「冷たい手」を含む小説

第15回創元SF短編賞、一次通過作品。 SF成分は「超能力」しかありません。 全15話。 舞台は第二次世界大戦中のドイツ。ハンス少年は、父と母、姉と兄と暮らしていた。だが、よく…

こんなことになるくらいなら、もっと前に気付けばよかったのに―。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 2023年　9月27日　連載開始。 ―――――――…

住み込みの書生とその家の坊ちゃんの話。幼い少年は自分が一番好きな相手の一番好きな相手は自分ではなかったことに気がつく 企画で書いた短編です。小説を書くにあたって利用したサイト様…

依里は夏休みの同窓会で、高校時代にすきだった哲太と再会する。 当時、ふたりはとてもいい感じだったのだけど、哲太の彼女という子が現れて、ふたりの仲はなぁなぁになった。 その彼が隣の…

ある朝、布団の中に冷たく硬いゴムのような質感の冷たい手があった。それは結婚を近いあった彼女の手だった。何がなんだかわからなくなった男は助けを求めて…

スキー場で一人の青年が殺された。その殺され方は何とも惨いようで冷たい手で優しく包み込むような殺し方だった。同じ会社に勤める幅広い年齢層の友人の中に犯人がいるはず。誰だ誰だ、と痛み…

ある日、喫茶店でアルバイトをしていた輝の前に、藍と言う女の子が現れる。藍は、ハニーレモンをご馳走した輝に、「セックスしたいの？」と問いかける。 藍とは、どんな子なのか…。

貴方との出会いは、必然。不思議なくらい会ったね。電車で、会社帰り 蕩けるホットチョコのように甘い 私は何度も恋ができない 愛したのは貴方だけ 恋心は貴方にあげた 毎日好きになる …

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

夢月七海さんの自主企画「同題異話・二月号　それでもこの冷えた手が」参加作品です。 近未来。作家の男性を主人公とした、冷たい手と娘の優しさと、原稿用紙と万年筆の物語。

夢月七海さんの自主企画、同題異話用に作ったお話です。 冬のこの時期、冷え性の私の手はとても冷たい。 雪が舞っている今日は、学校から帰るのも一苦労。そんなとき同じクラスの日賀く…

夢月七海さんの自主企画、同題異話用に作ったお話です。 冬のこの時期、冷え性の私の手はとても冷たい。 だけど彼の手は暖かい。そっと手を繋いで、その温もりを感じる時間が、私はとても…