「あの日を忘れない」を含む小説

幼少期に神に助けられて50年。一瞬見えたその姿に恋をした石垣稔（ミノル）は、61歳になってもほぼ毎日その神が祀られている神社に通っては、ひたすらに手入れをして御神木に語りかける生…

『会いたい』 ５年前に別れた元カノからの連絡に、今更とは思いつつも別かれて以来、彼女がいない現状と元カノとの懐かしい記憶が蘇る。もしかしたら、あの頃のように戻れたり、なんてこと…

「彼女」はきっと私がした事を聞いたら許さないだろう 私は一生その十字架を背負い続けるのだろう でもそれは自分の所為であって、誰からも、自分でさえも許せるものではないのだろう

「そうだ、思い出した、俺達って人殺しなんだよな」 盆休みに帰郷した松岡智哉は、仲間五人とともに「あの日」 を思い出した。 その日、六人は裏山の防空壕にある秘密基地にいた。そして …

東北の海辺の町で暮らす中学生・坂本真尋は、2011年の元旦、干物店を営む祖父・利吉とともに近くの浜辺に初日の出を見に行った。海の様子を見た利吉は、いつもの正月の海と違う荒々しさに…

KAC2022 3回目お題『第六感』。 成人式の日、なんとなく呼ばれた気がして車を走らせた。 ◆◆◆ 『スマホ、ところにより、二眼レフ（KAC2022 1回目お題『二刀流』）…

　高校１年生の『水葉（みずは）』は、水泳部の部活の練習中、あの忌まわしい８月１１日を迎えていた。その日、その地域で小さな地震があった。海岸線から近い学校のプールで泳いでいた水葉は…

　10年目の3.11は、自分にとっても大きな契機になりました。詳細は見てください。 ※【注意】 ・震災の表現を含みます。 ・あくまで自分の視点からの語りになります。

十年前のあの日から忘れられない、君の笑顔が。 しがない高校生の恋愛短編物語！

私の実体験。広島にいるおばあちゃんから聞いたあの忘れられない話。平和について考えることとなった出来事等を文章にしてます。風化させないために出来ることがないのかと訴えかけたいと思い…

あの日、果たせなかった約束 あの日、助けられなかった命 あの日、伝え忘れた最期の言葉 もう時間は戻せないからこそ、記憶の中を歩き続けて、 もう戻らない時間を、再生し続けて、…