「嫌な感じがしない」を含む小説

自身の営む雑貨屋にアルバイトとして面接に来た女の子。髪はかなり明るい茶色で胸まで伸びた髪の毛先はピンク。『私、本当は耳聞こえないんだ。』タメ口の彼女から出てきたその言葉。でも嫌な…

竹林の小径　京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町 夜道を歩いていると、いつの間にか竹林の道を通っていた。一人で通るには寂しい道だった。しばらく歩いいたがなかなか竹林は抜けられなかった。…

　夜の窓って鏡みたい。それも異世界に繋がっているような不思議な鏡。 　小学五年生の出野詩露《いづるのしろ》はそう思いながら窓を眺めていた。 　この窓から異世界に行けたらいいのに。…

本当に素敵な人で 私利私欲がなくて 人につくしてきた人 難病になっても それでも 人のために 家族のために 何十年泣いてない私が 涙が止まらず わけもなく 綺麗だと思った

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

大来帰 新は半年前の事故で両親を失ってしまった。友達もおらず、ただ死んだように生きる日々。そんな中、学校の登下校と自分をつける影を発見した。同じ学校の制服だった為、偶然だろうと思…

　もとは「もう少しだけ」というお題のコンテスト用に書いた短編作品。 　今回もホラー回ですw 　でも、いつもは怪談界のレジェンド、稲川淳二御大の語り口風文体で書くのですが、今回は普…