨てアドのUR…

毎週ポストに投函される折りたたまれた一枚の手紙。 その手紙には、宛名も差出人も書かれていない。 山間部の郵便局に異動してきた浅井は、謎の手紙と前任者の丑松との関係を探り始めた。

「私に、恋愛を教えて」 部活動に入らないかと彼女に突然言い寄られる。僕はただ、静かにこの高校生活を終わらせたいだけなのに。 桜坂桜は、自分の入ろうとしていた部活動が廃部寸前だと…

　たった一人の彼女へ手紙を書くことだけが人生の支えとなっている男がいる。彼は手紙に宛先を書かない。ポストに投函もしない。伝えるという意味を成さない手紙を書いている。 　傍、同じ様…

ある日、ポストに不可解なノートが送付されていた。ノートには交換日記と太いマジックペンにで書かれている。 １ページ目には「交換日記の掟」が箇条書きに記されている。 ・日記の内容は…

円柱型のポストでも投函。

いつもより少し遅く起きた朝、新聞受けに投函された、不動産のポスティングチラシ… それを見た妻と私は…

　日々を自堕落に消費していた大学四年生の住まいへ、見慣れない青封筒が一通投函された。 　「健康診断」と銘打たれた強制的な招集に渋々従うと、いつの間にやら「地獄現世支部」なる謎の組…

警察官の官舎の郵便受けに１通の封筒が投函された。 表書きは「奥様へ」、中身は「あなたの夫は大きな秘密を抱えています」

落とし物、尋ね人、明日の天気、自分の人生。依頼人が探している“失せ物”を見つける“探し屋”。 大量の見知らぬ督促状に紛れ、投函されたそのチラシに一縷の望みを賭け、私、門真亜里砂は…

　キュリアス王国という大国でしがない郵便局員を職業としているロロは、ひょんなことから五年前の手紙の処理をする様にと頼まれた。 　届け先、送り主が分からない手紙は五年間保管したあと…

　豊延警察署で働く的場は通報を受け、同じ市内にある豊延市立天縣高等学校という公立学校へ捜査に向かった。ここは的場の母校であり、前職の教師時代を過ごした場所でもあり、そしてなにより…

　一風変わった七不思議が語り継がれている私立高校――七咲学園。 　『トイレの華子さん』『十六夜の音楽室』『骸骨の悲鳴』『大鏡のファッションマスター』『睡眠学習の神様』『夕暮れのキ…

主催者　手塚エマ 様　の企画、 なぜなぜ質問箱 に投函するための回答用紙です(笑) ですが回答するためのブースがあって、そこでお答えしてきました。 ん？ ちょっとはしゃぎす…

終戦からしばらくした頃の岡山県に住まいを持つ宝石王に突如「変幻仮面」と名乗る者から盗みの予告状を投函されていた。華やかな仮面舞踏会が行われている最中、宝石王が何者かに殺害されてし…