「喋る狼」を含む小説

マッケナ暦40年……軍が支配する大陸は内戦を終えて40年、人食い狼が増加しており人々を悩ませている。 そんななか、喋る狼は国境近くの廃村となった目的の場所にたどり着き、マッケナ軍…

育ての親の老婆と二人きりで暮らす少女、リエ。 リエは十歳になったら舟に乗って世ノ河という大河を下り、オボロ様という神様の元へお嫁にいく役目がある。その日を楽しみにして生きてきた。…

　ある日突然、出現した怪物。動物達がお互いを喰らいあい、異常な進化を遂げたそれらは、人間達を襲って活動圏を脅かす。 　この世界で唯一怪物の力を使える少女アーリは、義理の父親であ…

　人里離れた場所に住む凄腕狩人のバレント・レンクラー。彼はあまり人を信用せず、同じ様に居場所のない白狼ループと共に穏やかな暮らしをしていた。 　そんな彼の前に一人の少女が現れた。…

狩人を志す若者、リチャードは十五歳の誕生日に村の儀式に則り森へと狩りに赴いた。 しかし獲物を得られず、夜の森を彷徨うことになるリチャード。そんな彼の前に現れたのは、森の精霊を名乗…

雪が溶けない冬の山フルーフ。そこにはたくさんの生き物が寒さの中で生きていた。紅月もその中の一匹である。親を殺された日に見つけたのは雪の中で死にかけている人間。 そうして彼らは…

みんなが知ってる赤ずきんちゃんがちょっぴり間抜けで狼がもっと賢かったらこんな物語があったかも？

証明された神の存在は是か非か。人間の進化はコントロール出来るか。 （登場人物） 寺田ヨシムネ：賞金稼ぎチームの最年少。 神坂美馬：賞金稼ぎチームの紅一点。自死してでもヘヴンに行…